













毎日毎日、寒い日が続く・・・
昨夜も遅くまで飲み会、今日は、町の新年会が12時からあった。 2日続きの飲み会である!!! 公民館はダダッ広く、陽も射さないので寒かった! 真冬日!!!一日中吹雪いていた。 ニュースに依るとどうやら雪が無いのはこの地域だけのようだ!!! サビーサビ~~~大寒波の到来である。
折に触れて昆虫:蟲の生い立ちを書いて来たような気がするが、改めて集約しよう・・・
地球は誕生後46億年という途轍もなく長い年月が経っている。 気の遠くなるような年月だが、生物が誕生したのはかなり、カナリ後の事で、28億年前の時代になる。 この頃、原始藻類が誕生したと言われている。 そして、更に更に後、10億年前、やっと多細胞生物が誕生して、刺細胞動物、クラゲやイソギンチャクの仲間が生まれる。
5.5億年前、ゴンドアナ大爆発後、原始的な生物は大進化を遂げる。 地球大変化によって生物の多様性化が進み、今日の生物の御先祖様が生まれたとされている。 この大変化を“カンブリア大爆発”と呼び、生物進化のビックバンとも言われている…
現存している生物の原型は、このカンブリア紀に出揃った!!!そして、三葉虫の進化が始まる。
4.4億年前、大氷河が地球を覆い、海洋生物の20パーセントが絶滅した。 そして、この頃には、トビムシやコムシ等の昆虫の子孫が誕生している。 3.5億年前頃には、翅を持った昆虫が幾つも現れ飛び交っていたようだ。 その代表は、“メガネウラ”と言うトンボだ!
昆虫大事典に依るとこの時点で蜂の仲間の誕生が見られている… 琥珀等の中に蟻やスズメバチが閉じ込められた物が次々と発見され、この琥珀の生成を地質学的に遡ると、丁度、この時代と言う事になる。
この地球上で初めて空を飛んだのは昆虫であり、この武器を最大限に生かし、後々、大発展を遂げていく事になる。
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2億年前、恐竜の誕生
220万年前、人類の誕生
と、言う流れになる・・・
こうして見て来ると、我々人間共の歴史は、昆虫等先輩動物に比べるとそれこそタチッ子にも及ばない動物である事が判る。
そして、そして、驚く事に、昆虫の種類だけでも数100万種ともいわれ、全地球上の動物の3/4は、昆虫だと言うから恐れ入る!!! 熱帯地方では、まだ、発見されていない昆虫が、沢山居ると言うから恐れ入る。
毎年、夏、安曇野アルプス国立公園で大昆虫展が開催されてるが、昆虫展を見に行くのが楽しい! 夫々が形態学的に不思議な幾何学形状を呈していてその生い立ちを想像しただけでも夢が膨らんで来る・・・
もう、5~6年前になるだろうか?正月、これから先、何億年、生き永らえている動物は?という問いに「昆虫:蟲」だと言う学者諸氏が多かった。 その昆虫は、クワガタムシをデカクしたような厳ついモノだった。
何故だろう? 狭い閉鎖空間で僅かな餌を食べ、変態や休眠と言う得意技を駆使して、激動する天変地異を生き抜けるからだ!と、言う解説だった。 今現在、この世の大発展を謳歌している人間共の姿はなかった。 人間共は、在りとアラユル資源を食い潰し、天変地異に負けてしまったのである。