『 マツ、亡き後・・・ 』

　　　　　　　　　　　　　


孫娘達が来ていて賑やかだ！
朝から「お爺ちゃん！、お爺ちゃん！」と、寄り添って来る・・・　何ともカワユイ孫達である！
今日は、ナイターで松田直樹（マツ）選手亡き後の第一戦がJFLを独走するSagawa Shiga とナイターで地元アルウィンで行われる事になっていた。。。　待ちに待っていたホーム・ゲームである。
今、松本山雅は松田直樹選手を欠き悲しみに包まれている！！！　それ程、マツは偉大な存在だった！！！　　亡くなってその人の存在感が判る！とは言ったモノである。

孫娘に「サッカーに行くか？」と、と尋ねると、「行くに決まって居るじゃん！！！」ときた・・・　　　
ヨ～～～シ、夏休みの思い出に！と、連れ出す事にした。
その為には、先ず、オヤツの買い出しからしなければならない！！！
5歳になる下の娘を連れて買い出しに・・・
子供達の趣向が判って良かった。　ドリンク、パン、それにスナック菓子！　占めて＠4000円程飼い込んだ！

今日の信州は、実に、糞暑かった！！！　動けば汗が噴き出る！
朝から草掻き、ヘボちゃんへの餌くれ！等で2回もシャワーを浴びる程だ！　夕方、また、新鮮な餌をやった。
4時、孫娘を連れて家を出る。　7～8分で着く距離だ。
今日は、松田直樹選手を欠く初日なので、山雅サポーターなら誰でも行くだろう？と、読んでいた。　そして、観客は10000人を超えるだろう！と・・・
献花台には長蛇の列が出来、マツに花を添えるサポーターが後を絶たない！！！　物凄い数だ！！！
席に着き暫くすると雷が鳴り出し、雷雨になった。　　　　
子連れで最悪事態！！！　
慌てて持参した傘を広げる・・・　傘を広げても雷雨は容赦なく叩きつける！！！　その内に尻が冷たくなり出した！　孫娘は「寒い！」と、言い出す・・・　　　
雷雨の中でオヤツやオムスビを齧る・・・　試合が始まる前に総て処理しておこう！と・・・

雨は、益々、強くなるばかり！！！
孫娘達の忍耐が切れ出した。
試合開始前になると、会場は、山雅ファン、サポーターで盛り上がる！！！　先ずは、オラガ町の松田直樹のソング！：チャント（応援歌）「松田直樹、松本の松田直樹、俺達とこの街と、何処までも！！！」から始まる・・・そして、レギュラー・チャントへ・・・　そると、開始時間を10分遅らせる！と、場内アナウス・・・
こういう話は、子連れの時は辛い！！！
そして、又もや！試合開始を午後7時から！！！と、訂正・・・
子供達は嫌気が刺して来る・・・　　騙そう！と、オヤツを買いに出掛ける・・・　どの店も長蛇の列！！！！！　　　　　　　
買い終わった時、7時を回っていた・・・
すると、またもや、30分延期！　午後7時半からだと言う・・・
この間、雷雨は引っ切り無しに降っていた。　西山にデカイ雷がバタバタ落ちて居た！！！　稲光の度、観客から絶叫が！！！！！
オヤツの買い、お金を払おう！と、尻ポケットに手を遣ると、お札はズブ濡れに濡れて居た・・・　お尻はベタベタだ！

7時半、漸く、試合開始となる・・・
孫娘達は、サポーター・ソングにすっかり乗り込み、乗りに乗っていた・・・　連れて来てやった甲斐があった！
マツを欠く山雅は、何となく精彩がない！！！　試合開始間もなく10分、アッサリ得点される！！！　　　　
そして、相変わらずイエローカードが連発させる・・・　眼の基準がヅレテ居るのか？依怙贔屓で相手に甘いような気がした！　だから、その度にブーイングが出る！　何時ものパターンだ！！！　世界基準のホーム・ゲームとは大分様相が違う？　ここに審番団の先入観念の言い伝えがあるのでは？と考えざるを得ない！　　　　
老い耄ればかりの観点ではないだろう？

後半間もなく、滔々、レッド・カード一発退場が山雅に出る！！！　　　
一人欠いてからの山雅は、何時も様変わりする・・・　接戦の末、飯田が頭で合わせる・・・
この頃、山雅は絶頂期にに！！！　猛攻である！！！　クロス・バーを叩いたりで、惜しいチャンスを幾つかも外す！　悔やまれてならない！！！
そして、又もや、レッド・カード！　9 11どう見ても勝ち目は薄い！！！
そして、1点を追加されてしまう！　ガックリきた！！！
9人になってから惜しいチャンスが7～8回訪れた。　が、惜しくもゴールは割れなかった！　

選手のみならず、老い耄れまで疲れがドッと出た！！！
試合が終わったのは夜9時40分を回っていた・・・　孫娘達は、眼がトロッとし出し、サッカーどころではなかった。　

俄か老い耄れ評論家の分析によると、ディフェンスにポカンと間の抜けた時間帯を何時も残す！　そして、パス回しが遅く、且つ、精度が悪い！！！　カウンターを喰らう！
切り込んだ後のバックアップ体制に大きな欠如が見られる！
当分、苦しい戦いが続くと、読んでいる・・・　実に、悔しい！！！　それにしてもマツを欠いた山雅は厳しい！！！　追い詰められている！！！　だから、余分に、焦りが出る！
珍しく、試合終了後、監督が、9890人のサポーターに挨拶をしていた。　Ｊ-2を目指す！と・・・
10000人近いサポーターに満足点を与えるのも、中々、厳しい！　　　　　　　　でも、これだけのサポー－ターに支えられて居る山雅イレブンは幸せだ！！！　Ｊ－2以上のサポーターが居る！　競技場もJFLの他の球団と比べ群を抜いて居る・・・　後は、サッカー思想を如何に換えるかであろう…
マツの根性をこれからも受け継いで欲しい！！！

嬉しかったのは、孫娘達が、豪雨の中にも拘らず手拍子、ゴール後の山雅手拭回しで喜んでいた光景だった！　慌て居て、カメラを忘れたのが惜しまれる・・・