晩秋の「スガレ追ひ」は、難しい!!!
飼い蜂の頃と比べ蜂群が数10倍いや数100倍になっているので、巣が在りさえすれば、大概、、何処でもヘボちゃんが餌に付く! これを初夏の頃の積りで追い捲ると痛い目に合う!!!
500いや1000mは軽く飛ぶので、校庭のような何も障害物が無い真ッ平らな場所ならいざ知らず山あり川あり、高低差が有ってジャングル帯ときたら早々生易しいものではない!
美味しい所は大概遣り尽され、巣が有っても残っているのは難所中の難所という事になる。 こういう所で見付けられるか否かが蜂狂の腕の見せ所という事になる。
老い耄れ爺は、今、こういう所で最大限の脳味噌を使い挑戦している・・・
唯唯、漠然と紙縒り追いをしていても見付かる筈も無い!!!
此処には、研ぎ澄まされた「スガレ追ひスキル」が要求される!!!
最近、疲れが酷いので、ほんの3時間程度山に居るだけで、安全第一を考えている・・・
家を出るのが11時前後、山に着いて餌を撒けばもう昼飯と決めている。 イッペ~遣りながらムスビを齧り、スナック菓子を頬ばれば、もう、戦闘開始。 この間の時間20~30分だろう・・・
これで餌の巡回に入る・・・
餌を15~6個も撒けば、何処かに付いている・・・
これをカラカウ・・・
背番号:色付けは必須の条件。
これで、巣までの距離を知る。
6~7分も掛って戻るヘボちゃんは手を付けない! 仮に飛ばしても方向を見るだけである・・・
だから、「スガレ追ひ」は、5分以内と決めている。 難所で長距離ときたらギブアップ同然。
しかし、何時も近くのヘボちゃんばかりが付くという甘い話はない!!! 言うなれば、今時の残存コロニーを考えれば、5分以上の巣しか残っていないといった方がいい・・・
難所で長距離!、これを仕留めるノウハウがある・・・
詳細は、ヘボちゃんの子孫を絶やす事になるので、書かないが、これを老い耄れ爺得意のQC手法と透かしで詰めて行く・・・
一昨日は「透かし」だった。 そして、昨日は、最高傑作のQC手法を駆使し、3方から詰めるという手を使った。 何せ、50mも一気に昇る飛行を採っているので、スガレ追ひ所ではなかった!
勿論、一人なので、効率は飛躍的に制約される。
見付けたねェ~~~!!!
これは「透かし」ではなかったが、尺取虫で、持ち込み50m、話した所が巣だった!!!
今日は、11時半に家を出る。
1時間も掛る場所で、道中道路工事で大渋滞!!!
着いて餌を撒いたら1時半!!! 例に依って、y流昼飯時間!!!
そしたら、もう来ていた。
飛ばすと、難場中の難場、巨木が生い茂り低灌木で視界が起たない急坂を上って行く。 時間は7分も掛る・・・
超難場故、巣の数はソコソコにあるが、皆こんな感じで、老い耄れ爺一人の「スガレ追ひ」ではどうする事も出来なかった。
でも、得たりとという方角に飛ぶ御仁が居た。 これは頂きだったが、大きな石が積み重なっている自然の要塞の中に!!!
今年は、皆、こんなものばかり!!! 恐らく、見付けたこれ等の巣は、来年の種蜂として残るだろう・・・
しかし、5巣ばかり方角と距離を確認出来たので、後日、Pensaを連れ醍醐味を味わらせてやろうと思っている。 Pensanは、別段、蜂狂でもないが、脚が強く、老い耄れに引けを採らない!!! golfで鍛えている証だろう・・・
3時に切り上げようと決めていたが、オモロイ所に飛ぶ御仁が居て、これをカラカッテいたら3時半を回ってしまった!
後日、最高スキルを駆使して、この超難所を攻略して見たいと思っている。 この挑戦は、蜂狂冥利に尽き、苦難を克服したという醍醐味がある!!! スッカラピンの老い耄れ爺の脳味噌がフル回転する!!! これで、今年の「スガレ追ひ」は終わるだろう・・・
家では、腹を空かせたヘボちゃんが老い耄れ爺を待っていた!!!
もうもう、かなり学習が進んでいて、老い耄れが近付くと餌のお強請りをする!!!
先ずは、砂糖水で落ち着かせる!!!
それから肉質のタンパク源:鶏肝や烏賊、ウグイを与える・・・
今日は、1時間ズレ、遅くなったので、明朝は暗い内からパク付くだろう!!!