『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 組織論・・・ 』

2012-03-05 09:57:11 | Weblog
             


夕方から降り出した雨は、夜半過ぎから雪になった。そして、一面、銀世界!!! だが春の淡雪はドンドンと溶け出している。
昨日は、記憶に残るJリーグ開幕戦に参画する事が出来一生の思い出となった。
オラがチームを思うばかりに苦言を呈した!   

人間夫々に生きて来た道は異なる。 だから夫々の人生があリ面白い。
同じ事象を捉えても人夫々に違った感性を持つ!
老い耄れ爺、これまで、先輩諸氏から掛け替えのない人生の生き様を教えて貰った。
勉学時代の悪餓鬼共、37年と言う長い社会生活、定年後の我道を行く気儘な人生、皆、夫々に教えが伴う貴重な人生航路。

昨日、書き切れなかった「組織」と言う事について、少々、認めて置きたい。
少人数であれ、大人数であれ組織を束ねるという事は大変な事である。
老い耄れも、現役時代、10数人の組織、2000~3000人を超える組織を束ねて来た事があった。そこには、人数に関係なく人間と言う生き物を扱う厄介な問題が、常に、見え隠れしていた。
組織の中のリーダー、皆、夫々に振舞い方は違う。 多くの人間は、組織の中で威厳を保ち、組織の長としてその威厳を振り回して権威を保っている人が多い! 大半はそうだろう?
老い耄れは、これを極度に嫌い、底辺の人間性に迫るリーダーを目指していた。
この世の中、権威に媚び諂う人間の塊である!!! その典型が役人の世界だろう!!!
老い耄れの哲学は、如何にして底辺人間の考えを吸い上げるか!だった。だから、三現主義で現場に出向き、馬鹿を言いながら、叩きながら、相手の水準に落とし事実を聴き出したものだ。依って、底辺人間の苦しみ、悩みが痛い程解る! この癖は、今でも失っていない。

或る時、こんな騒動があった。
中途採用の人間が、10段跳び位の抜擢で、課長職に着いた。 入社後、10日と経っていない!!!
そして、現職の課長が脇に寄せられた!
こんな馬鹿げた話が播かり通ってイイのか?
自分事ではなかったが、上司に喰いついたねェ~~~   
上司は、責任回避弁明に懸命だった! 愚かな上司の顔をマジマジ眺めて呆れ返った。
老い耄れが、一番恐れたのは、組織の乱れだった。一番大事な創成期にこうした珍事はあってはならない!!!と・・・
これまで、お互い苦労して積み上げ、叩き上げて来た仕組みは何だったのか? 

組織の綻びは、こうした、僅かな統制の乱れから生ずる事が多い! 
今、日曜夜11時から韓流ドラマ「イサン」が放映されているが、実に、興味深い!!!
保守主義と言われるかも知れないが、幾ら小さな組織でも、そこには、長年培ってきた計り知れない知恵が蓄積醸成されている。 これを気に入った!イイから!と言って、飛び越えた人事をすると、幾ら小さな組織体であっても、そこには乱れが生じ、モチベーションが下がる!!! 心が離れるという目に見えないモチベーションの乱れだから始末が悪い!!!
これは、必ず、生ずる!!!
スポーツの世界では、これが、アカラサマに現れるから恐ろしい!
老い耄れ爺は、中学生の草野球時代に学び取った。
昨日の、「松本山雅」の選手起用で、これが起きた!!! 瞬間に「ヤバイな!!!」と・・・
スポーツの世界、こういう事をどう処理しているのだろう? 実に、興味深く、両刃の刃、微妙な世界だ!!!
モチベーションの低下程恐ろしい話はない!!!
遣る気のない人間が一人でも噛んでいれば、統制等有って無いに等しい!
だから、老い耄れ爺は、こうした微妙な感情の世界を汲取ったマネージメントに心掛けて来た・・・数人であれ、「山雅」のように31人の小組織体であれ、また、大会社の何百何千人と言う組織体であれ生きた組織を維持するという事は大変な事である。
一人一人の血が通っていなければ、その組織からは宝の山は生み出されない! 今、日本社会は、そう言う端境期に否応なしに引き摺り込まれている・・・

何処からもイイ話が流れて来ない!!! 嘆かわしい日本になり下がった!   

最後になったが、老い耄れ爺が現役時代に使っていた「有事の指揮官10則」を掲げておこう・・・      
①.ネアカである事
②.ボランティア精神である事
③.常に自我を保っている事
④.広い視野を持っている事
⑤.相手の立場で物事を考える事
⑥.決断力がある事
⑦.行動力がある事
⑧.独断専行、トップダウンの指示が出来る事
⑨.情報感覚がある事
⑩.持久力があり、声が大きい事

     『 愈々、J-2開幕!!! 』

2012-03-05 00:16:46 | Weblog
             


待ちに待った「 J リーグ」が、開幕した。
J-1 は、来週からだが、一週間早く J-2 が開幕した。

このブログでも再三再四カキコしてきたように、オラガ街の「 松本山雅 」が、 J-2 に昇格したので、昨年にも増して、関心は上がる!!! そして、日本を代表する名監督:反町さんが就任してくれたので力は兎も角否が応でも期待値は上がる!!!
昨日で、春のキャンプ活動、体力作りは終わり、今日から決戦に火蓋が切られた!!!

J リーグは開幕したとはいえ、まだまだ、寒い日が続く・・・
毎日、並々ならぬ「イワチドリ」のお子守で大変だ!!! 室内に入れた事と、瓶苗が芽を動かし出した為早期の植え替えを余儀なくされた・・・
昼は太陽に当て、夜は、室内に取り込むという日が、もう、1ヶ月近く続いている・・・
大変な重労働だ!
今日、サッカーがアウェー:府中の「味スタ」であった。
開幕戦と言う事もあり、また、J-2 に昇格したという事もあり、見に行く事にした。
76歳にもなる老い耄れが、この熱の入れよう?
知らない人が聞けばチャンチャラ可笑しい話だが、本人にしてみれば真剣ソノモノだ・・・
バスツアー、7時40分発と言うので、5時に起き、室内の暖を取り、お子守中の「イワチドリ」を移動させた。     
これに1時間近く掛る。
そして、バスの発着場に急行・・・

発着場には、三々五々「山雅サポーター」が、集まり掛けていた。
報道によると、5000人は、アウェー券購入済だという・・・ 
奴豪い数だ!!!
    
案の定、バスの発着場には、貸切バスが、8台もあった。 
これが県下各地となると、30台は優に超えていただろう?
立ちションのパーキングエリヤに寄ると、県下からの貸切バスに緑色したウエアー姿のサポーターの人人、人・・・
驚きである。  

「味スタ」に着くと、更に、驚いた。
物凄い人だ!!!
入場を待つ人の列、列・・・列・・・ 1㎞近い列が出来、ここで1時間近く待った。
生憎の天気で、東京は、実に、寒かった!!! 外気温、4~5℃だという。 オマケニ今にも雪か冷たい雨が降りそうな雰囲気!
1時間待って漸く「味スタ」に入れた。
「味スタ」は奴豪く大きな球場!!! 50000人は入場できるという・・・
席に着くと、もう、応援合戦が始まっていた。
ホームとアウェーで席が別れるので、夫々の入場者数が、大間か見当がつく。
入場者が、12500人だったというから、席の按配からして、敵陣:べルディーは4500人位、我町の応援団は、8000人近かった。 
正直恐れ入った。
ホームの人間よりアウェーの人間の方が遥かに多い!!!
信州からのサポーターも多かっただろうが、在京の応援団もかなり居ただろう?
8000人の入場料は、べルディー側に入る仕組みになっているというから、「山雅」様様である???
球場のデカさも勉強になったが、運営の仕組みも、これまた、勉強になった。

試合の方は、02で完敗したが、流石に格上のチームだという事が判った。
それは、
①.パス回しが、確実で、スキルが遥かに格上!!!
②.シュートもソツが無く、枠にチャンといっている。
③.Jのゲームに場馴れしている!!!
そして、何より気になったのは、監督の選手起用と采配!

奴素人の老い耄れがチマチマいう筋のモノでもあるまいが、スターティングメンバーを聞いて「オヤ?」ッと、思った。
日頃、最高のコンディションの選手を使うと聞いていたが、ニュー・フェイスの頭数の多さが気になった!!! その上、数段格上のチームと遣るとういうのに、3-4-3と言う布陣!!!
守備に自信があるのだろうか? 
その上、昨日登録されたばかりというブラジル人をFWに抜擢!!!
正直、こリャァ~駄目だ!!!と、思った。
どんな組織でもそうだが、俄人事で上手くいった試しがない!!! まして球技ともなると、チーム・ワークは、個人技以上にモノをいう!!!
案の定、守備はガタガタで、パス回しなど桁違いに下手糞だった!!!
定評のある反りさんにしては、疑問が残った布陣と采配だった!!!

そして、何より、格下と自己評価しているにしては、戦略が、皆目、見られなかった!!!選手交代も遅い!
これから先、大丈夫だろうか?
サポーターは、一流!!!、サッカー技、2~3流では済まされない!!!
少しでも早い修正が望まれる!!!

「松本山雅」を愛する老い耄れ爺、こんな事を書く積りはなかったが、かなりガッカリした。 
遣るからには、「松本山雅」頑張っているな!!!と、言われる頑張りが欲しい!!!
これは、老い耄れのみならず、遠隔地に8000人乗り込んでくれたサポーター、地元でTVに釘付けになったサポーター諸君、それよりクラブ・選手・スタッフの為にも奮起して貰わねば、機先を制せられる気がする・・・
ヨチヨチ歩きの「松本山雅」、ファンやサポーター、それにスポンサーから見放されるとそこには惨めな結末が待っている。 こんな先輩クラブをサンザ見て来た。
これは、高が、イチ、サッカー・チームに限った事ではない!
この世の中、総て、手を抜くと、其処には、奈落の底が待っている!!! 昨今では、半導体の「エルピーダ」がイイ例だろう!!! 韓国のサムスン等に負けるような企業では無かった筈だ!!! 
それが!!!
そして、昨今の日本政府や行政官庁の運営にも黄色や赤信号が灯っている。

老い耄れ爺は、一事が万事と心得、全力を尽くす事にしている。 そこには、甘え等無い!!!
余りにも情けない負け方をしたので、敢えて、強くなって貰いたい!、よく戦った!と、思われる姿が見えるチームになって貰いたいが為に苦言を呈した。 
来週のホームの試合は、間違いななく15000人近く入るだろう? この連中によくやった!!!と、言わ指せしめたい! これが、クラブの躍進、地域の発展に、必ず、結び付いて行く・・・
多くの反論もあろう!、賛同もあろう?が、色々と考えさせられた日だった!
こんな惨めな思いを抱いたままこの世を去って行くのは忍び難い!!! この世の中を生きて行くという事は、大変な事だ!