毎朝、ネムタイ眼を擦りながらマスターズを見ている・・・ 半分は寝むっている・・・
狭くて長いコース、そして小さくて短く刈り込まれた高速ベントグラス・グリーン、その上、傾斜がキツイ！！！ 一流プレーヤーでも難儀している！
流石名門中の名門、オーガスタだ！！！
石川は予選落ちしたが、片山と今田が頑張っている。
片山は、小型の体、よく鍛錬されスイング・フォームが美しい上に振りが安定している。欧米の大型プレーヤーと飛距離で勝るとも劣らない！！！ ショットが安定しているので、今の所、堂々、上位に位置している。
明日は最終日、頑張ってシード権を捥ぎ取って貰いたい！！！
オーガスタの呼び物は、歴代の優勝者は自動的にエントリー出来る。
優勝者に与えられた特権！！！
その中に、ゲイリー・プレイヤーとファッチー・ゼラーが居た。
プレーヤーは、確か、2度優勝している南アの名プレーヤー、ファッツィーは、初出場で優勝を捥ぎ取ったユニークなプレーヤーだ！！！
二人共ｙの世代のプレーヤーで、よく存じ上げている・・・
じゃが、依る年には勝てず、今回でトーナメントから外れる事となった。
この二人、別々の組で回っていたが、上がり18番ホールに来た時、物凄い Standing ovation に迎えられた！！！ ファッツィーはサングラスを掛けていたが、この歓喜に涙していた・・・年をした所為か、お腹は、ポンポン、所謂、メタボ・・・ でも相変わらずのゼスチェアーを振り撒き、観客を虜にしていた。
一方、プレーヤーは、相変わらずの昔ながらの黒装束？、ｙと同じで、やや前屈み、飄々と歩き、立ち上がった観客に万雷の拍手で迎えられていた。
実は、20年程前、Portland Golf CC で、フレッドマイヤー・ゴルフ・トナメントの折、プロ・アマに出た事があり、この人達に教えて貰った事があった。
ファッツィーやプレーヤーの外に、ニクラウス、パーマー、青木、トム・ワットソン、フレッド・カプルス、ポールエイジンガー、ジェイコブソン、マーク・へイズ、若くして飛行機事故に遭ったペン・スチュアー等錚々たる名選手が居た。
だから今日のゴルフ界を築き上げてきたこれらの名選手を見ると今でもゾクゾクして来る・・・
彼等はオーガスタの常連！！！、だから年を取っても懐かしい！！！
今でも忘れる事が出来ない。ファッチーとワトソンは、無二の親友らしく、ワトソンがティーショットをする時、ファッツィーが玩具の蛇を上げ出し、観衆一同と大笑いしていた事があった。それ程の仲良し？
一時、ファッーチーは、タイガーの台頭に毒舌を吐き、嫌われた事があったが、元々は陽気なヤンキーだ！！！ この彼が感極まって涙しているのを見て、此方もクスン？ときた・・・
Standing ovation は、欧米では、名選手や優勝者に贈る賞讃の表現・・・よく見掛ける光景だ！！！
プレーヤーとファッチィーへのそれは別格のもがあった。プレーヤーはオーガスタで50年間も連続出場して来たと言うから凄い！！！ 観衆のこの Standing ovation！！！、 自然に出た当然の行動だったんだろう・・・
笑い話がある！
先のプロアマ戦でマーク・ヘイズと言う超紳士的なプレーヤーと回っていた時の事である。
ｙ、220～30ヤードあるショート・ホールで、＃4ウッドでティーショットをした。
緊張の余りボールは大きく左に逸れ、グリーンから20～30ヤードの林へ・・・
ヨヨ・・・ヨーーー ＯＢか？
その数秒後、ボールは大きく跳ね上がり、グリーンに one on ！！！
グリーン・サイドから大喝さいが起こった！！！ 大騒ぎである！！！グリーンまで行く際、このｙに、小学生位の僕ちゃんがサインを求めて来た！！！
勿論、ゴルフ中にサインなんて初めて！！！ 快くサインしてやった。
そして、グリーンに近づくと、観衆は、ｙの為に standing ovation を・・・
チョット恥ずかしかった！！！ 何か？石ころに当たりマグレでの one on ？
アハハ・・・ でも、one on は one on ジャイ!!!
マスターを見ていて、プレーヤーやファッチィーを見る事が出来、また、思いがけない Standing ovation を見るに付け、自分のそれと重ね合せて見た？
アメリカの観客は、国籍、老若男女、プロ・アマを問わず、いいプレーをした時、拍手とStanding ovation を送ってくれる！ 本当にマナーのいい国民だ！！！ 勉強になった。画像は、ペイン・スチュワート等高名なプロ・ゴルファーから貰った記念サイン入りの帽子。。。 ｙの宝物だ？