今年の蜂放活動が終わりホッとしている・・・と、同時に一抹の寂しさを覚える・・・
今日は、休眠女王蜂管理と蜂放の総括を考えて見たい。
昨年は近年になく大量の交尾女王蜂を捕獲し、悦に入っていた。ジャガ、今年は何時になく寒暖の差が激しく、2/末~3/上に掛けて夏日のような日が続いた…
実はこう言う異常気象、“ヘボ”ちゃんの休眠にとって困るのである。
蜂放時期を迎え、保管箱を開ける度に溜息が漏れた! これまで経験した事もない数の死亡が確認されたのである。
予測される原因として、
①.俄仕立ての交尾小屋、サテアンの内張り寒冷紗の隙間は塞げたものの、いざ、飼育箱を入れると働き蜂が寒冷紗を潜り抜け、寒冷紗とガラス囲いの間に入り込み身動きが出来ず、予想外の死を招いた! これは、中に居る幼虫、新女王蜂や雄の餌不足を来した? 詰り、餌不足の女王蜂を確保した?
②.交尾蜂が採れ過ぎ、管理箱:グリーンボックスは超過密状態のギュウギュウ詰め、カンカン氷の大型ペットボトルでも容量不足を来したと思われる?・・・
保管箱に入れた落葉の齧り具合が証明している・・・ これで無駄なエネルギーを費やした?
③.それに、予想外の異常気象? 2/末~3/初、真夏日のような日が何日も続いた。 グリーン・ボックスに入っているとはいえ、誠に具合が悪い。 管理箱内温度上昇につながった。②と絡め、交互作用が働いた?
蜂放時期を迎え、予想外の女王蜂死亡を現実のものとして認識し 愕然とした。
生存率70パーセントを下回っていたかも知れない?
こんな経験は初めてである!!! 悲しいやら、恥ずかしいやら!!!
日頃デカイ事を言い放つ爺~、暫くの間ショゲテいた。。。 が、ショゲテばかりおれない!!! 過去の反省で上記のような推測を・・・
して、これは、今年の女王蜂捕獲作戦に繋がるのだ。
今年も20000匹を考えている。
が、策がある!!! 我が家の女王蜂管理箱の限界は、グリーン・ボックス5個がマックスだろう・・・ 兎に角、場所を取るのである。 その上、氷造りもままならない! 一度に大量のカンカン氷ペット・ボトルが必要になるから・・・
策とは、過って交尾蜂を捕獲する端から野外に放した年があった。 これは予想外にも翌年の営巣率がよく、3パーセントを超えていた・・・
で、この両党使いを考えているのである。 20000匹と雖も、グリーンボックスは悠々! 今年の半分で済む? 内部温度管理も楽になるだろう?
言うなれば、半分、秋に撒き、残り半分を休眠させ、蜂放するという訳である!!! 両者の比較も出来る。 越冬の楽しみも続けられる・・・ 勿論、蜂放は最大の喜び! 今年のように蜂放写真がフンダンに撮れる・・・
昨年から今年に掛けて、色々とハプニングがあったが、こんな総括をしてみた。。。