不謹慎な話をしますので嫌な方はスルーして下さい。
福建省とか広東省が水害で大変のようですね。広東省などは数カ月前まで干害がどうのこうのと言っていたのに、雨乞いのし過ぎでしょうか。今度は雨不利杉。
南部では洪水なんですけど江蘇省あたりでは相変わらず水不足。北京でも猛暑の影響で1日当たりの水消費量が新記録達成とか。全く中国は広いものですねえ。
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毎日中国国内メディアをチェックしていますと、一種の職業病(私はアマですけど)といいますか、死者数に麻痺してくるんですよね。あくまでも中国に限ってなんですけど。
炭坑事故とか交通事故で死者2桁は当たり前、2桁行かなかったら「何だいショボい事故じゃねえか」くらいに思えてくるのです。だって私が記事を漁るごく狭い範囲でみても、犯罪は別として、毎週100人は確実に不慮の事故で死んでいます(実際にはその倍くらいあるでしょう)。麻痺しない方がおかしいくらいです。
この間も定州で暴徒が農民を襲撃する事件があったでしょう。6死48傷。農民が現場に何人いたかは知りませんが、暴徒1個中隊を投入してこの程度の戦果では、やっぱり支那人は戦争下手すぎ、と思ったりします。武装警察や防暴警察のように、暴動で民衆に防戦しつつの反撃ならわかりますが、黎明の奇襲戦という一方的なシチュでこれですから。
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今回の水害では死者が500人を超えました。ようやくサマになってきたという感じです。
純粋な天災ならともかく、どうせ天災+人災でどちらの要因が大きいのかわからないのですから、日本もあまり援助金などはずむ必要はありません。胡錦涛の足元の地べたに百万円くらい投げてやればそれでいいのです。
高速道路でさえ手抜き工事でひどい路面状態なのですから、万一に備えた堤防や土砂崩れ防止工事などは推して知るべしです。今回は洪水の通報を受けてからの対応が遅くてクビになった地方当局の責任者がいましたが、そういう手落ち(人災)だっていくらでもあるでしょう。ほらこの間の黒龍江省の土石流事件のように、です。
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でも本当に怖いのは天災か人災かわからぬ水害が引いてからですよね。
例えば広東省、もう工業廃水などで土壌自体が汚染されていて、畑からとれるのは重金属野菜。毒まがいの農薬を使っているか否か、という以前に土が汚染されていて根っこから毒が摂取されている(だから野菜をいくら洗っても無駄)……てなくらいですから、河川の汚染度は言うまでもありません。工業・生活廃水による珠江デルタ地域の水質汚染は以前から問題になっています。
その汚染された水が街路に流れ込んで床上浸水状態にもなっているのですから。水害よりその後の方が怖いです。奇病百態、ということも起こりかねません。もっともよほどの規模で患者が出ないと報道されないでしょうけど。
ま、今まで(今でも)GDP信仰で上から下まで効率無視の量的拡大に狂奔してきた訳ですから、災害に備えた事業など後回しにされてきたのでしょう。
それより農地を収用して開発区を作り、外資をどんどん導入しろと。そこに住んでいた農民には雀の涙ほどの補償金(もちろん農民の手に渡るまでにあちこちで着服されています)を渡してどこにでも勝手に行けと。あるいは荒れた土地を指定してそこへ移転しろと。もちろんその過程では地元党幹部の懐が大いに暖まるような不正がまかり通っています(◆)。
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昔の日本だって高度成長の陰に公害問題が存在していましたけど、並べて論じる訳にはいかないでしょう。現代には現代の経済発展に関する世界基準というものがあります。30年前40年前と同じことをやったら許されないのです。
自業自得ですね。「二百年に一度の豪雨」などと中国国内メディアでは報じられていますが、それは責任逃れというものです。天意かくの如し。無理に無理を重ねた歪んだ成長モデルはこういうところでボロが出ます。抗日なんたら60周年記念とはいえ、さすがに水害まで日本軍の仕業にはできないでしょうから(笑)、せいぜい善後策に頭を痛めて下さい。
……ああ考える必要はありませんでしたね。地元責任者のクビをすげ替えて、温家宝首相がウソ泣きしてみせればそれでいいのです。それが中共政権がいうところの「以民為本」、いわゆる「民の為の政治」ですから。
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【余談】前回書いた陳情者(上訪人士)を警察が片っ端からとっ捕まえてどんどん故郷に送還する、これも「以民為本」の一環なのでしょう。奥が深すぎて私には理解できませんけど(笑)。前回のニュースの真偽はともかく、そういう陳情者狩り(法的根拠なし)はごく日常的に行われています。
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<七色に光り輝く、中国の美しき河川>
赤
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/03/2005032223021.jpg
黄
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/03/2005032223022.jpg
青
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2003/11/2003110613332.jpg
白
http://www.nissaku.co.jp/geo/geonote/05/img/051803.jpg
緑
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2003/07/2003070711022.jpg
茶
http://www.people.ne.jp/2004/07/12/0712-1-1-220.jpg
無
http://www8.epochtimes.com/i4/2003-5-16-450-szlz-2d10.jpg
紫
http://www.lwlsw.com/hhwsw/huaihe004.jpg
勢い余って落ちて人柱ならぬトラック柱になった映像に涙を誘いました
ところで最近でも人民解放軍の水害対策十八番。
堤防爆破はやっているのでしょうか?
あの映像を初めて見た(NHK特集だったかな?)厨房な頃
国土の広さと中共の非情さを痛感いたしました
そんなの旧日本軍が廃棄した化学兵器から
毒ガスが漏れ出して云々になるのがデフォ
だと思っていたのだが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050625-00000000-san-int
興味深くエントリーを拝見しております。
お忙しい中、貴重な情報を提供していただき感謝しております。
昨日京都は35℃、身体がついて行きません。
水を司られる神社、下鴨神社(正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))をご紹介いたします。
官幣大社の首位におかれ、国と国民のための祈願を日々おこなっていただいています
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/index.shtml
京都が千年の王城の地であったのは地下に「京都水盆」と呼ぶ琵琶湖に匹敵するほどの大きな水がめが存在したためともいわれております。
隣に琵琶湖があり水の豊富な地に生まれ育ったことを幸運に思っております。
切りが無いくらい各地で自然災害が発生し、毎度のこととはいえ、年々酷くなっているとしか思えません。
追跡報道がなかなか出来ない国とはいえ、第一報が出やすくなっている状況が定常化しつつある様な気がします。
報道管制が敷かれていること、そして今年はさらに厳しい官製が引かれ、また反日世論の形成も持続的に行われている状態でこういう記事(天災・人災・弾圧)が流れてくるということから、中国国内の惨状は中共現執行部の抑えが言っているほど奏効していないという印象を感じます。
一方、軍部の動静をうかがわせるもので、今日の産経に潜水艦の乗員と記念写真に収まる江沢民の記事が載っておりました(なかなか立派なお出迎えを受けたようです)。映像は4月22日に投稿されたものだそうです。潜水艦はSLBMを発射したものと予想されています。HPのURLは記載されていませんでした。
少なくとも執行部が軍を押さえ党の動きをまとめようとして血眼になっているとき、江沢民は我関せずという感じで軍人さんと記念写真。困った人です。
こんな問題が頻発しているのに、あまり日本のマスコミは報道しませんね。イギリスも日本も公害がひどかったのですが、中国はそれこそ「歴史に鑑み」公害を防止する努力を怠ったのでは救いようがありません。
もっとも彼らは日本からの援助を当てにしているので、努力しないのかも知れません。共産党が「土豪劣紳」になっている現状を中国政府はどう見ているんでしょう。
「日本企業が対策を講じなかったからだ、謝罪しろ!」
とか有る事無い事世界中に、特に民度の低い東アジアに言い触らしそうで怖いですね。
(最初は大ウソを解ってても得意のン十年粘着布教活動で真実を曖昧にされそう…)
「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」
と言ったのは記憶に新しいと言うか永遠に風化しないナイス決めゼリフですが。中国の思想的にはどうなんですかね、たしか似たようなと言うかそう言った思想の本家本元だったような。
【海外】水不足の北京に届くのは汚水? 「南水北調」巨額水利プロジェクト
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119707697/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050625-00000000-san-int
( ´,_ゝ`)プッ
報道管制がざるに近いということから、いろんな情報が出てきていますが、看中国ででていたもので、北京郊外の線路の爆破事件が6月19日にあったようです。
ttp://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/6/26/118696.html
どうも北京では初めてのテロとのようなことが書いてあるようですが、懸賞金が10万元となっています。続報が出るかは分かりませんが、爆破状態が具体的です。
お知らせまで。
というわけで、もし政権が変わっても気をつけなくてはいけません。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119782207/
【中国】広東省広州毒ガス事故、日本外務省が旧日本軍遺棄兵器が原因と断定[050627]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119800111/
【中国】北京五輪スローガン発表 「一つの世界 一つの夢」[06/26]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119795796/
【国内】『東京裁判の「A級戦犯」は全員無罪』”パール判決”の意義を刻む顕彰碑が靖国神社に建立[06/26]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119783621/
【中国・経済】人民元改革にEU代表「いつ、どうやるかは中国が決めること」[050626]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119793963/
【靖国神社】「アジア中の怒りの的」…USA Today が見開き特集[6/25]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119682134/
【国際】中国No2、首相の靖国参拝中止を日中議連会長に要請
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119801756/
【政治】中曽根氏 新追悼施設に反対 「靖国寂れる」「首相参拝は国益損なう」「東京裁判認めず」
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119756038/
【靖国神社】東京裁判「全員無罪」主張したパール博士の業績をたたえる顕彰碑が境内に建立
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119765667/
【国際】米国の好感度、11カ国で中国に抜かれる・民間調査
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119687721/
全くです、あの民あってのあの国(党?)ですから。
・・・まぁ崩しておくに超した事はないですけど。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1d/ec187697090174852e1a99aa2bb88dd6.jpg
>全くです、あの民あってのあの国(党?)ですから。
歴史的に前支配者を否定するところから始めるのが中華思想ですからね。政権が変わっても
継続性などこれっぽっちも無いのが普通でしょうから、改善するかなんて期待する方が…
ただ、同士討ちモードになったら長いだろうな。
三国志で約100年、春秋戦国時代で550年もやりやってましたからなあ。
資源面で既に某天然ガス田で強奪(?)を実証してますからね。
(ホント相手が日本じゃなかったらだったら紛争になってるのに)
時間の問題です。
>ただ、同士討ちモードになったら長いだろうな。
隣国に与える影響を考えると世界平和の為にもそれを願わずには…。
彼等には内部で色々上手く消費してもらいたいです。
連中に外交させる余裕を与えないのも一興。
(今は表向きにそれが無いから日本が代理悪にされてるし)
・・・。
ホント御国柄が出ますなぁ、流石は一党政権国家。
国内スローガンの間違いだろ?
http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20050626#p1
あなたのことです。コメントについて、情報提供は有り難いのですが、
胡錦涛は対日融和派
ではないそうです。
ttp://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20050626#p1
の一言で済まされては迷惑というものです。それはリンク先の意見を丸投げしているだけであって、
「ではないそうです」
では、あなたの見解や感想を代弁しているのかどうかもわかりません。あなたはこの問題につきどうお考えですか?それがわかりませんと当方としても返事に困ります。
胡錦涛が対日融和派でないという御意見なら、それなりの根拠なりを示して頂きたい。私は胡錦涛を対日融和派とは考えていませんが、中国の第一線にいる政治家の中では対日強硬派ではない、ということについていくつかの事例を示すことができます。「対日強硬派ではない=対日融和派」ではありません。
それともこれも自称「Unknown」さんお得意の一種の嫌味なのでしょうか?それなら論ずる価値もありませんので、原則に拠って放置プレイということで。ええ、私を「放置」です(笑)。
>>@さん
情報有難うございます。これ前にも見ましたけど言葉を失いますよね。こういう水を水源として水道に充てている場所もあるのでしょうから……。
だいたい上海のペットボトルの蒸留水(とミネラルウォーター?)の4割が衛生基準に達していなかったとか。
>>2005-06-26 01:19:00のUnknownさん
>うがっ・・・緑の河川がエグすぎ・・・。
これはもう水ではないですね(笑)。「七色に光り輝く」という主題にはもとりますが、「黒」が抜けているのが残念です。黒といえばまさに漆黒だった上海の蘇州河、もう浄化されたのでしょうか?
>水害といえば去年は、決壊した堤防を修理しようと土砂を積んだトラックが
>勢い余って落ちて人柱ならぬトラック柱になった映像に涙を誘いました
そんなことがあったんですか……。人民解放軍は今回も出動して堤防強化に奮闘していたたようです。
あの長江の水を北京に引っ張ってくるプロジェクトは、もはや面子だけで進めているようなものですね。水源はすでに汚染済み、途中でも汚水廃水が流れ込んで、北京に届く水は七色の輝き(笑)。で、そのプロジェクトのために水道代を値上げされる北京市民は可哀想ですね。
「京都水盆」というものがあったとは知りませんでした。大都市は基本的に消費人口が中心ですから、やはり食糧と飲料水を提供する後背地が必要なんですね。中国にはその条件を満たしていない大都市が多すぎる……というよりやっぱり人大杉でしょうか。
1読者さん、いつもコメント有難うございます。
>切りが無いくらい各地で自然災害が発生し、毎度のこととはいえ、
>年々酷くなっているとしか思えません。
同感です。それから人災要因が強まっていることも見逃せないと思います。御指摘のように、管制を重ねても様々な情報が流出してくるのは、記者や地下組織の努力もあるでしょうが、第一に中共のシステムなり規律なりが弛んできてしまっていることがあるかと思います。統治システムもいよいよ疲弊してきているのかも知れません。
江沢民がまたぞろ動き出したというのは重要ですね。4月22日というのも反日騒動の渦中でしたから興味深いところです(全人代はサボったのに)。昨年の四中全会で党中央軍事委主席から引退した江沢民が、腹心の曽慶紅をこの組織に滑り込ませられなかったことで私は江沢民を「甲斐性なし」と決めつけましたが、当時より勢いが回復しているのでしょうか。しかも軍部と記念写真。うーん。
鉄道爆破事件は国内でも報じられていました。懸賞金10万元のことも。当局がそこまで躍起になるぐらいですから、やはり反政府活動なのでしょうか。
90さん、いつもコメント有難うございます。お仕事の方が色々大変ではないかといつも案じております。
経済発展による公害問題は恐らく中央の関連部門では認識されていたと思います。ただ各地方政府はGDP目安で成績が決まるということで血眼になっていましたから、環境問題のような「余事」には聞く耳を持たなかったのではないかと。
大体今年に入ってからの経済成長率などをみても、中央によるマクロコントロールがあまり機能していないように思います。中央vs地方の目下における最大の対立軸は不動産問題でしょう。各地方政府は地元のデベロッパーと結託して荒稼ぎしているようなので、それにブレーキをかけようとする中央の言うことをなかなか聞かないようです。
中央の統制力が弱ったのに一党独裁、というのは御指摘の通り「土豪劣紳」を生むことになりますね。
>こんな問題が頻発しているのに、あまり日本のマスコミは報道しませんね。
全くです。「七色に輝く……」を持ち出すだけでインパクトがあるんですけどねえ。まあマスコミは何かと規制が多いですから、あと5年もすればブログや巨大掲示板などが報道媒体としては力を持つようになっているかも知れません。
5年後ですか。中共がまだ一党独裁を続けていられるのかどうか……2010年まてに動乱めいたものが起きる可能性が高いとは国家発展改革委員会のレポートも指摘していましたから、どうなっていることやら、です。日本企業のせいにするくらい余裕があればいいんでしょうけど、どうですかねえ。
ひろぽんさん、コメント有難うございます。
司馬遼太郎の『韃靼疾風録』でしたか、主人公の日本人が中国人の儒者と会話する場面がありまして、
「王朝は天意によって代わるのか」
「そうだ」
「民以食為天(民は食を以て天となす)という言葉があるが」
「俗にだが、そう言われている」
「つまり食を保障できなくなった王朝は天意によって滅びるということか」
と問われて儒者言葉に詰まる、といったやり取りが出てきたのを覚えています。
中共政権はどうなるのでしょう。私はいきなり分裂するという仮定にはリアリティを感じることができないのですが、取って代わる強力な野党が存在しない以上、ブスブスとくすぶるように中共の統制力が弱まっていき、同時に他国の介入などもあってバラけていくのかなあ、と考えたりします。
とおりすがりさん、コメント有難うございます。
中共政権が崩壊するとき、果たしてそれに代わる受け皿があるのかは疑問です。むろん受け皿があろうとなかろうと、御指摘のように「今よりましになると言う保証がない」ことは間違いないと思います。
まきさん、コメント有難うございます。
中国は広くても人大杉なのと耕地になる土地が乏しいこと、それに年々進む開発と砂漠化で1人当たり耕地面積は世界平均以下なんですよね。国内ではもうどうにもできないですから、やるとしたらシベリアあたりに合法移民の形で屯田兵めいたものを送り込むことでしょうか。
農地が足りない上に水不足でしかも汚染が深刻、加えて人大杉でその民度も低い。救いようがありません。
御説の通りです。政治的・軍事的不安定が生じる可能性があるものの、現状に比すれば、崩しておくことに越したことはないと思います。
この人の檄文も読みましたけど、現実認識に疑問符、という印象でした。政治制度改革とか民主化とか、そんな悠長なことをしていられる社会状況でしょうか。しかも現在以上の軍事政権で民主化志向、というのは痴人の夢でしかありません。
ただこの人の背後に強力な政治勢力がついている訳ですから胡錦涛もおいそれと手出しはできない。というかすでに対日外交(というより実は台湾問題)では主導権を奪われてしまっているようですが(笑)。
>ただ、同士討ちモードになったら長いだろうな。
>三国志で約100年、春秋戦国時代で550年もやりやってましたからなあ。
優駿さん、それです。まさにそれです(笑)。
領土拡大は確かに資源目当てでしょうね。対日強硬路線で突っ走るならとりあえずは東シナ海ガス田でひと悶着というところでしょうか。小泉首相が「八・一五参拝」をやって反日デモが起こるかも知れませんが、あれはつきつめてしまうと国内問題(政争の表現)ですから。
>北京五輪スローガン発表 「一つの世界 一つの夢」・・・。
>ホント御国柄が出ますなぁ、流石は一党政権国家。
>国内スローガンの間違いだろ?
正に然りです(笑)。
>……というよりやっぱり人大杉でしょうか。
人大杉と思います、室町時代までは日本は1000万人程度、支那は6000万人程度で推移しておりました。2002年統計で各々1億2700万人、12億8000万人。13倍対21倍。人増杉。ハーメルンの笛の音が聞こえてきそうです。
ローカルなネタで申し訳ありません。
大阪の造幣局(大阪駅東2KM)で働いていた方から次のようなお話をお伺いしたことがあります。
近くの淀川の支流で戦前いなかった(何年前までいなかったかは不明)鮎が戦後数年はバケツですくえるほどとれたとのことです。。
ご存じのように大阪も終戦間際の大空襲で焼け野原となり疎開などで人口が激減しました。
生産活動や人口が少なくなれば自然は戻り、住みやすくなります。
京都水盆の続きで。京都の北部で降った雨は下鴨神社のあたりから、平安京最古の庭園である神泉苑をへて一方は酒造の伏見へ、もう一方はサントリーの工場のある山崎へ。いずれも美味しいお酒に行き着きます。
京の水の道を散策されるのも一興かと思います。
確かに大使館被害に謝罪しなかったり、呉儀をドタキャンさせるくらいでは対日強硬なんて言えませんよね。
前代未聞ではありますがw
御家人さんのいう「強硬派」はどれくらい強硬なんでしょう。
4月の反日デモ以降だけを捉えたところで見えてくるもの・得るものは実に少ないです。大使館被害への謝罪は過去に中共政権が如何なるシチュエーションで謝罪したことがあるか、そもそも謝罪自体を行ったことがあるのかを調べてみることが先決です。
呉儀のドタキャンは政争(第2ラウンド)が始まってからのことと私は認識しています。その状況下で生起したことのみを以て胡錦涛が対日強硬派かどうかを判断する、といったような真似は私にはできません。
●胡錦涛の御用新聞である『中国青年報』が常に行き過ぎた反日への火消し役になっていたこと
●昨秋の胡錦涛政権スタート当初から日中首脳会談までは逆に反日言論に強い統制が加えられていたこと
●胡錦涛の対日外交が現実路線という点で総書記就任以来ブレていなかったこと
これらは胡錦涛がいわゆる対日強硬派と一線を画していたことを示すものです。ただこれは日本側が土下座外交を続けてくれることが前提になっていたものだと思います。意外にも日本側がそれを捨ててガチに近い姿勢となったことで目論見が崩れ、その崩れを対日強硬派に叩かれるようになっていったのだと思います。
●ODA打ち切り論
●李登輝氏訪日
●死去した趙紫陽氏に対する事蹟評価の問題
●日本による尖閣灯台の国有化
●日米2プラス2
対日強硬派はこれらの機会に次第に台頭し、ついには反日デモで胡錦涛に政争をしかけるに至ったと私は考えています。それに対し、胡錦涛及び『中国青年報』が最後まで反日の火消し役に徹したことでそのスタンスは明らかだと思います。
政争の一表現として対日強硬派から出されたと思われる劉亜洲の有名な檄文は御覧になりましたか?現役将官があのような文章を民主化活動系サイトに掲載すること自体が異例中の異例ですし (しかも反日デモ華やかりし4月半ばです)、胡錦涛への不信任をチラつかせていることは読めばわかります。
揶揄ってみても得られるものは何もありませんよ。
それより私の見方を問う以前に、まず御自身の見解を明らかにされたら如何でしょうか。
とりあえず、少なくとも昨年8月初めあたりからの政局を綿密に跡づけてみること。話はそれからです。
ですからコメントは難しいです。
それを言うなら、江沢民体制の政局も綿密に跡付けないといけないんじゃないですかねぇ。98年に歴史問題を語りすぎて失敗した江沢民訪日をうけて2000年の朱ヨウ基訪日のころには随分、対日融和的な政策を出してましたよ。
日本を刺激しないという方針はこの時から固まってました。江沢民は中国で小泉首相に二度会ってますしね。いま、小泉首相が訪中したら胡錦濤は会うかな~?
軍の胡錦濤に対する反感は02年には始まっていて、対日関係とは直接の関係はないと思いますね。劉亜洲の檄文も日本を肴に中国の富強を目指すという中国人の作文によくあるパターンですな。主目的はあくまでも中国の富強。
そもそも、これが本当に劉亜洲によるものだっていう証拠はあるんですか?
主題を逸らされては困ります。胡錦涛の対日外交におけるスタンスというテーマを提起されたのは自称「ああ」さん御自身です。
揚げ足取りをする前に、まずこのテーマに関して御自身の見解を明らかにすべきでしょう。
それができないなら先日申し上げた通り放置プレイということで。ええ私を放置して下さい。
>ここで趙氏は、そもそも胡錦涛は「対日新思考」が取りざたされた頃から歴史問題と台湾問題という「二原則」の堅持こそが日中関係が成り立つ政治基礎であるという姿勢を明確に示しており、彼はもともと対日融和派なのだという見方を一蹴する。
対日新思考といえば2002年ごろ。あれを発表したのは確か江沢民に繋がる(御用)学者ですなあ。確かに胡錦濤はこのときからブレてないかも。
胡錦濤の外交スタンスは睦隣外交=近隣諸国重視で、中国は歴史伝統的に隣国と平和に共存してきたと主張してるが、日本に対してだけ歴史問題と台湾問題と尖閣問題の解決という条件付きだが、ベトナムやインド、ロシアにはそういうことは言ってない。
だいたい、胡錦濤の現実路線と言いながら
>ただこれは日本側が土下座外交を続けてくれることが前提になっていた
つーのはずるいんじゃないですかね。日本に土下座が行こうさせるのって強硬派のやり口じゃないんですかねー。
○土下座外交
です。
情報源のリンクをコピペするだけの方々にはその好意だけは受け取って、別に無理してこちらから触れなくてもいいのではないかと思います。
おめーらと同じ夢なんざ見たくねえ!
そこはかとなくイマジンのパクりか?
うげって感じですね
ちなみにナチスのスローガンは
「一つの民族 一つの国家 一人の総統」
でした。
やはり開会式では獅子舞や竜踊りがあって
古今の英雄偉人パレード(チンギスハーン含む)のあと悪逆な日本兵が大暴れするのを
共産党様が退治して最後はロケットが飛んでくみたいなベタベタ演出で行くのでしょうか。
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