土曜日ですから気楽にいきましょう。上海で官民衝突です。……って当事者にとってはのっぴきならない事態なのでしょうが、こちらは幸い外野席(笑)。ただ個人的には他人事でないような気もします。
事件が起きたのは11月26日の夜、舞台は上海市閔行區・�町路の万科というところ。報道では「万科假日風景小区」となっていますから緑地とか自然公園風の上海市内にしては環境のよさげな場所にマンションなどが建ち並んでいるのでしょう。地理に詳しい方の情報提供に期待したいところです。
「お前上海に留学してたくせに」とか言われそうですが、あの辺りは大学から遠かったので私は足を運んだことはありません。興味を引くものもありませんでしたし。
それより当時は天安門事件で終息する民主化運動が盛り上がっていた時期でしたから、私も毎日喜々としてデモ隊に加わったり仲のいい中国人学生に引っ張り込まれたりして市内各所を練り歩いたりしたものです。
でもやっぱり閔行區の方に行った覚えはないですねえ。デモをかける対象がないので行く必要がなかったのだと思います。江沢民の家には行きました。もちろんお呼ばれしたのではなく、みんなで夜中に勝手に押しかけて門前に座り込んで騒いだのですけど(笑)。
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で、その「万科假日風景小区」の官民衝突。事件の発端は昨年(2006年)8月、「高圧線を張る工事を行う」という話が降って湧いたように、いや当局から有無を言わせぬ上意下達式で住民に通知されたことによります。
高圧線はビリビリ55万ボルト。電線を張るなら当然ながら高圧鉄塔も建ちます。しかもこの高圧線が住宅や学校のすぐそばを通るということで、地元住民、まあマンションの入居者らが一斉に反発しました。
●景観を損ねる。
●高圧線から発される電磁波が健康に影響を与える。
というのがその理由です。そりゃ自然公園みたいなところにドカンと高圧鉄塔を建てられたらたまったもんじゃないでしょう。高圧線の電磁波が人体に与える影響については小児白血病を誘発するという指摘があります。この事件を現地で取材した法輪功系反中共ニュースサイト「大紀元」によると、入居者は記者に対して、
「世界保健機関(WHO)の最新調査でも電磁波の影響で心筋梗塞やガンや糖尿病を引き起こすとされている」
と語ったとのこと。真偽は不明ですがなかなか勉強しているようですね。
●「大紀元簡体字版」(2007/11/27)
http://www.epochtimes.com/b5/7/11/28/n1916242.htm
この記事に飛べば現場写真がわんさか張ってありますので是非御覧あれ。
マンションのすぐそばに建設途中?の高圧鉄塔がドカンと鎮座していたりして、電磁波は別としてもこんなことされたらそりゃ誰だって嫌でしょう(笑)。1年前から引きずっている問題ですから横断幕や垂れ幕を張るなど住民側も健闘しています。……いや、むしろこういう行為を平然と実行できるあたりに、一党独裁とはいえ統治のタガが以前より相当緩んでいる、とみるべきかも知れません。
ちなみに、内容をかなり端折ってはいますが日本語で大略を読むこともできます。こちらです。
●「大紀元日本語版」(2007/11/30)
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/11/html/d71877.html
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さて住民たちは団結して反対の意を表明したのですが、そこは問答無用の一党独裁政権。強制的に工事が開始されて住民がそれを妨害したり、抗議のために役所に赴いた住民代表が警官に殴打されたり(11月18日)、とお決まりのパターン。工事が進まないことに業を煮やした電力会社が今度は平日の昼間、住民の多くが出勤している時間帯を狙って抜き打ち工事という挙に出ました。これが11月26日のことです。
それを知って怒り心頭の住民たちは同日夜8時に100人が音頭をとって抗議集会を開催。ピーク時には1000人以上が参加する盛り上がりをみせました。
ところが、その余勢を駆って住民たちがデモ行進に繰り出すべく�町路に出たところで出動してきた防暴警察(機動隊)と正面衝突。人数に優る住民側は即座に鶴翼の陣に展開して機動隊を包囲殲滅すべく……と書きたいところですが、あの広東省汕尾市の百戦錬磨の村民たち、いわゆる「中国最強の武装農民戦闘集団」ではありませんから、武闘にはズブの素人です。
数百名からなる機動隊は唐辛子を混入させた液体を噴射したり催涙ガスをまくなどして住民側を混乱させるや、身に寸鉄を帯びぬ住民たちを殴打したり拘束したりと一方的な展開。
「多くの老人や婦人たちが地面にぺたりと座り込んでよよと泣き崩れた」
と記事は伝えています。「官匪」に蹂躙される無抵抗な民衆たち、といった悲惨で絶望的な情景描写を行っていますが、このあたりは「大紀元」のサービスかと(笑)。ともあれ当局の実力行使によって住民側が追い散らされたのは事実です。
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そしてここからが本題。週末ゆえに安んじて下衆の勘繰りをさせてもらいますと、住民側の反対した理由には「景観を損ねる」「電磁波が健康に悪影響を与える」の2点以外に、これは「大紀元」の記事も言及していませんが、
「風水がものすごく悪くなる」
という点も実はあったのではないかと。当局によって「封建的迷信」と未だに禁じられつつも風水は中国で着実に復活しつつあり、その風水をめぐる刃傷沙汰も起きているほどです。
●風水復権が示すものは?(2007/08/12)
地方当局,特に末端レベルの役人や企業経営者などには相当浸透している模様で、私とは古い付き合いである香港の風水師のお爺さんY老師(上海出身)、この人は蒋経国一家のお抱え風水師のような存在でその世界の権威のひとりなのですが、このY老師のところにも中国本土からどんどん鑑定依頼が入ってきているそうです。もっともY老師は、
「あいつらはカネ払いが悪い」
と片っ端から断っているそうですけど。
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ちなみにY老師と私は、古い付き合いというよりY老師が私を捕まえて放さぬまま歳月を重ねたといった形で、それはなぜかというとY老師が戯れに私の運勢を占ったところ二人の相性がピッタリでタッグを組めば商売繁盛になると判明したからです(笑)。
「老師」とは師匠のことですが、むろん私は弟子などではありません。親子以上に年齢がかけ離れているので私が尊称として使っています。でも相性がいいので世代は違えどなぜかウマが合います。
確かに商売繁盛でもありました。香港在住時代に日本人や日本企業から鑑定依頼があると私が通訳を務めて随分稼がせてもらったのですが、Y老師によると、例外的に中国本土のオファーを承けて御法度の風水鑑定を行うと、顧客側は内装費用に計上してゴマカすのだとか。日本企業の香港現地法人なんかも同じ手を使っていましたね(笑)。
日本で風水鑑定というと、マガイモノのというか何やら怪しげな商売のような印象があるかと思います。まあ鑑定者からして怪しげというのもあるでしょう(笑)。ところが現地に住んでみればわかるのですが、香港では共産党の制約(唯物史観)が入っていないために漢族の伝統的な習慣がそのまま受け継がれており、風水は日常生活の中に自然にとけ込んでいます。
運勢鑑定や命名・改名診断、男女間の相性占い、オフィスの物件選定からインテリアに関する指示出し、それに個人の新居購入や内装・間取り変更の際のアドバイス、さらには墓地選定に至るまで、風水師の出番はたくさんあるのです。正に「揺りかごから墓場まで」。
Y老師もそうでしたが、企業と年間顧問契約を結んで年間レポートを出したり意思決定に関して経営者から意見を求められることもあります。当然ながら料金は高額。実はマトモな風水師の主要な収入源がこの法人顧問契約です。Y老師の場合は香港・台湾・フィリピンに顧問契約の顧客を持っています。
日本企業の現地法人の場合は、トップが香港人の習慣に染まっているケースでなければ、香港人社員のための魔除け的な、つまり一種の部下掌握策として依頼(年間顧問ではなく一回限り)が入ります。風水鑑定をやってみせるとローカルスタッフは安心するものなのです。
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鑑定費用は鑑定対象の面積に比例しますが個人の支出としてはかなり高いです。例えば十数年前の話ですが、日本企業の鑑定で2週間くらい要するほどの規模だと、通訳である私の取り分が3割で収入は90万円。1日限りの仕事でもいい実入りになります。
個人の住宅だともちろんそんな値段にはなりませんけど、新居を購入する際の出費を考えれば鑑定料金分を組み入れてもそれほど痛くは感じない、という程度の費用にはなります。でも安心を買うようにして香港人の多くは風水を観てもらうのです。
「一命二運三風水」
という言われ方が昔々からあります。人生で一番重要なのは持って生まれた星の善し悪し(命)。それに次ぐのが星回りつまり運勢(運)で、例えば「命」がいくらいい生まれつきでも、大事な時期に運勢が低迷しているようでは意味がありません。
だから中国語で運命のことを日本語とは逆に「命運」と呼びます。重要な方を前に置いた訳です。その運命という確定済みで動かせないものを少しでもフォローして改善させるのが3番目の風水、という訳です。
この風水の重要さを日本人顧客にアピールするため、Y老師が普段話していることを私なりに解釈して書いたひとまとまりの文章がありました。それを最初に読んでもらえば自然に風水の世界観に安んじることができる、という内容です。催眠術のようなもの、というべきでしょうか(笑)。
これは我ながらよく出来たと納得できる文章でY老師も絶賛してくれましたし(風水本を出すときの「はじめに」に使いたいそうです)、顧客の受けも「なるほど説得力がある」と非常に良かったのですが、如何せん私は転居を繰り返しましたので本来ここで引っ張り出すべきなのにいま探してもどこに行ったのか見つかりません。ひょっこり出てきたら週末に閑話としてうPすることにします(笑)。
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それはともかく、ふだんY老師と飲茶したり通訳を務めたりするうちに、私はそういう文章が書けるくらいの耳年増になりました。「こういう風水はよくない」という実例もかなり蓄積されました。
風水鑑定というのはオフィスでも住宅でもお墓でも、その場所の主となる人と場所との相性を診断し、極力ベストに近い相性になるよう間取りやインテリアをいじることで処置するものです。処置しても難しいときは別の場所を選ぶよう勧めます。
要するに個人と場所との相性ですから千差万別で、Aさんにとって最高の風水がBさんにとっては最悪だったりします。誰にとってもいい風水、あるいは悪い風水というものは存在しません。
とはいえ程度の差は「命」次第ながら大抵の人にとって良くない風水というものはあります。例えば突き当たりの場所。マンションで通路の突き当たりや家の中の廊下の突き当たりの部屋は「路冲」と呼ばれ忌避されます。袋小路の突き当たりやT字路のタテの道がヨコの道に合流する場所の向い側も「路冲」。悪い「気」をマトモにかぶるので良くないのです。
アパートやマンションだと、自分の部屋のドアの真向かいに別の部屋のドアがあるのも「冲」の一種(門對門)となるので頂けません。店舗などの場合、向い側が消防署や警察署というのも「『�氣』が強い」とされる悪い風水。事件や火事など不浄ごとや厄災にまつわる悪い「気」(�氣)が真っ正面から日夜強烈に放たれているのですから開運どころではありません。
職場の自分の席や寝室の寝床から天井を見上げたら梁が走っている、というのも軽度ですが避けたい風水です。梁によって外から入ってきた良い「気」が乱されて、偏頭痛や集中力欠如になったりします。
「気」を乱す、乱反射するという意味では寝室に鏡をむき出しにしておくのも御法度です。なぜ寝室かといえば、一日のうちそこで過ごす時間(睡眠)が長いからです。
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調子に乗ってもう少しいきますか。風水では水を富を生むものとみなすため、地形でいえば湾のように外海から水が入ってきてぐるりとひと回りして出て行くのは富をつかみやすいので良い風水(喫水)。逆に渓流のような流れの速い場所なら流しそうめんを樋の半ばでつまみ上げるのが難しいように、富を握るのが困難な悪い風水となります。
地上では道路が水路とみなされます。ですから坂道に面していると流しそうめん状態。三叉路や五叉路などに面した場所も水の流れが乱れる地点となるので避けるべきです。お金がたまりません。
逆にオススメできるのは小学校の近く。子供が集まる場所は「純氣」といういわば汚れのない澄んだ良い「気」を生み出すところです。それから都市の核になる場所、現在の香港なら行政長官の官邸、東京なら皇居が窓から見えるのも良い風水です。ただその「核」になる場所と自分との相性(この場合は方位)で効果がずいぶん変わります。
……で、冒頭の官民衝突との関係になりますが、実はいままで「気」と書いてきたものを、Y老師は「一種の電磁波」と説明していました。つまり風水師の仕事は、顧客にとって相性の良い「電磁波」を極力多く効果的に浴びることができるように場所を選定したり内装などの措置を講じる、ということになります。むき出しの鏡は電磁波を乱反射するので忌避されるのです。
同じように電磁波の流れを乱す存在、梁もそうですが鋭角的だったりギザギザ状の壁面を持つ建築物やテレビ塔、それに大きなアンテナなどが窓から見えると良くありません。香港では英国統治時代の末期、セントラル(中環)に建設された中国銀行ビルの形状が「あれでは香港の風水が乱れる。中共の嫌がらせだ」と物議をかもしました。当時の香港の「核」である総督府に悪影響を及ぼす位置関係だったからです。
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ですから香港に住む場合は、窓から中国銀行ビルが望める部屋はなるべく避けるべきです。悪影響の程度は「命」次第ですが、それも「運」によってダメージが強まる時期と弱まる時期があります。
これと同じように、仕事場や寝室の窓から電線が見えてもダメです。この場合は窓のところにサボテンを置くのが一般的。観葉植物を置くケースもあります。ただ「命」は人それぞれですから、並べる植木鉢の数は一様ではありません。
上述した「�氣」の防御には、それが入ってくる場所に水槽を置いて金魚を飼うことで対処したりします。これも「命」に応じて飼うべき金魚の大小や色や数は人それぞれ。やはり観葉植物、あるいは八卦鏡を用いる場合もあります。
それはともかく上海の高圧線争議、もし香港人であれば脊髄反射するところでしょう。景観ではなく風水が非常に悪くなるからです。電磁波は電磁波でもWHOの調査云々ではなくまず風水。「窓から高圧鉄塔が望める」どころか、すぐ隣に立っているのですからシャレになりません。風水師に頼んでも限界があります。恐らく「引っ越した方が」ということになるでしょう。
そこで、「封建的迷信」と御法度なため表立っては口にできないものの、高圧線・高圧鉄塔建設に対して住民側が反対する理由のひとつには近年中国でも浸透著しい「風水」があるのではないか、と邪推した次第です。というより、香港属性が身についてしまっている私は、高圧線と聞いて真っ先に「あっ風水だな」と思ってしまいました(笑)。
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……長々とつまらない話をしてしまい申し訳ありません。m(__)m
ちなみに冒頭で「ただ個人的には他人事でないような気もします」と書いたのは、拙宅の風水も良くないからです。まずは皇居との位置関係が選ぶべき方位ではありません。さらに拙宅の玄関はマンション内の廊下の突き当たりなので「路冲」。
まだまだです。仕事場である書斎は角部屋なのですが、ひとつの窓を開けると高架の高速道路がすぐ下を走っています。首都高速を舞台にしたレースゲームなら路傍の風景に必ず拙宅のマンションが登場する筈です(笑)。いや笑い事ではなくこれは喉元に刃を当てられた形の悪い風水。そしてもう一方の窓からは電磁波を乱す東京タワーが上半分だけ遠くに見えるのです。orz
Y老師には呆れられましたができるだけの処置は施してもらいました(金魚を飼うともっといいらしいのですが)。だって一応都心部で便利ですし激安家賃ですから。周囲の相場に照らせば今なら最低でも5万円は安いです。拙宅周辺の賃貸相場は近年上昇気味なのですが、私は入居時のまま据え置き家賃ですから。契約更新のたびに、
「据え置きでいいですか?」
と申し訳なさそうに打診されるのです。非常に気になります。古参入居者にあたれば判明するかも知れませんが……尋ねてみる勇気はありません。
安いのには訳があります。私は知らされていないのですが、きっとある筈です。少なくとも風水の悪さはお墨付き。幸い配偶者と私には霊感がないので日々太平楽。僥倖というべきでしょう(笑)。
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本日のテーマとは関係ありませんが、中国海軍の「深セン」について、新華網で興味深い写真を見つけましたので紹介させて下さい。もし、このようなコメントの仕方が何らかのルールに抵触するならば、当方の不作法をご叱正願います。何分、田舎侍にて。
http://news.xinhuanet.com/mil/2007-11/28/content_7164634.htm
をご覧下さい。中国海軍の将官の身体が全体と不釣合いに大きく見えませんか?真ん中の海自の艦長さんが日本人としても小柄なのかもしれませんが、それにしても、不自然に思えます。他の写真を見ても、この将官は大柄ですが、このように相撲取りのような体躯には見えませんでした。私には、これが合成加工された写真のように思えます。中国共産党得意のメディア操作ではないでしょうか。無論、意図するところは、「大中国・小日本」というイメージ形成です。さして仕事もしてないのに、最近、疲れ眼症状の激しい私の錯覚かもしれませんが・・・。
家はJRの駅のすぐ傍(当然高圧電線張りまくり)、高校の隣、墓場とお寺に挟まれた南向きの斜面。
生憎霊感ゼロです。
「万科」というのは中国の有名な不動産&住宅デベロッパー会社(所謂「開発商」)です。
「万科假日風景小区」とは「万科の開発による假日風景という名称の小区」ということになります。
私が住む天津にも万科の小区は多いのですが、「假日風景」はその中でも中級と言うべきものです。
恐らくは上海でもそうなのではないでしょうか。
↑町方同心さま 合成では無い様に思います。多分、広角レンズ(24㍉ぐらい)を使い中央の日本側士官の胸にフォーカスし、右側の中国士官が大きく見えるようにトリミングしたようにみえます。
ドクター○○さんはこの手の本を出して儲けているみたいですし。
細○さんやオーラの人がテレビで視聴率を出している現状が、
日本人の占いに対する関心の強さを証明していると思えてなりません。
そんな凄いツテがあるのに勿体無いな・・・。
御家人さんの言われた悪い風水、私の家や仕事場にも少々当てはまり、なかなか難しいところです。しかも家の周辺は○○のおかしい人が複数いてパトカーも何回か来ているらしく、近所の人も怖がっています。
更にこの前一家揃って碌でもない目にあったので、引っ越しを真剣に考えています。運気が完全に下降しています。
御家人さんのお知り合いの先生がわが家や近所を見れば何と言われるんでしょう。
気にならない人には無問題でしょうが・・・
個人的には、風水は理に適ったものだと思っていますので、
やっぱり良い風水の環境に住みたいなぁ。
一度、父親が中国人で母親が日本人という
その筋では有名な某先生に観て頂いたことがあります。
その際、良い場所に住むのが一番と言われましたw
じゃあ、すぐ横に運河があって水路の交差点に面した位置になっている我が家は金運的には×ですかそうですか。。。
確かに日本も古の頃より中国渡来の設計技術として取り入れてますもんね、皇室初め、、、(そういえば今はどうなっているんだろう?そこいらへん、、、ハッまさか御家人さんとは仮の姿、、、)
写真のことは私にはわかりません。お役に立てず申し訳ありませんが、残念ながら全くお手上げです。orz
いや、私は素人ですからわかりません。結局はhimorogiさんの「命」とその場所との相性ですから。余談ですが、幽霊が出る風水というのもあるようです。日系企業の工場で幽霊が頻繁に出るので従業員が動揺して……という鑑定依頼に対策を講じるべくY老師のお供をしていったことがあります。Y老師は工場長の「命」と工場の相性を診断して修正点を指示した後、ポイントとなる場所に鐘馗の絵を貼っていました。鐘馗の絵とか八卦鏡とかの風水グッズは香港に専門店があるようです。
はじめまして。なるほど「万科」は企業名だったんですか。中国には御無沙汰している私にはこういう情報が盲点で困ります。貴重な情報、ありがとうございました。それにしてもマンションのすぐ隣に高圧鉄塔を建ててしまう電力会社の感覚、問答無用ですごいですね。中国は「公」のカケラひとつなく、どこまでいっても「私」なんだなあと思いました。
中国でも田舎へ行けば風水も道教も定着したままだと思います。ちなみに風水は不動産開発ブームで香港・台湾から流れができたのだと思います。最近「新華網」で「風水は禁じなくてもいいんじゃないか」という評論が出ていました。御法度にしていても誰もそれを守らない状況に至っているのでしょう。
実はもう引き合いがきていて困っています。「書籍化が無理ならPDF形式でダウンロード販売は?」とか。やるのであれば本編とは別にタイアップ型のシリーズ化可能な企画が私の頭の中にはあるのですが(あるのかいっ)、本気になって日本に来られてもこまるのでY老師には秘密にしています(笑)。
私はただのオサーンなんですけど、恩師やY老師をはじめ親しくお付き合いさせて頂いている人たちには世間的にみて「凄い」存在がなぜかたくさんいます。もう嬉しくもない誕生日に非常に由緒のある品を頂いたりして。もちろん拙宅には置いておきませんけど。……そういう人たちのニーズをひとつひとつかなえてあげたら私ももう少しマシな暮らしができるかも知れないのですが、単発企画に身を入れられるほどヒマではないので仕方ありません。正に「命」の作用ではないかと。
当てはまっちゃいけません(笑)。ちなみに風水鑑定というのは、例えば東京都千代田区のマンションの一室を鑑定するとすれば、まず日本地図に始まって東京都の地図、千代田区の地図、付近の地図、マンションの図面、部屋の間取りなどを揃えて事前に予備知識を整えておいて、世帯主の「命」も前もって診断します。
そして鑑定時には建物の周囲に「危ない風水」があるかどうか歩いたり、鑑定対象の物件ではマンション内の位置どり、玄関のドアの配置や各部屋の入口の方位などを羅盤という風水仕様の大型方位磁針で正確に測定し、磁気に乱れがないかなども確認します。
その上で間取りやインテリア(壁紙の色とかカーテンの種類や色とか「この窓はよくないので合板で塞いだ方がいい」とか)に注文を出し、必要なら金魚を飼えとか観葉植物を置けとか、こういうものを置いてはいけない、寝床はここで枕はこっちで、などと細々としたアドバイスをします。
ただ「命」だけでなく5年周期で変わる「運」にも対処しなくてはいけないので、時期によって「今年はこれをここに置くように」といったフォローまで行います。Y老師について鑑定に回った経験からいうと、世帯主の「命」との相性を別とすれば、一般的に気分のいい場所、居心地のよさげな場所というのは往々にして良い風水のように思います。「封建的迷信」とはいっても膨大な実例の蓄積を体系化したものですから、易とか風水といったものは意外に合理的です。地政学などと重なる部分も多いのではないかと。
>良い場所に住むのが一番と言われました
「一運二命三風水」ですから、風水を信じるのであれば全くその通りです。私は通訳という形で風水に関わったときに面白いものだとは思いましたけど根っこから信用している訳ではないのと、「もうどうでもいいや」みたいな、人生をどこか投げてしまっているような気分があるので気にしません。ただ転居したと聞くとY老師が必ずあれこれ診てくれるのでその際の指示には従っています。
ああ水路の十字路、あれはdongzeさんの地盤だと結構ありますよね。私は初めてあれを見たとき驚いたものです。交差点ですから水の流れ方次第です。道路だと信号があって流れに秩序があるのですが……。でも結局はdongzeさんの「命」とお住まいの場所との相性が第一ですから、あまり気にしない方がいいと思います(ていうか実際あまり気にしていませんよね)。例えば電線なんて日本ならいくらでもありますし。
ちなみに皇居というか江戸城について、風水師から観て風水の理にかなったものかどうか、という取材を日本の作家から受けたことがあります。もちろんY老師が、であって私は通訳。でも本になって書店に並んでいるのをみたときは感慨深いものがありました。そのジャンルでは結構有名な方だったようです。Y老師と私にはサイン入りのものをわざわざ送ってきてくれました。
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