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新型コロナウイルス新規感染者が急激に増えています

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今日の午前中は議会四役レクと保健所の視察でした。
午後は、エルおおさかでの水道の勉強会に参加しました。

まず、議会四役へのレクは、9月定例会に提案される議案のうち
「吹田市新型コロナウイルス感染症緊急対策アクションプラン」に追加されるものです。

補正予算第8号(9月3日までに議決を望むもの)と第9号(他の議案と同様9月定例会の最終日討論採決でよいもの)です。

<第8号>
1.市内対象店舗(中小企業)での買い物等キャッシュレス決済でポイント還元

2.市内中小企業等に「中小企業等チャレンジ補助金」を支給

3.小学生の給食費を無償化、中学生は半額に(10 月から 3 月まで)

<第9号>
1.公共交通事業者に感染症対策等に係る経費を補助

2.生活介護事業所等の生産活動を支援

3.保育所等に感染防止用物品等の購入

4.市立小・中学校が実施する修学旅行等の感染症対策等に係る経費を補助

5.市立小・中学校に感染防止用物品等の購入

実際の議案と議案参考資料は9月定例会初日(9月2日)の一週間前の8月26日に議員に配布されます。

保健所の視察については、多数の新規感染者(陽性者)が出ている今の保健所の状況を議員にも知ってもらいたいという保健所長からのご提案によるものです。

今日は8人の議員が視察しました。

まず、所長から新型コロナウイルス感染症に罹患し回復したのちの後遺症についての研究レポートやファイザーとアストロゼネガの2回接種後の有効性の比較についての研究レポートの解説をしていただき、その後、参加した議員からの質問に答えていただきました。

私から尋ねたのは、以下の数点です。

家庭内感染は以前から感染経路として主なものであるが、
第4波までは親から子どもへの感染が多かったのが、
今は子どもから親への感染が多いとテレビ等の報道であったが
吹田市の状況はどうなのか?と尋ねたところ
吹田市でも同様の傾向があるとのことでした。

第4波の時は、たとえば新規感染者数が多く、感染が判明した日のうちにすべての感染者に連絡できなかったということがあったが、今はどうなのか?と尋ねたところ
139人の新規感染者があったうち、100人程度はその日のうちに連絡も取れて、疫学調査の聞き取りもできたが
残りの30数人の方は感染判明が夕方だったこともあり、とりあえず連絡は取れたが、詳しい聞き取りは翌日までかかったということでした。
また、聞き取りなどは主に保健師さんがされていますが、保健所の保健師以外にも隣の総合福祉会館にいる保健センターの保健師も総動員で聞き取りや対応に当たってくれているとのことでした。
今のところ、積み残したとしても翌日午前中には聞き取りなどできているけれど、
この多くの新規感染が続けば、難しくなるのではないかということでした。
電話で連絡を取り合うが、電話回線が足らなくなる状況になっているということでした。

100メートル走のスピードでマラソンは走れない。
山火事はバケツリレーだけでは消せない。


パルスオキシメーターが足らないというところもあるようだが、
吹田市の場合はどうなのか?と尋ねたところ
今のところ足りているし、追加で購入もしているということでした。

では、足らないものとしてはどのようなものがありますか?と尋ねたところ
自宅療養者への自宅療養支援パック(食料、飲料、など)が不足しているということでした。
今のところ手を挙げてくれている事業者が1者しかないとのことです。

私からは、今の状況は災害レベルだとも言われているので
災害協定を結んでいるアスクルからの物資提供(もちろん有償でよいと思いますが)は難しいのでしょうか?と尋ねましたが、これについては、保健所だけで決めることはできないことなのでしょう。お返事はありませんでした。

他の議員からも様々な観点からの質問がありました。

たとえば、
PCR検査の件数は当然増えていると思いますが、検査体制は十分対応できているか?というような質問に対して、保健所敷地内のモバイルクリニック(検査用のレンタルコンテナ)で100件ぐらい検体採取しているけれど、委託している医師会の対応時間を拡大してもらうのは難しいので、その時間帯の前後で職員が対応して検体採取して対応せざるを得ないだろうということでした。

話を聞いた後、実際に、疫学調査など電話聞き取りや情報収集、整理をしている部屋に行って、現在の状況を見せていただきました。

前に議会四役で保健所を視察させていただいたときは、わりに感染が落ち着いていた時でしたのでホワイトボードに貼られているポストイットは少なかったのですが、
今日は、病院、自宅療養、宿泊療養の3つのボードにはポストイットがたくさん貼られていて、1枚1枚が一人一人の感染者を示していました。
「宿泊療養待機」と書かれた小さめのボードもありました。
宿泊療養するためのホテルの空きを待っている感染者の人たちで大阪府が調整しているホテルの空きがあったときにすぐさま電話で予約するのだけれど、空きがなくなってしまって待機されている人たちとのことでした。

お一人お一人の情報を見ることははばかられたので(個人情報なので)ボヤっとしか見ていませんが、あるポストイットには3歳との表記があり、こんな小さな子どもも感染しているのだと思うと、何とか一日も早く良くなられる(治られる)ことを祈るとともに、早く感染拡大が落ち着くことを望んでやみません。

午後は、水道の勉強会で、まず、基本となる改正水道法について学び、意見交換しました。
10月と11月に勉強会メンバー以外にも水道の広域化などについて関心のある議員さんたちに呼びかけて講演会(おそらくWEB開催になります)を開こうということになりました。
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