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生物多様性

毎週水曜日の夜に阪大中之島センターで開かれている環境リスクの講座。
申し込んでいたのですが、なかなか行くことができず、今日ようやく参加しました。

テーマは生物多様性。

多種多様な生物がいるような環境をつくりましょう、維持しましょう、保全しましょう、ということです。

アメリカの企業などは、もし湿地を埋め立てて工場を建てる場合、もとの湿地と同じ程度の環境(生物多様性)の湿地であれば同じ面積の湿地を、環境(生物多様性)が劣る場合はもとの湿地の何倍かの湿地を新たにつくる、ということで生物多様性のために地域貢献しているそうです。

当然、新たに湿地をつくるほうがお金がかかる場合もあります。

日本のように土地が少ないところでは、新しい湿地をつくるといっても無理ですよね。とてつもない費用がかかったりしますよね。

でもそういう仕組みがあれば、あるところでは自然環境の破壊が起こっていても、別のところで自然環境の再生が行われているということで、破壊される自然と作られる自然とがまったく同じということには到底なりませんが、ある程度は生物多様性に貢献しているということになります。

また、グリーンウォッシュという言葉も知りました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
グリーンウォッシング(greenwashing)は、環境配慮をしているように装いごまかすこと、上辺だけの欺まん的な環境訴求を表す。 安価な”漆喰・上辺を取り繕う"という意味の英語「ホワイトウォッシング」とグリーン(環境に配慮した)とを合わせた造語である。
特に環境NGOが企業の環境対応を批判する際に使用することが多く、上辺だけで環境に取り組んでいる企業などをグリーンウォッシュ企業などと呼ぶ場合もある。

とのことです。

本業とあまりにかけ離れたもので環境貢献をしていますというと、それは環境配慮しているということを宣伝して、環境貢献企業であるように見せていると見られることもあるという話でした。

いいことをするにしても、やり方とか見せ方とか、むずかしいことですね。
何事についても・・・・

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