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高齢者福祉を考える地域の集い

特別養護老人ホーム「いのこの里」が10周年を迎えるのを期に、第3回高齢者福祉を考える地域の集いを万博のホテルエキスポパークで開かれました。

第3回ということはこれまで2回開かれているようですが、今回初めてご招待を受けましたので参加させていただきました。

前半は、まず「いのこの里」が行ったアンケート調査の結果を紹介され、その後、参加されている事業者の方、ケアマネージャーの方、訪問看護の方など、それぞれ立場が違うけれど介護や介護予防、終末期の緩和ケアなど高齢者福祉に携わっている方々からの現場の状況や提案など話され、後半は参加した議員からコメントや感想を述べて意見交換をするという予定でした。

私は夕方から千里山で用があったので、後半のはじめに感想を述べさせていただいて、そのまま途中退席させてもらいました。

前半のお話では、以下のような意見や報告がありました。
○老人健康保健施設と特別養護老人ホームの差が少なくなってきている
○現実には特別養護老人ホーム入所まちの老人健康保健施設になっている
○療養型病床のある病院への希望者がなかなか入れない状況にある
○ショートステイ難民
 緊急にショートステイを利用したくてもできない
 ゴールデンウィークなど利用希望が多いときは直前の申込み開始日にはケアマネージャーがさながら旅行ツーリストのように施設に電話をかけまくる状況
○緊急ショートステイについて近隣都市間での広域ネットワークはあるが、吹田市内だけというのがないので、現在13ある特別養護老人ホームの施設が協力して、効率的なショートステイネットワークの実用化に向け検討している
○病院から医療機器をつけたまま自宅に帰る(退院する)患者が多い。療養型病院もお金がかかるので、帰るのは家しかない。家族がへとへとになってまた病院に帰ってくる

後半に入ってからの私の感想
○亡父が末期がんで退院した後、訪問看護と病院との連携で亡くなる1週間前まで自宅で過ごすことができた。最後は病院で亡くなったが、今日のお話を聴いて、父の看取りは父も私たち家族にとっても幸せだったと思う。
○民主党政権が「コンクリートから人へ」という大命題を掲げているので、介護や高齢者福祉への予算が増えるのを期待しているが現実は???
今日、現場の声を聞かせていただき、現場からの提案も聞かせていただいた、制度やサービスを整え変えていくのは政治の役目であり、議会、議員の仕事だと思っているので、これからも現場の声を聞かせていただき、頑張っていきたいと思っている。

ということで、初めて参加させていただきましたが、有意義な時間だったと思います。
ありがとうございました。

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