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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「生きた証し」求め歩く=元職員「風化防ぎたい」-相模原殺傷から半年

2017年01月27日 01時47分12秒 | 障害者の自立

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害された事件から26日で半年。元職員で専修大兼任講師の西角純志さん(51)は「19人をひとくくりにしたまま、風化させてはいけない」と、元同僚らから19人の人柄を聞き取り、「生きた証し」として残す活動を続けている。
 西角さんは2001~05年、やまゆり園に勤務。ニュースで事件を知り、衝撃を受けた。犠牲者は当初匿名で発表され、自分が関わった入所者の安否も分からなかった。在職当時の仲間たちと情報を共有する中で、「19人のうち7人は私がお世話した人だと分かった」という。
 殺人容疑などで逮捕された植松聖容疑者(27)=鑑定留置中=は事件前、障害者の安楽死を主張する内容の手紙を衆院議長公邸に持参していた。報道で内容を知った西角さんは「市民社会への挑戦状と感じた」。
 「事件の風化は容疑者の主張を肯定することになる」と懸念するが、犠牲者が匿名のままでは、それぞれの人となりが表に出てこない。西角さんは「人格が分からないままでは、風化はより早く進んでいく。生きた証しを集め、記録することで容疑者の考えを否定したい」と語る。
 職員仲間と協力し、元職員や施設と関わりがあった周辺住民を訪ね歩いた。元職員に湯飲みをくれた入所者の男性、リボンでかさかさと音を立てるのが好きだった女性。「エピソードから個性が見えてきた」と成果を感じている。
 これまで14人について話を聞けたが「まだ断片的」。集めた資料をどういう形で残していくか考えている。
 元職員の中には、気持ちの整理がつかないと断る人もいた。西角さんは「話ができるようになるのを待ちながら続けたい。いずれ現役の職員や被害者の家族からも話が聞ければ」と話している。

集めた資料を手に、思いを語る西角純志さん

時事ドットコムニュース    (2017/01/25-14:09)


ハーフに出場の全盲パラリンピアン「和田伸也選手」東京へ気合…「自分の可能性を信じてチャレンジしたい」

2017年01月27日 01時36分48秒 | 障害者の自立

 29日の「第36回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、日東電工協賛)と同時開催される「2017大阪ハーフマラソン」に、リオデジャネイロパラリンピック(16年)男子マラソン代表で、ロンドンパラリンピック(12年)銅メダリストの和田伸也選手(39)=茨木市=が出場する。目標は、ハーフ自己ベストの1時間14分29秒を大幅に上回る1時間10分台。3年後の東京も視野に気合が入っている。

 和田選手は昨年12月の福岡国際マラソンで2時間32分11秒をマーク。自身の持つT11(全盲クラス)の日本記録を1分35秒も更新した。トラック種目でもT11の800メートル、1500メートル、5千メートル、1万メートルの日本記録を持っている。ロンドンパラリンピックでは、5千メートルで銅メダルを獲得。リオでは1500メートル、5千メートル、T12(伴走者の有無が選択できる弱視クラス)マラソンの出場種目すべてで入賞を果たした。

 それでも「海外勢の記録がどんどん上がっているのは、身にしみて感じている。次の東京ではさらに記録は伸びるだろう。新しい選手も出てくる」と気を引き締める。

 ラグビーに情熱を傾けていた府立生野高時代に網膜色素変性症と診断され、関西大3年のときに視力を失った。28歳のとき、知人の紹介で京都にある視覚障害者のランニングチーム「賀茂川パートナーズ」の練習に参加したことが、陸上競技を始めるきっかけになった。当初は運動不足解消が目的だったが、めきめきと頭角を現し、平成21年度以降は日本盲人マラソン協会強化指定選手に。現在は大阪市天王寺区の府視覚障害者福祉協会内の点字図書館で、点訳や音訳の仕事をしながら年齢を感じさせない走りに磨きをかけている。

 大阪ハーフマラソンは2年ぶり3回目の参加。1時間10分台を目標タイムに定め、4月にロンドンで行われる「2017ワールドパラアスレチックスマラソンワールドカップ」へ弾みをつけるつもりだ。

 「目が見えなくなって走れるとは思ってもいなかった。それがこうやって体を動かすと元気になる。自分が走ることで、失明で元気をなくした人たちに何かのきっかけにしてほしいとの思いはある」と力説する。

 3年後の東京パラリンピック出場も見据え、T11の世界記録(2時間31分59秒)も視野に入る。「自分の可能性を信じてチャレンジしたい。昨日の自分より今日の自分、明日の自分。常に自分の過去を越えたい。そのためにもこの1年、2年で大きく飛躍しないと」と気を引き締めた。

昨年11月に行われた全国視覚障がい者駅伝大会の和田伸也さん(左)伴走は前田さん

昨年11月に行われた全国視覚障がい者駅伝大会の和田伸也さん(左)伴走は前田さん

2017.1.26    産経ニュース


朝日新聞が投稿欄で「NHKへの意見募集」を特集

2017年01月27日 01時30分38秒 | 障害者の自立

2016年12月から、朝日新聞が投稿欄でNHKへの意見募集、特集を行っている。本稿ではこれら「投稿」に対する私見を述べてみたい。

<投稿1「バラエティーは民放に任せるべき」>

最近はだいぶ改善されたが、NHKはスタジオバラエティ番組の作り方が、絶望的に下手な時代が続いていた。今でも「バラエティー生活笑百科」などは下手である。

桂南光さんと、笑福亭仁鶴さんのW司会はどういう意図か。台本通りの割ゼリフ、これはドラマか。予定調和の会話は誰が気に入っているのか。

・・・ということからも、「バラエティーは民放」という意見が出てくるのだろうが、今、最も尖った先端のバラエティーをやっているのもまたNHKである(例Eテレ「バリバラ〜障害者情報バラエティー〜」、総合「サラメシ」など)ことも留意しておかなければならない。

民放のバラエティーは、最初に始めたテレビ東京のものを除いて、ニッポン大好きみたいな番組ばかりで気味悪い。いま民放は予算的に冒険する余裕がなくなっているので、バラエティーを民放に任せっきりにしてしまうと、斬新な企画が登場しなくなり、バラエティーは死滅する。多様性が進化に繋がるのは、生物と同じだ。

【参考】<パソコン未所有と貧困は無関係>NHKが描く「貧困女子高生」のリアリティの低さ

なお、NHKは「ブラタモリ」などのロケバラエティーには上手なスタッフがいる。画面を見ていると分かること。タモリと近江友里恵アナを取り巻いてゾロゾロ付いていくスタッフのなんと多いことか。

ロケものは「撮れ高(撮影した映像で放送に使えそうな部分)」勝負だから、物量作戦の出来るNHKが有利である。しかし、大名行列のような映像は反感を買うこともあるので最小限にすべきである。

<投稿2「耐えられない番宣の乱発」>

これは筆者としては多いに支持する。見ていて腹が立つほど番宣(番組宣伝)が多い。「鶴瓶の家族に乾杯」に「おんな城主直虎」の柴崎コウ、などというわかりやす過ぎるキャスティングはやめた方がよい。大体、NHKは公共放送でCMは御法度なのに自局の番組宣伝はNHKのCMではないのか。

番組宣伝なら普段はキャスティングできないような有名女優がバラエティーにもキャスティングできるし、番宣だと言えばギャラも叩ける。ゼロにも出来る、ということか。しかしながら、民放の同じ手法がテレビ離れを招いたのだからNHKは心するべし。

【参考】NHK「あさイチ」に届いた特集を全否定する視聴者からのFAX

個人的には素をさらさないで芝居をする役者が好きである。なんだかいまのところ、直虎は真生虎には見えず、柴崎コウにしか見えない。

<投稿3「クローズアップ現代+」を始めたのは取り繕いに見える。>

こちらも同感だ。NHKの政治報道は萎縮している。7時のニュースの直後に国谷祐子キャスターの「クローズアップ現代」が流れるから、問題意識が共有されるのである。取り繕い番組の方は、深みも足りない。いっそのこと、小野文恵アナウンサーの「週刊 ニュース深読み」を毎日7時半からやったらどうか。

・・・と、なると小野アナウンサーは過重労働になるので「ためしてガッテン」は降板させてさしあげれば良い。

<投稿4「まじめな番組でもお笑い番組風にアレンジするのはよろしくない」>

制作者は「撮れ高」を気にするから、それを高品位にするように工夫をする。ならば安直に芸人を入れれば良いと考える制作者がいるらしく、それが見透かされているような番組はダメだ。

お笑いは何でもダメ、という人もいらっしゃるが、笑い好きの筆者からすれば「笑いを上手に使っていない番組はダメ」なのである。これはタレントを使えば視聴率が上がると、未だにバカのひとつ覚えのように思っている民放の報道番組制作者にも発しておきたい警告である。


駅員が巡回せず虚偽報告 つくばエクスプレスの一部の駅

2017年01月27日 01時16分00秒 | 障害者の自立

 つくばエクスプレス(TX)の一部の駅で、駅員が駅構内を巡回していないのに巡回したとの虚偽の報告をする「習慣」がはびこっていた。TXを運営する首都圏新都市鉄道への取材でわかった。巡回を怠り、事故につながりかねないミスも見落としていた。

 同社によると、昨年10月31日早朝、東京都台東区の新御徒町駅のホームに、視覚障害者らの転落を防ぐホームドアがすべて開いた状態で始発列車が進入。運転士が非常ブレーキをかけ、所定の位置より55メートル手前に停車した。

 始発前に駅員がホームを巡回する決まりだが怠り、発見できなかった。だが巡回の時間や場所を記録する表には、異常なしを示すレ点が記入され、巡回したことになっていた。

 昨年11月12日午前0時前後には、千代田区秋葉原駅男性用トイレの個室で、男性が首をつっているのが見つかった。午後10時の巡回をしておらず、発見が遅れた可能性がある。同駅では1日に8回巡回する決まりだが、朝の時点で表に8回分すべてのレ点が記入され、会社に報告していた。

 同社広報は「朝の段階でレ点を書いて修正しない悪い習慣が他の駅でもあった」としている。

2017年1月25日   朝日新聞


統合失調症への理解深めて 宮古で「松本ハウス」トーク

2017年01月27日 01時09分04秒 | 障害者の自立

 統合失調症への理解を深めることを狙いとしたお笑いコンビ「松本ハウス」のコント・トークショーは2月3日、宮古市日立浜町の浄土ケ浜パークホテルで開かれる。

 県障害者就業・生活支援センター連絡協議会、県就労移行支援事業所連絡会の合同研修会として開催。「松本ハウスのリカバリーストーリー」と題し、コントやトークショーを繰り広げるほか、宮古山口病院の及川暁(あきら)院長と対談する。

 午後1時半~同4時半。定員150人。入場無料。問い合わせは宮古地区チャレンジド就業・生活支援センター(0193・71・1245)へ。

 (2017/01/25) 岩手日報