goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

街の詩  希望の羽を広げて

2016年10月31日 02時40分49秒 | 障害者の自立

 相模原市から「たんたんと」と題した小冊子が届いた。著者は鍼灸(しんきゅう)師の山本裕子さん(47)。ほぼ全盲と強い難聴に加え、100万人に1人ともされる難病を昨年患った。

  筋肉を緩める機能が働かず硬直が起きる神経性の希少疾患「スティッフパーソン症候群」。歩行も呼吸も嚥下(えんげ)もできず、車椅子や呼吸器、胃ろうが必要になった。気管を切開し、声も出しにくい。

 4年前、部活動のクライミングを演題に、全国盲学校弁論大会に出場。難聴が悪化した2年前には逆境で強まった家族の絆を描き、世界点字作文コンクールの国内最優秀賞に。

 前向きに生きる彼女に、難病という新たな困難が加わった。20編の詩や散文には、闘病への決意と不安がのぞく。「希望の羽」と題した詩では「しんどいと希望の翼の羽がしょぼんと閉じてしまう」「それを一枚一枚広げ続けるのが私のお仕事 夜な夜な延々延々広げ続ける」とつづる。

 相模原市の障害者施設殺傷事件から3カ月。彼女のメールにはこうある。「障害者だって懸命に生きている。私の夢も人生を笑顔で生き切ること。病気の不安が分かる車椅子の鍼灸師の存在価値もあるはず」。先ごろ退院し、仕事再開へ動き出した。

毎日新聞    2016年10月30日


自転車対策市が強化 ストップ放置、歩道をキープ

2016年10月31日 02時35分23秒 | 障害者の自立

 横浜市は、主要駅前や繁華街にあふれる放置自転車の対策強化に乗り出す。買い物など一時利用でも使いやすいよう、市営駐輪場の料金体系を見直す。また、商店街の歩道上に駐輪場を設置したり、民間駐輪場を整備する際の助成対象を広げるなど、安全な歩行空間確保に努める。

 市道路局交通安全・自転車政策課によると、市内では1984年の約7万3千台が最多。85年の条例施行後は減少に転じたが、近年は約1万4千台前後で推移。撤去や保管などの業務委託費に年間約2億8千万円がかかっている。

 昨年11月時点の市内駐輪場は、市営257カ所10万2511台分、民間278カ所5万689台分。市はターミナル駅や繁華街に放置自転車が集中する理由に駐輪場の土地確保が難しい点などを挙げ、今年6月に策定した自転車総合計画に対策を盛り込んだ。2017年までの中期4カ年計画では目標台数を1万台未満としている。

 台数を区別で見ると、15年度は中区の3369台が最多。一部エリアが条例で放置自転車の禁止区域に指定されているイセザキモールでは、伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合なども対応に当たるほか、「駐輪禁止」の掲示物が至る所にあるが、路上に止める人は絶えない。

 ある店舗前に止めた女性(23)は「少し先にある無料の民間駐輪場を使うこともあるけど、すぐ用事が済むのでいいかなと思った」。区の昨年の調査によると、自転車を放置した人の約9割は買い物など商業施設の利用目的だった。

 市営駐輪場の料金は1日80円か100円。駅前では通勤通学の利用者で満杯になる一方、駅から離れると比較的空いているという。市は場所により差をつけるなど多様な料金体系に見直す。1~2時間の一時利用を無料とする案も検討し、18年度の改定を目指す。

 市は14年8月、相鉄線の瀬谷駅北口で、初めて歩道上に駐輪場を設置。2時間まで無料としたところ、放置自転車台数は1日133台から28台に激減した。イセザキモールではこれをモデルケースとし、店舗脇の歩道上に駐輪場を設置する予定で、市と同組合などが協議を進めている。商業施設の新設、建て替え時に駐輪場の整備を義務付ける制度の導入も検討している。

 放置自転車は景観上の問題にとどまらず、視覚障害者をはじめとした歩行者の通行を妨げる。点字ブロック上への放置で苦情が寄せられた例もある。同課は「安全な街づくりのために、あらゆる手を打っていきたい」と話している。

自転車対策市が強化 ストップ放置、歩道をキープ 

自転車が大量に放置されるなか、商店街を行き交う歩行者

 2016年10月29日   カナロコ by 神奈川新聞


盲導犬  ありがとうホップ、お疲れさま 8年活躍、徳島で引退式 /徳島

2016年10月31日 02時23分28秒 | 障害者の自立

 視覚障害者への理解を広める講演を小中学校などで続けている鶴野克子(かつこ)さん(51)=徳島市=を8年間支えてきた盲導犬「ホップ」が引退する。講演にも200回以上同伴して、児童らに愛されたホップ。28日開かれた引退式の後、鶴野さんは「ありがとう、ホップ。お疲れさま」と話しかけ、強く抱きしめた。

  10歳になった雄のラブラドルレトリバーのホップは、後ろ脚が衰え、白内障の症状も出始めている。盲導犬の平均的な引退年齢も考慮した。県内で活動する盲導犬はホップも含めて3匹のみ。

 鶴野さんの元にやってきた当初は、ホップが誘導していて鶴野さんが段差でつまずきかけることもあり、「100点満点ではなかった」と振り返る。その度に鶴野さんは「私、落ちこぼれだったからホップの気持ちがわかるんよ。一緒に勉強していこうね」と語りかけ、一緒に成長してきたという。

 引退式は「徳島の盲導犬を育てる会」の事務局(徳島市住吉3)であり、鶴野さんは「一度行った場所は必ず覚えている。今はホップが一番です。永遠の別れではないので元気に過ごしてほしい」と話して、そばで寄り添うホップをなでた。

 育てる会の杉井ひとみ事務局長も鶴野さんとホップの講演活動に触れ、「県内では有名なコンビでした」とたたえた。ホップは30日、幼い頃に育ててもらった兵庫県のボランティアに引き渡される。鶴野さんは新たな盲導犬を迎える。

 盲導犬を引退するホップを抱きしめる鶴野克子さん
 
毎日新聞   2016年10月29日

春日山力士12人が引退 移籍組は中川親方が指導

2016年10月31日 02時14分05秒 | 障害者の自立

移籍組は中川親方が指導

 大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)が師匠の辞任勧告を受諾して春日山部屋が消滅したことを受け、同部屋に在籍していた幕下以下の力士23人のうち12人の引退届が日本相撲協会に受理されたことが19日、関係者の話で分かった。幕下の水口ら勧告撤回を求めて嘆願書を記した11人が含まれるとみられる。

 春日山親方や残る力士11人らを受け入れる追手風部屋の師匠、追手風親方(元幕内大翔山)はこの日、川崎市内で移籍組の力士8人らと面談し、追手風部屋付きの中川親方(元幕内旭里)が師匠代行として主に指導することを伝えた。

画像

春日山部屋の力士らと面談した追手風親方

2016/10/19   BIGLOBEニュース

 


<さいたまクリテリウム>サガン選手が初制覇 選手51人ビル群疾走

2016年10月31日 01時46分43秒 | 障害者の自立

 世界最高峰の自転車ロードレースの名を冠した国際競技大会「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」(埼玉新聞社など協賛)が29日、さいたま市のさいたま新都心周辺で行われた。秋晴れが包む高層ビル群の中、世界トップ選手が力強い走りを披露した。メインレースは今夏の本大会でポイント賞を獲得したペーター・サガン選手(スロバキア)が最終盤の激戦を制し、初優勝を飾った。

 1周約3・1キロのコースを20周するメインレースには海外招聘(しょうへい)選手と国内選手の計51人が出場。沿道には開場から幾重もの人だかりができた。レースは序盤から日本人が引っ張り、一時は新城幸也選手、別府史之選手がトップに立って観客を沸かせたが、ラスト400メートルでサガン選手が3選手をかわしてフィニッシュした。2位は初山翔選手、本大会総合優勝のクリストファー・フルーム選手(英国)は3位だった。

 4回目を迎えた大会の個人タイムトライアルには、女子と男子ジュニアの計7選手、障害者のパラサイクリング6選手が出場した。

 競技開始前には、市民が本番直前のコースを自転車で1周できる一般体験走行を満喫。食の祭典「さいたまるしぇ」も開かれるなど、新都心全体が終日、“自転車の祭典“でにぎわった。

 清水勇人同市長は「今年は本場で4賞に輝いた選手が受賞ジャージーを着てさいたま新都心を走る。感動、素晴らしさを肌で感じてほしい」とあいさつ。オープニング走行も体験した鈴木大地スポーツ庁長官は「沿道の声援から、市民に支持された大会だと肌で感じた。(米国の)スーパーボウルのように、1週間くらい盛り上がる祭典に成長してほしい」と期待した。

2016年10月29日     埼玉新聞