誰もが暮らしやすい生き方を目指す「ユニバーサル社会」のまちづくりについて考えるセミナーが19日、神戸市中央区の兵庫県公館であった。社会福祉法人「きらくえん」(同区)の市川禮子理事長が講演し、高齢者や障害者を社会全体で見守る体制づくりについて語った。
兵庫県などが主催し、福祉関係者ら約200人が参加した。
県内で福祉施設を運営する市川理事長は、認知症の高齢者らを地域全体でケアする取り組みを紹介。阪神・淡路大震災後は、高齢者や障害者をケアする仮設住宅の運営にあたり「ボランティアや介護職員による見守りの存在が安心感を生み、症状が和らぎ、自立生活に近づけることができる」と説明した。
同法人は現在も、復興公営住宅に入居する高齢者の生活相談支援を続けており「孤独死を生まない社会づくりのために、手厚い支援が求められる」と指摘した。
セミナーでは、県内でユニバーサル社会の取り組みについて尽力する個人や団体の表彰式などもあった。
高齢者や障害者を地域で支える取り組みについて紹介する市川理事長
2016/7/19 神戸新聞NEXT
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