◇3作目「チェアウォーカーという生き方」
田辺市芳養町のエッセイスト、松上京子さん(47)が、3作目の作品「チェアウォーカーという生き方」(小学館101新書、253ページ)を出版した。車椅子の生活を余儀なくされて20年になる自身の日常体験を通じ、障害者に「自信を持って」、健常者には「障害者も普通の人」と、メッセージを伝えたいとの思いにかられて書き上げた。
一昨年10月に執筆の依頼があり、第1~5章の「チェアウォーカーの気持ち」「チェアウォーカーのはじまり」「毎日を楽しもう」「チェアウォーカーの願い」「未来に渡すバトン」を昨春から半年かけて書いた。
作品のなかで松上さんは障害者に、「自信を持つことで人生はドラマチックに変わる」とエールを送る。また、健常者と社会の変化について、「エレベーターの前で周りから自然に手が伸びてボタンを押してくれるようになった」「多くの場所にトイレが完備され、遠出の不安がなくなった」と言う。
松上さんは88年、オフロードバイクを運転中にがけから転落し、脊髄(せきずい)を損傷した。リハビリ後、英語を独学してアメリカに留学した。帰国後、96年に結婚して現在は夫、2人の子どもとの暮らしの傍ら大学非常勤講師、執筆、講演活動を続けている。エッセーは1万部発行、740円(税別)。
田辺市芳養町のエッセイスト、松上京子さん(47)が、3作目の作品「チェアウォーカーという生き方」(小学館101新書、253ページ)を出版した。車椅子の生活を余儀なくされて20年になる自身の日常体験を通じ、障害者に「自信を持って」、健常者には「障害者も普通の人」と、メッセージを伝えたいとの思いにかられて書き上げた。
一昨年10月に執筆の依頼があり、第1~5章の「チェアウォーカーの気持ち」「チェアウォーカーのはじまり」「毎日を楽しもう」「チェアウォーカーの願い」「未来に渡すバトン」を昨春から半年かけて書いた。
作品のなかで松上さんは障害者に、「自信を持つことで人生はドラマチックに変わる」とエールを送る。また、健常者と社会の変化について、「エレベーターの前で周りから自然に手が伸びてボタンを押してくれるようになった」「多くの場所にトイレが完備され、遠出の不安がなくなった」と言う。
松上さんは88年、オフロードバイクを運転中にがけから転落し、脊髄(せきずい)を損傷した。リハビリ後、英語を独学してアメリカに留学した。帰国後、96年に結婚して現在は夫、2人の子どもとの暮らしの傍ら大学非常勤講師、執筆、講演活動を続けている。エッセーは1万部発行、740円(税別)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます