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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者暴行で支援施設元職員らに有罪判決

2017年12月08日 21時59分14秒 | 障害者の自立

宇都宮市の障害者支援施設で、知的障害のある入所者の男性に暴行を加えて大けがをさせたとして、傷害などの罪に問われた施設の元職員らに対する裁判で、宇都宮地方裁判所は「犯行は無抵抗の被害者に一方的に行われた」として、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

宇都宮市の障害者支援施設「ビ・ブライト」の元職員、松本亜希子被告(25)と、施設に入所していた佐藤大希被告(22)はことし4月、知的障害のある入所者の男性に暴行を加え、大けがをさせたとして傷害の罪に問われました。

松本被告は、別の施設で入所者の顔をたたいたなどとして、暴行の罪にも問われました。

8日の判決で宇都宮地方裁判所の柴田誠裁判官は「犯行は無抵抗の被害者に一方的に複数回行われ、生命に重大な危険を及ぼしかねないものだった」と指摘しました。

そのうえで「障害の特性について教育を受けていなかった被告が感情の高まりを抑えられなかった」と述べ、松本被告に懲役2年4か月、執行猶予4年、佐藤被告に懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

12月8日      NHK


両陛下 障害者積極雇用の企業で仕事を視察

2017年12月08日 21時53分01秒 | 障害者の自立

8日の閣議で再来年4月30日の退位が正式に決まった天皇陛下は皇后さまとともに障害のある人たちを多く雇用している企業を訪れ、仕事の様子を視察されました。

天皇皇后両陛下は毎年12月の「障害者週間」の前後に障害のある人たちの福祉施設などを訪れていて、8日、東京・新宿区にあるデパートのグループ会社を訪問されました。

この会社は、重度の知的障害のある人たちを中心にすべての従業員の8割に近い80人余りの障害者を雇用して、デパートの販売に関連する100種類ほどの業務を請け負っています。

両陛下は贈答用の商品をラッピングする際に使うリボンや箱などを作る作業場に足を運ばれました。

両陛下は、知的障害のある従業員が一定の長さに切り分けられたリボンを針金で留めるなどして飾りに仕上げていく作業などを、予定の時間を超えて熱心にご覧になり、天皇陛下は「難しいですか」とか「だいぶ慣れてきましたか」などと一人一人に言葉をかけられていました。

また皇后さまは「お元気でつとめてくださいね」などと話しかけられていました。

両陛下を案内した会社の社長は「従業員が作業を失敗しても両陛下は成功するまで見守られていました。丁寧にご覧になる姿が印象に残りました」と話していました。

12月8日        NHK


長期入院の精神障害者 受け入れ施設は報酬増 厚労省

2017年12月08日 21時46分44秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は7日、障害者支援サービスの公定価格「障害福祉サービス等報酬」の来年4月の改定に向け、基本方針をまとめた。長期入院する精神障害者を受け入れて支援したグループホームの報酬を高めるなど、障害者の地域移行を進めることなどが柱だ。

 精神科に1年以上入院する人は約18万5千人おり、障害者支援施設に長期入所する人も10万人以上いる。厚労省はこうした人たちを、自宅や、少人数のグループホームなどで暮らしてもらう「地域移行」を進めている。ただ、本人が地域での生活に不安を感じたり、受け入れ態勢が不十分だったりすることから、実績は目標を下回っている。

 そこで今回の改定では、精神科病院に1年以上入院していた精神障害者を受け入れ、日常生活に関する支援を行ったグループホームへの報酬を手厚くする。入院者らの地域移行の相談にのる事業所についても、社会福祉士ら専門職を置いたり、一定の移行実績を残したりした場合は、報酬を高める方針だ。

 基本方針ではこのほか、高齢化に伴い増えている重度障害者に対応できるグループホームの創設や、日常的にたんの吸引などが必要な「医療的ケア児」を受け入れるために看護職員を増やした施設へ報酬を加算することなどを掲げた。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>


障害者の恋とセックス、映画に 実話がベース

2017年12月08日 21時24分39秒 | 障害者の自立

 脳性まひがあり、障害者の「性」への理解を求めて活動する熊篠慶彦(くましのよしひこ)さん(47)の恋を題材にした映画が公開されている。タブー視もされるテーマだが、「関心が薄い人、特に若い世代に伝えたい」と訴える。

 映画「パーフェクト・レボリューション」の冒頭、熊篠さん役のリリー・フランキーさんが、講演会で「障害者だって恋をするし、セックスもしたい」と会場に語りかける。すると、女性が立ち上がって「あなたは愛についてどう考えるのか。性欲丸出しのただの障害者じゃないか」と非難した。

 これは5年前の夏、熊篠さんの共著「身体障害者の性活動」の出版記念会で実際にあった出来事を忠実に再現した場面だ。女性は風俗店で働いており、その後、熊篠さんと恋に落ちる。2人の1年半にわたる交際が、映画の原案になった。

 リリー・フランキーさんは熊篠さんと10年来の友人。過激な性表現をユーモア交じりに語る姿や電動車椅子を操る手指のゆがみ方など、本人そっくりだ。恋人の女性は髪をピンク色に染めて「人格障害」と設定されるなど脚色されているが、若手俳優の清野菜名さんがエネルギッシュで魅力的に演じた。

 熊篠さんは2004年にNPO法人「ノアール」を立ち上げ、ラブホテルや風俗店のバリアフリー化を訴えるなど身体障害者の性に関する支援や啓発活動に取り組む。2人の交際には様々な壁があった。10歳以上の年齢差があり、障害が原因で熊篠さんは夏場に体力が著しく低下する。女性が望んだ結婚や出産は別れの決定打になった。

 「僕は思春期に治療の一環で股関節にレントゲンを浴びた。だから、結婚は考えられない。彼女は『愛があれば乗り越えられる』と言うが、僕は『段差を解消するには、愛じゃなくてスロープでしょ』という現実主義者。かみ合わなかった」と熊篠さん。ただ、女性も制作に協力した映画の結末は、現実と異なっている。

 14日まで静岡県清水町、15日まで大分県日田市などで上映中。9日から22日までは東京・渋谷のアップリンクでも。9日午前10時半からの上映終了後、熊篠さんと脚本を担当した松本准平監督が舞台あいさつをする。詳しくはhttp://perfect-revolution.jp/で。

映画「パーフェクト・レボリューション」の原案企画した熊篠慶彦さん

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>


両陛下、障害者と交流 退位日確定後初の公務

2017年12月08日 21時13分05秒 | 障害者の自立

 天皇、皇后両陛下は8日、障害者が働く様子を視察するため、就労支援に取り組む「三越伊勢丹ソレイユ落合センター」(東京・新宿)を訪問された。天皇陛下は、障害を持つ従業員らが百貨店で使うギフト用リボンなどを作る様子を熱心に見守りながら「仕事は面白いですか」などと話し掛けられた。皇后さまも「寒くなりますからお元気でお務めくださいね」とねぎらわれた。

 12月の障害者週間に合わせた訪問で、両陛下は例年、関連施設を視察されている。この日は、閣議で陛下の退位日が2019年4月30日に正式に決定した直後の公務となった。

ギフト用リボンの作製作業を見学する天皇、皇后両陛下(8日午前、東京都新宿区の三越伊勢丹ソレイユ落合センター)

2017/12/8        日本経済新聞