ゴエモンのつぶやき

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国体機に障害者支える風 県内スポーツや芸術活動活発化

2017年06月04日 15時45分15秒 | 障害者の自立

 昨年の岩手国体・障害者スポーツ大会を機に、県内で障害者のスポーツや芸術活動が注目を集めている。3日の県障害者スポーツ大会には、従来より約100人多いボランティア401人が参加。芸術活動も国体に合わせて開催した「アール・ブリュット・いわて」をきっかけに活発化しており、県は本年度、活動の課題解決に向けた本格的な支援を始める。関係者は、障害の有無にかかわらず人生を楽しめる本県発のノーマライゼーション進展に手応えを見せ、2020年の東京五輪などに継承を図る。

3日、盛岡で大会

 第19回県障害者スポーツ大会(県など主催)は3日、盛岡市みたけの県営運動公園など3会場で開かれ、選手約1600人が出場。選手の誘導など運営の補助に当たるボランティアにも高校、専門学校生ら401人が登録した。

 県障害者スポーツ協会によると全国障害者スポーツ大会があった昨年を除けば例年300人弱で、約100人増えた。

県、創作や発表サポート

 県内では長年、民間主体の公募展「いわて・きららアート・コレクション」を開いているが、昨年は岩手国体に合わせ、県などが「アール・ブリュット・いわて」を開催。障害者の芸術活動に一層光が当たった。

 県は、障害者芸術活動支援事業(610万円)と、いわてアール・ブリュット魅力発信事業(940万円)を本年度当初予算に計上。支援者向けの講演会やワークショップを開いて人材育成に取り組み、発表の場を増やすため県内4カ所で巡回展示会を開く。

 

 

 

 

 

 

 

【写真=全国障害者スポーツ大会で選手をサポートしたボランティア(左の車いすを押す女性)。同大会を機に、障害者スポーツを支える若者が増えている=

昨年10月23日、盛岡市みたけ・県営運動公園陸上競技場】

(2017/06/02)   岩手日報


障害者の商品 ネット販売

2017年06月04日 15時34分11秒 | 障害者の自立

◇舞鶴市などサイト開設

 ◇9施設参加 やりがいや賃金アップに

 舞鶴市内の障害者福祉事業所などで作られた商品を販売するポータルサイト「MA(マ)I(イ)スター」(http://shop-maizuru.jp/)が開設された。インターネットを通してより多くの人に購入してもらい、障害者らのやりがいと賃金アップにつなげる狙いがある。サイト開設に携わった同市によると、府内では初の試みという。(清水裕)

 舞鶴市などでつくる市福祉事業所製品販売促進協議会が5月1日にスタート。社会福祉法人の「みずなぎ学園」や「まいづる福祉会」など6団体計9施設が参加している。

 舞鶴市身体障害者福祉センターの就労支援サロン「ぽーれぽーれ」は、点字用紙を再利用した横封筒(10枚入り140円)、着物の古布を再利用したエプロン(1200円)などを販売している。視覚障害者の広瀬佐代子さん(71)は「障害者が作っているからといって、品質が劣っているとは考えないでほしい。規格から外れた商品は販売しておらず、自信を持って手作りした商品ばかり」と胸を張る。身体障害者の木原和美さん(69)も「真心を込めてミシンを掛けている。注文が入れば仕事の励みになる」と笑顔を見せる。

 サイトは同市内にあるポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)の学生らが制作。各事業所を訪ねて障害者が作業している様子を取材し、短い紹介文をつけて商品をPRしている。同市によると、開設後約1か月間ではトートバッグやエプロン、クッキーなどが売れているという。

 トップページには自然に恵まれた舞鶴の四季を収めた写真を掲載。サイトの名称は、障害者が丹念に製作している様子を「職人」になぞらえ、ドイツ語で最上位の職人を意味する「マイスター」に、舞鶴市の「MAI」をかけ合わせた。舞鶴市の多々見良三市長は「障害のある人も就労を通じて社会の一員として活躍し、貢献する喜びを感じてほしい」と期待している。

開設された「MAIスター」のトップページ=舞鶴市提供    「自信を持って作りました」と商品をPRする広瀬さん(左)と木原さん(舞鶴市で) 

開設された「MAIスター」のトップページ=舞鶴市提供             「自信を持って作りました」と商品をPRする広瀬さん(左)と木原さん 

2017年06月03日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

発達障害者施設への支援機能強化へ 栃木県「ふぉーゆう」の在り方検討

2017年06月04日 15時29分07秒 | 障害者の自立

 発達障害者の教育・就労支援充実を柱とした改正発達障害者支援法が昨年8月に施行されたことを受け、県は発達障害者支援センター「ふぉーゆう」の在り方について検討を始めた。2005年の開設以降、同センターへの相談件数は増え続け、市町や福祉事業所、医療機関などからは後方支援を求める声が挙がっている。県は地域支援機能の強化に向けたマネジメントチームの設置などについて検討し、本年度中に結論を出す方針だ。

 同センターは宇都宮市駒生町のとちぎリハビリテーションセンター内に設置されている。臨床心理士や社会福祉士ら6人の職員が発達障害者本人や家族からの相談に応じるほか、就労支援も行っている。

 15年度の相談件数は前年度比69%増の1740件で、過去最多だった。19歳以上の相談が全体の6割を占め、就労に関する相談が多いのが特徴。県は「相談件数が年々増加し、業務体制に限界が見えてきている」として、身近な地域で相談できる支援体制の構築が必要と判断した。

 県が15年度に実施した「県発達障害児(者)支援に関する実態調査」によると、多くの市町や福祉事業所が課題として挙げたのは「専門職員の欠如・不足」だった。

 

下野新聞   6月3日


身体障害者も自動車の運転が可能に、新通達で

2017年06月04日 15時21分01秒 | 障害者の自立

 交通運輸省がこのほど発出した自動車運転の教習や試験、運転免許証の発行に関する通達第12号/2017/TT-BGTVT(6月1日施行)の中で、一定の基準をクリアした身体障害者に対してオートマチック(AT)車限定の第一種自動車免許証(B1)を発行することが認められた。

 身体障害者に対する自動車の運転免許証の発行が認められるのは今回が初めてとなる。現行規定では、第一種自動車免許証の所有者には9人乗り未満の乗用車および積載量3.5t未満のトラックの運転が認められている。

 身体障害者は、運転者に求められる健康状態を規定した保健省および交通運輸省の共同通達第24号/2015/TTLT-BYT-BGTVTに従って健康診断を受けなければならない。ただし、◇急性精神病に罹患し完治から6か月が経過していない、◇慢性精神病に罹患し自らの行動を制御することができない、◇病理学的な原因によるめまいがあるなど、複数の条件に該当する場合は対象外となる。

 なお、基準をクリアした身体障害者は、運転訓練センターで教習を受ける際、および試験を受ける際に、普通の乗用車または身体障害者専用の改造車のいずれかを使用することが認められる。

(C) vietnamnet

2017/06/02   日刊ベトナムニュース


身体障害者向け俳優講座

2017年06月04日 15時14分49秒 | 障害者の自立

福岡市の財団、受講生を募集 /福岡

 福岡市文化芸術振興財団(福岡市博多区)などは「身体に障がいのある人のための俳優講座」の受講生を募集している。全4クラスで3日間の講座があり、それぞれ最終日に発表会を開く。応募締め切りは18日。

  重い病気や障害があっても地域で心豊かに暮らせるよう演劇活動などを主催する認定NPO法人「ニコちゃんの会」(同市城南区)の「すっごい演劇アートプロジェクト」の一環。障害者による舞台公演を毎年開いている同財団とともに企画した。

 講座は、身体に障害がある俳優志望者の「ほかクラ」(16~18日、市立中央児童会館)▽手話を操る俳優志望者の「しゅわクラ」(23~25日、九州大大橋サテライト)▽電動車椅子を操る俳優志望者の「でんクラA」(30日~7月2日、パピオビールーム)と「でんクラB」(7月14~16日、同)--の4クラス。障害者や高齢者の演劇ワークショップを手掛ける俳優で演出家の倉品淳子さんが講師を務める。

 参加資格は身体に障害のある高校生以上で、演劇経験や年齢は問わない。障害のない演劇経験者も同時に募集している。参加費は3日間で1000円(保険料込み)。同財団の清原千香子さんは「表現することや舞台に立つことの素晴らしさを感じるために気軽に参加してほしい」と話している。参加申し込みはニコちゃんの会092・863・5903。

毎日新聞   2017年6月2日