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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害のある 新成人祝おう 土浦で100人集い

2015年01月14日 00時58分51秒 | 障害者の自立

 土浦市内の障害のある新成人の門出を祝う「障害児(者)を励ます新年の集い」が十二日、市内のホテルで開かれた。五人の若者の新たなスタートを、家族や関係者ら約百人が祝福した。

 市内の障害者団体や市社会福祉協議会、市でつくる実行委が主催。「成人式に出席するのが難しい障害者にも参加してもらい、保護者や家族らと一緒に祝い、交流を深める場にしたい」と三十年余り前から毎年行われている。

 今年の参加対象の新成人は知的、精神、身体に障害のある三十五人で、そのうち希望する五人が出席。中川清市長から「ご成人、おめでとう」と声をかけられながら、一人ずつ花束と記念品を受け取った。五人を代表して高野実さん(20)が「祝っていただき、とてもうれしく思っています。ありがとうございました」とお礼を述べた。

 高野さんは知的障害があり、現在はつくばみらい市内の就労支援施設で、食料品の箱詰めなどの作業に取り組んでいる。同席した母親の真弓さんは「二十年前にこの子が生まれたとき、この日をにこやかに迎えられるとは夢にも思いませんでした。手探りでしたが、人前であいさつできるようになりました」と目を細めた。 

2015年1月13日    東京新聞


自立支援へ地域食堂 NPO法人ほんべつフリーライフ

2015年01月14日 00時51分35秒 | 障害者の自立

 【本別】高齢者や障害者の自立支援に取り組む「ほんべつフリーライフ」(H・F・L、三井誠子代表理事)が昨年12月18日付で、道からNPO法人の認証を受け、同26日に法人登記した。法人事業の第1弾として今年1月20日から、事務所(町北1)で地域食堂「まんてん」の営業を始める。

 H・F・Lは町や町社会福祉協議会などに勤務する30代の社会福祉士ら5人が2013年に設立した。昨年8月、法人の設立総会を開き、定款や事業計画、役員などを決め、道に対しNPO法人の取得を申請していた。

 同NPOでは「障害者の社会的な居場所づくりと交流の場を提供する場として『食堂』に着目」(菊地康祥理事)し、準備を進めてきた。

 「まんてん」では、精神障害者3人(男性1人、女性2人)が食事の給仕やトイレの清掃などを担う。

 食堂名は「百点満点」「笑顔満点」などを想起させる前向きなイメージとし、理事の合議で決めた。

 三井代表理事が運営委員長を務める「銀河サロン」のスタッフを中心に7人がボランティアで参加し食事づくりを担当、木曜を除く平日4日間、午前10時~午後2時に営業する。

 メニューは、同NPO理事による手打ちそば(月曜)、カレーライス(火曜)、定食(水曜、週替わり)、豚丼(金曜)。料金は1食500円で、当面は1日20食限定で提供する。

 テーブルやいす、炊飯器、食器、コップなどは事業の賛同者からの寄付を受けた。利用は障害者、高齢者に限定することなく一般の利用も可能で、食事後の午後4時ごろまではオープンサロンとして開放し、交流の場とする。

 同NPOへの支援の輪は正会員、賛助会員、寄付などで約250人に広がっている。三井代表理事は「障害者と地域の人が、仲良く接することができる場にしたい。障害者が地域に戻ってくる受け皿になれば」と話している。

 新年度は、障害者の就労訓練などの支援事業を行う就労継続支援B型事業所としてオープンする予定。同NPOでは会員、ボランティアを募集している。

 問い合わせはほんべつフリーライフ事務局(0156・28・0099)へ。

20日にオープンする地域食堂「まんてん」と三井代表理事、山下孔三事務局長(右から)

2015年1月13日    十勝毎日新聞