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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者支える 伴走者、ランナーと練習−−11日 /島根

2014年02月04日 01時32分34秒 | 障害者の自立
 出雲市内で開かれるマラソン大会に視覚障害のあるランナーの伴走者として参加するボランティアグループ「愛走フレンズ」が2日、市内で練習した。出場予定の視覚障害者も一緒に汗を流し、声を掛け合いながら走るリズムを確認した。

 大会は、出雲市大社町の浜山公園周辺で11日にある「第33回出雲くにびきマラソン大会」(市など主催)。視覚障害者13人を含む計3314人が出場する。

 愛走フレンズは、22年前の大会で視覚障害者が出場したのを機に翌年結成され、市民を中心に約80人のメンバーが所属する。視覚障害者1人に対し、主伴走者1人と補助伴走者1〜2人でチームを作って支える。視覚障害者と主伴走者はロープで互いの手を結ぶ。

 この日の練習には愛走フレンズのメンバー18人と視覚障害者6人が参加した。先天性弱視の落合砂代子さん(57)=出雲市=は「5キロに出ます。30分で走れるようにしたい」と抱負を語った。

 関西に住む60代の全盲ランナーと18回連続で一緒に走るという愛走フレンズの金山清さん(64)は「安全第一に気持ち良く走ってもらいたい。10キロに出るので、目標タイムに向かって走れればいい」と話した。

毎日新聞 2014年02月03日 地方版

島根)岩手の全盲被災者から学ぶ 障害者向け防災研修

2014年02月04日 01時25分31秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した全盲の小笠原拓生(たくお)さん(46)=岩手県釜石市=の経験に学ぶ防災研修会が2日、松江市南田町のライトハウスライブラリーであった。震災を風化させることなく語り継ごうと、日本盲人会連合などが企画した。

 約3年前、小笠原さんは叔父2人が経営するビルメンテナンス会社で勤務中に地震に遭った。部屋を片付ける最中に携帯電話のワンセグから津波が押し寄せていることを知り、3階へ駆け上がって助かった。直前までそばにいた叔父2人は、津波にのまれて亡くなった。

 同僚や親族の信頼できる仲間のそばで「自分だけ取り乱せない」と自制してしまったことを今も悔やむ。「災害時はおびえや恐れという本能に正直になってほしい。恐れることを恐れないでほしい」と訴えた。

朝日新聞デジタル> 2014年2月3日03時00分

大仏殿前カラフル「幡」

2014年02月04日 01時12分26秒 | 障害者の自立
 障害者による絵画や雑貨などを展示する「県障害者芸術祭」が1日、奈良市の県文化会館などで始まった。周辺のカフェや雑貨屋など44店も会場になり、観光客らが独創的な作品を楽しんだ。9日まで。

 3回目となる今年のテーマは「障害のある人とない人のつながり」。県内の小学生や芸術家らと共同制作した作品などが出展され、同館では、動物や植物を描いた絵画、段ボールなどで精巧に作った乗用車の内装など約100点を紹介。コップを箸でたたいた音などを組み合わせた音楽を聴ける空間もある。

 また東大寺大仏殿前では、オープニングセレモニーとして、国内外の障害者らが描いた絵で作った旗「幡(ばん)」(幅0・9メートル、全長7メートル)が8本掲げられた。カラフルな鳥などを描いた約200作品が盛り込まれており、奈良市の主婦田辺久美子さん(49)は「一段と華やかで、障害者の活動を知る機会になると思う」と話していた。


オープニングセレモニーで掲げられたカラフルな幡(奈良市の東大寺で)

(2014年2月2日 読売新聞)

「地域が支え」介護劇 丹波の福祉職員ら熱演

2014年02月04日 01時06分43秒 | 障害者の自立
 お年寄りや障害者を介護する男性による虐待の予防をテーマにした啓発劇が2日、篠山市黒岡の篠山市民センターで上演された。介護をする男性の心理や、市の支援制度などを、実際にお年寄りや障害者の介護に関する相談業務を担当する市職員らが熱演。出席した市民ら230人は笑ったり、涙ぐんだりしながら介護の厳しさを感じていた。

 劇には、市地域福祉課、社会福祉協議会、地域包括支援センターに勤務する職員17人が出演。昨年12月から10回の練習を重ね、約40分の舞台にまとめた。

 認知症の親と生活する男性と、障害者の娘と暮らす男性の2組の家族が登場。生真面目に介護をするが地域から孤立しており、次第に介護する男性自身が精神的に疲れ、介護される側の立場を考える余裕がなくなったり、声を荒らげたりする様子を熱演した。

 保健師や社会福祉士らがそのままの役で出演し、篠山市が地域の見守り活動の一環で、今年度始めた自治会長、民生委員、民生協力員、福祉委員の4者会議の活動を再現。行政と連携し、地域全体でお年寄りや障害者を見守り、支える社会の実現を呼びかけた。

 認知症の父親の介護をしている男性が家庭訪問に来た地域の人の温かい支援の言葉に涙ぐむ場面では、普段、息子のことがわからない父親が「息子を泣かした」と言って怒る迫真の演技で場内の涙を誘っていた。

 啓発劇は今年で4回目。毎年1回「権利擁護市民フォーラム」で上演している。脚本を担当した松本ゆかり・地域福祉課係長は「市の制度や職員に親しみを持ってもらおうと今年も上演した。出演者や内容に一貫性を持たせ、シリーズにすることで、毎年楽しみに見てもらっているようだ」と話した。


介護をテーマにした劇を演じる市職員ら(篠山市黒岡の篠山市民センターで)

(2014年2月3日 読売新聞)