近畿大は手足の不自由な重度障害者も、呼気だけでパソコンを操作できる「呼気マウス」を世界で初めて開発した。開発にあたった北山一郎准教授(福祉工学)は「メールなどを利用した交流も可能となり、障害者の生活の質が向上する」としており、2年後の実用化を目指している。
呼気マウスは、ストロー状の管を口にくわえ、呼気の「吸う」「吹く」の強弱と時間によって、マウスカーソルを上下左右に動かせる。左右のクリックにも対応し、文字入力もできる。
これまでにも呼気を活用したスイッチは開発されているが、照明のオン・オフなど用途が限られていた。また、呼気マウスは高精度のセンサーを使用しているが、工業用で比較的安価なため、障害者らが視線をパソコン画面に固定して入力する視線入力装置より安い5万円程度での販売を目指すという。
SankeiBiz- 2013.11.10 15:09
呼気マウスは、ストロー状の管を口にくわえ、呼気の「吸う」「吹く」の強弱と時間によって、マウスカーソルを上下左右に動かせる。左右のクリックにも対応し、文字入力もできる。
これまでにも呼気を活用したスイッチは開発されているが、照明のオン・オフなど用途が限られていた。また、呼気マウスは高精度のセンサーを使用しているが、工業用で比較的安価なため、障害者らが視線をパソコン画面に固定して入力する視線入力装置より安い5万円程度での販売を目指すという。
SankeiBiz- 2013.11.10 15:09