5日午前10時頃、鹿児島市星ヶ峯2の市知的障害者福祉センター「ふれあい館」の地下機械室で、塩素系とみられる刺激臭のあるガスが発生。作業員1人がのどの痛みを訴えて病院で手当てを受けたほか、同館の利用者やスタッフら計147人が近くの星ヶ峯福祉館などに避難する騒ぎがあった。具合が悪くなった人はいないという。
市障害福祉課によると、施設の維持管理を委託された業者が温水プール消毒用の次亜塩素酸ナトリウムを容器に補充する際、誤って隣にあった汚水処理用の薬剤の容器に注いだため、容器内で化学反応を起こしたらしい。
約1時間たってもガスが引かなかったため、午前11時頃、業者が消防に通報。ガスの成分が不明で、人体への影響も懸念されたため、駆けつけた消防隊員が利用者らを避難させるよう指示し、正午頃から約30分かけて全員が避難を終えた。
同館は「利用者を避難させる事態を招き、大変申し訳ない。安心して利用してもらえるよう、再発防止に努めたい」としている。
(2013年10月6日 読売新聞)
市障害福祉課によると、施設の維持管理を委託された業者が温水プール消毒用の次亜塩素酸ナトリウムを容器に補充する際、誤って隣にあった汚水処理用の薬剤の容器に注いだため、容器内で化学反応を起こしたらしい。
約1時間たってもガスが引かなかったため、午前11時頃、業者が消防に通報。ガスの成分が不明で、人体への影響も懸念されたため、駆けつけた消防隊員が利用者らを避難させるよう指示し、正午頃から約30分かけて全員が避難を終えた。
同館は「利用者を避難させる事態を招き、大変申し訳ない。安心して利用してもらえるよう、再発防止に努めたい」としている。
(2013年10月6日 読売新聞)