ゴエモンのつぶやき

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個性光る力作ずらり 障害者芸術祭エナジー2013開幕

2013年10月24日 01時54分21秒 | 障害者の自立
個性光る力作ずらり 障害者芸術祭エナジー2013開幕 芸術創作を通じて障害者の自立と共生社会の実現を目指す「第19回徳島障害者芸術祭エナジー2013」(徳島新聞社、徳島新聞社会文化事業団、ねっとわ~くAs主催)が22日、徳島市の県立近代美術館ギャラリーと県立21世紀館多目的活動室で始まった。27日まで。
 
 県内の219人と28グループが絵画や書道、写真、工芸など247点を出品。最優秀賞のエナジー大賞には、障害者支援施設「草の実学園」(鳴門市大麻町板東)の川口和子さん(61)のアクリル画「魚つり」と、障害者支援施設「野菊の里」(吉野川市鴨島町敷地)の利用者約30人による立体アート「のぎくの木」が選ばれた。

 川口さんの作品は、赤や緑、水色などで魚を表現し、勢いのあるタッチが印象的だ。「のぎくの木」は、10本ほどの流木を牛乳パックをちぎった紙で固めて組み合わせた作品。葉の形の陶芸作品を張り付け、大樹を表現した。

 このほか、ビルをかたどった陶芸やカラフルな色合いの七宝、大きな渦潮を描いた藍染など、趣向を凝らした作品がずらりと並ぶ。小松島市田浦町東内、自営業森光さん(76)は「個性が存分に発揮された作品ばかりで、パワーをもらっている」と感心していた。

 午前10時から午後5時まで(27日は午後4時まで)で、入場無料。


【写真説明】個性あふれる作品が並ぶ徳島障害者芸術祭エナジー2013=県立近代美術館ギャラリー

徳島新聞-2013/10/22 14:03

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2013年10月24日 01時50分12秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者のコミュニケーションを支援するサービスが相次いで登場した。テレビ電話やスマートフォンなど、情報通信機器を活用した仕組み。相手先とスムーズなやりとりができると好評だ。

 日本財団が9月から試験的に始めた「電話リレーサービス」。聴覚障害者がテレビ電話を通じ、手話通訳オペレーターのサポートを受けながら相手先とやりとりする。現在240人が利用している。

 聴覚障害者はまず、自宅からインターネットで通訳オペレーターのいるサービス窓口に接続、テレビ電話の手話映像をオペレーターに読み取ってもらう。オペレーターは相手先に電話し、用件を口頭で伝える。相手先からの返答は、オペレーターが手話に戻してテレビ電話の聴覚障害者に伝える。手話の代わりに文字メッセージを使うことも可能。

 利用場面として想定されるのは、比較的緊急性の高い用件。例えば、クレジットカードを紛失した時の金融機関への連絡、乗り物や病院の急な予約・変更などだ。

 メールやファクスが届いていなかったり見逃されていたりする場合にも有効。東京都内の広川麻子さん(40)は、この電話リレーサービスを使って観劇用の台本を劇場から取り寄せた。「以前、メールで同じお願いをしたが返答がなかった。電話の便利さを改めて感じた」という。

 第一生命経済研究所が、聴覚障害者を対象に2008年に行ったアンケート(147人回答)では、4人に3人が「電話連絡が難しいため申し込み手続きを諦めた経験がある」と回答している。

 電話リレーサービスは来年3月までだが、同財団は今後、利用者の反応を踏まえて公的サービスとしての導入を総務省に要望する。現在も利用者を募集している。問い合わせは同財団(ファクス=03・6229・5599)へ。

 スマートフォンなどの機能を使って対面での会話を支援するサービスもある。

 独立行政法人「情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所」が開発し、6月から公開しているアプリ「こえとら」。アップル社のアプリ販売サイトで無料でダウンロードできる。

 このアプリを使うと文字と音声が相互変換される。まず、スマートフォンやタブレット端末に聴覚障害者が文字入力すると、その場で音声に変換される。これに相手が返事をすると、今度はスマホやタブレットの画面には文字に変換されて表示される。

 このアプリは、熊本県立熊本聾ろう学校など3校と協力して開発された。公開から4か月ほどで、ダウンロード数は4000件を突破。研究マネジャーの内元清貴さんは「これほど反響があるとは予想していなかった」と驚く。

 第一生命経済研究所上席主任研究員の水野映子さんは「技術の進歩でコミュニケーションがしやすくなるのは望ましいこと。ただ、例えば、電話リレーの通訳オペレーターを金融機関が本人と認めるかどうかといった課題は残る。社会全体で知恵を絞る必要がある」と指摘している。


電話リレーサービスのデモンストレーションの様子。利用者はパソコン画面を通してオペレーター(手前)と手話でやりとりする(日本財団で)

(2013年10月23日 読売新聞)

障害者アートを車体に 自立支援に一役

2013年10月24日 01時45分11秒 | 障害者の自立
 鳥栖市に九州配送センターを構える冷凍・冷蔵輸送の福岡運輸(福岡市、富永泰輔社長)が、障害者アートを車体に描いた冷凍トラックを導入した。CSR(企業の社会的責任)活動の一環で、障害者の自立支援の夢を描いたトラックが九州などを走る。

 障害者アートと経済活動を結ぶ運動を展開している「だんだんボックス」(福岡市、神崎邦子代表)の取り組みに富永社長が共感。昨年の創立記念日事業として導入を決め、だんだんボックスを通して福岡市の知的障害者就労支援施設「ひまわりパーク六本松」にアート制作を依頼した。

 集まった約350点の中から川崎光義さん(59)と秋穂治巳さん(43)=いずれも福岡市=の作品を採用。10トンと4トンの2台の冷凍トラックのボックス部分に描かれた作品は明るいタッチの楽しい絵柄で、富永社長は「こうした取り組みが全国に広がり、自立支援につながれば」と話す。

 鳥栖市のグリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖にある九州配送センターは、昨年7月から稼働。県内では基山町の福岡支店に次ぐ倉庫施設で、約60台で九州・山口をカバーしている。アートトラック2台は福岡支店に配備され、大阪・東京方面と九州管内の運輸に使われる。


アート制作者の川崎光義さん(左から2人目)、秋穂治巳さん(同3人目)と福岡運輸の富永泰輔社長(同4人目)=21日、鳥栖市の福岡運輸九州配送センター

佐賀新聞-2013年10月23日更新

障害者自立へ就労を支援 備前、空き店舗で製作品販売

2013年10月24日 01時40分33秒 | 障害者の自立

 備前市西片上の片上商店街に、障害者が作った商品を販売する「ニコニコ堂」がオープンした。空き店舗を活用し、就労による障害者の自立と商店街活性化への貢献を目指す。

 NPO法人「あおぞら会」(岡山市中区倉田)が運営する県内3店目。「きずな」(備前市西片上)をはじめ、同法人が備前、岡山市で営む4事業所の知的、身体障害者らが備前焼の食器や草木染、ラスクなどを出品。他の障害者施設の商品も取り扱う。店内では「きずな」の利用者7人が手芸品の製作や陳列、レジを担当する。

 出店には、改装や設備費用の3分の1(上限100万円)を補助する同市の空き店舗対策事業を活用した。同法人の岡田伸政常務理事は「障害者福祉の発信基地として収益を上げ、賃金に反映させたい。商店街のにぎわい創出にもつながれば」と話している。

 営業は午前10時~午後5時。日曜定休。


備前焼や手芸品など障害者が作った商品が並ぶ店内

山陽新聞-(2013/10/23 7:51)

障害者ら名フィル楽しむ トヨタ系8社が1000人招待−−刈谷 /愛知

2013年10月24日 01時38分17秒 | 障害者の自立
 刈谷市若松町の市総合文化センターで22日、名古屋フィルハーモニー交響楽団の福祉コンサート「夢いっぱいの特等席」が開かれ、西三河と知多の8市町にある福祉施設・団体の障害者と付添人ら1000人が招待された。オーケストラ演奏を気軽に味わってもらおうと、同地域に本社や工場を持つトヨタ系8社が毎年招いている社会貢献事業で、今年が12回目。

 スッペの喜歌劇「軽騎兵」序曲や外山雄三の「管弦楽のためのラプソディ」など7曲を演奏。「となりのトトロ」と「上を向いて歩こう」では障害者全員が演奏に合わせて歌った。途中には、指揮者の川瀬賢太郎さんが楽器や作曲家を紹介し、交響楽団などについて説明した。

 会場の大ホールは車いすや寝ながらでも聴けるよう、最前席や通路沿いの座席計126席が外された。演奏中でも客席の照明は消さず、出入りや私語も許され、気楽に聴き入っていた。

毎日新聞 2013年10月23日 地方版