個性光る力作ずらり 障害者芸術祭エナジー2013開幕 芸術創作を通じて障害者の自立と共生社会の実現を目指す「第19回徳島障害者芸術祭エナジー2013」(徳島新聞社、徳島新聞社会文化事業団、ねっとわ~くAs主催)が22日、徳島市の県立近代美術館ギャラリーと県立21世紀館多目的活動室で始まった。27日まで。
県内の219人と28グループが絵画や書道、写真、工芸など247点を出品。最優秀賞のエナジー大賞には、障害者支援施設「草の実学園」(鳴門市大麻町板東)の川口和子さん(61)のアクリル画「魚つり」と、障害者支援施設「野菊の里」(吉野川市鴨島町敷地)の利用者約30人による立体アート「のぎくの木」が選ばれた。
川口さんの作品は、赤や緑、水色などで魚を表現し、勢いのあるタッチが印象的だ。「のぎくの木」は、10本ほどの流木を牛乳パックをちぎった紙で固めて組み合わせた作品。葉の形の陶芸作品を張り付け、大樹を表現した。
このほか、ビルをかたどった陶芸やカラフルな色合いの七宝、大きな渦潮を描いた藍染など、趣向を凝らした作品がずらりと並ぶ。小松島市田浦町東内、自営業森光さん(76)は「個性が存分に発揮された作品ばかりで、パワーをもらっている」と感心していた。
午前10時から午後5時まで(27日は午後4時まで)で、入場無料。
【写真説明】個性あふれる作品が並ぶ徳島障害者芸術祭エナジー2013=県立近代美術館ギャラリー
徳島新聞-2013/10/22 14:03
県内の219人と28グループが絵画や書道、写真、工芸など247点を出品。最優秀賞のエナジー大賞には、障害者支援施設「草の実学園」(鳴門市大麻町板東)の川口和子さん(61)のアクリル画「魚つり」と、障害者支援施設「野菊の里」(吉野川市鴨島町敷地)の利用者約30人による立体アート「のぎくの木」が選ばれた。
川口さんの作品は、赤や緑、水色などで魚を表現し、勢いのあるタッチが印象的だ。「のぎくの木」は、10本ほどの流木を牛乳パックをちぎった紙で固めて組み合わせた作品。葉の形の陶芸作品を張り付け、大樹を表現した。
このほか、ビルをかたどった陶芸やカラフルな色合いの七宝、大きな渦潮を描いた藍染など、趣向を凝らした作品がずらりと並ぶ。小松島市田浦町東内、自営業森光さん(76)は「個性が存分に発揮された作品ばかりで、パワーをもらっている」と感心していた。
午前10時から午後5時まで(27日は午後4時まで)で、入場無料。
【写真説明】個性あふれる作品が並ぶ徳島障害者芸術祭エナジー2013=県立近代美術館ギャラリー
徳島新聞-2013/10/22 14:03