ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の雇用 働く意欲に応えたい

2013年03月01日 02時05分45秒 | 障害者の自立

 障害者の雇用を後押しする仕組みをどう強めるのか。労働政策審議会が近く考え方を示す。働く意欲に応え、地域での自立と社会参加を促すのは支え合い時代の要請でもある。経済界の責任も重い。


 障害者の就労対策の土台は障害者雇用促進法だ。官民を問わず事業主に一定割合の障害者を雇うよう義務づける法定雇用率制度が大きな柱になっている。労政審はこの法律を見直したい意向だ。


 国が批准を目指す国連障害者権利条約を踏まえ、障害者の差別を禁止するルールを新しい柱として据えようとしている点に期待したい。事業主に意識改革を迫る契機となるはずだ。


 車いすだから、盲導犬を連れているから、介助者の付き添いが必要だから…と、障害を理由に門前払いをしたり、不利な取り扱いをしたりするのはご法度となる。


 最近でも新潟県が身体障害者の職員の募集に当たり、自力で通勤でき、介助なしに仕事ができる人という条件をつけた。面接試験での点字や手話通訳、筆談には応じないとくぎを刺してもいた。


 官公庁の問題意識がこの体たらくでは、負担を嫌う民間企業は推して知るべしだろう。


 募集や採用から労働時間、賃金や昇進、福利厚生、退職まで、事業主は雇用慣行に潜む差別を一掃する覚悟が問われる。


 障害者が働きやすいよう環境を整え、支援する配慮も求められる。それを欠いても差別と見なされる。存分に能力を引き出すような発想や知恵こそが大切になる。


 一方、身体障害者と知的障害者に限られている事業主の雇用義務の対象に、精神障害者を加えるかどうかが焦点となっている。


 四月から従業員五十人以上の企業は2・0%以上の障害者を雇わなくてはならない。精神障害者が算入されると、法定雇用率が跳ね上がるとして経済界は反発する。


 しかし、精神障害者の昨年度の新規求職者数は四万九千件近くに達し、二〇〇二年度の七・八倍と突出して増えている。就労意欲に応える受け皿づくりは急務だ。


 障害者団体「きょうされん」の直近の調査では、障害者のほぼ十人に一人が生活保護下にあった。全国平均の六倍超の受給率だ。障害者が働くようになれば社会保障コストは軽くなる。


 一九九九年から法定雇用率を守った企業は五割に満たない。積極的な企業への援助を手厚くして底上げを図るべきだ。医療や福祉から雇用へと流れを加速させたい。

東京新聞-2013年2月25日

点字名刺で障害者にも雇用を!札幌のエコ名刺屋さん

2013年03月01日 01時56分07秒 | 障害者の自立
北海道札幌市にある丸吉日新堂印刷株式会社は名刺に点字をうつことで、コミュニケーションツールとしても活用でき、その作業を障害者の方にやってもらうことにより、障害者の雇用確保を目標とした社会貢献型の名刺を作っております。また、点字名刺だけではなく、アフリカザンビア産のバナナの茎を使用したフェアトレードバナナペーパー名刺を作り、アフリカザンビアで積極的に雇用活動を行っております。

報道関係者様各位
News Release
2013年2月28日
丸吉日新堂印刷株式会社

「点字名刺で障害者にも雇用を!札幌のエコ名刺屋さん」

幸せエコ名刺ユーザー交流会を主催している丸吉日新堂印刷株式会社http://www.nissindou.co.jp(本社:北海道札幌市豊平区 代表取締役:阿部晋也)は、2013年3月25日に第22回幸せエコ名刺ユーザー交流会in東京を開催致します。

|| 幸せエコ名刺ユーザー交流会

エコ名刺は、素材自体が話題となるため、初対面でのコミュニケーションツールとして効果を発揮するが、当社ではエコ名刺を購入したお客様だけが参加できる、「幸せエコ名刺ユーザー交流会」を全国で定期開催しており、フェイスブックページでのイベント告知後2日で満員になるなど大人気の交流会になっています。これは一般的なビジネス交流会とは真逆の発想で、エコ名刺を利用しているお客様同士の出会いの場であり、「大人たちが共に学び合い成長するコミュニケーションの場」として開催しています。毎回ご好評いただいております、幸せエコ名刺ユーザー交流会は次回第22回を数え下記の通り開催致します。なお、3月22日に予定しております、幸せエコ名刺ユーザー交流会in札幌は満員になりました。

日時:2013年3月25日(月)
時間:18時30分~21時00分(開場18時00分)
会場:CTW表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-7 CULTURE表参道2F
会費:講演会+交流会(ご飲食付)5,000円 
定員:50名(先着順とさせていただきます)

|| 社会貢献型の名刺とは・・・

弊社が作る名刺はちょっと違います。まずは素材、廃棄されたペットボトル、北海道産小麦わら再生紙、アフリカザンビアの雇用を産み、環境を守るバナナペーパーなど全16種は全てリサイクルされた再生紙でできおり、売り上げの1%が環境保護NGO・NPO団体へ寄付される仕組みになっており、現在起こっている環境問題や福祉問題の根源はコミュニケーション不足もあるのではないか と考え、エコ名刺を通し社会問題解決の入り口を作っている。そして今回紹介する点字付きエコ名刺は、障がいのある方の雇用を創出するエコ名刺です。


|| 最小にして最大の営業ツール 名刺

弊社は、創業31年を迎えますが、以前は伝票、チラシ、封筒などがメインでした。昔から印刷業界で名刺は、「ついで仕事」として軽く扱われ、「単価が安い、急ぐ、手間がかかり儲からない」という事で、多くの印刷会社ではそのまま下請けに出し、安くたたいていた。名刺は初対面の人と人との出会いの入り口に使う最小にして最大の営業ツールになるはず!と考え、設備と人を導入して本格的に名刺作りに取り組みました。

|| キッカケはある大手飲料メーカーからの依頼

得意先であった【北海道キリンビバレッジ】より、自社で販売しているペットボトルを再利用した名刺を作って欲しいとのオーダーがありました。もちろんそんなものは世の中には無い・・・。しかしこれを受けて全国の会社を調べた結果、滋賀県に100%ペットボトル再生シートを作っているメーカーを発見し、すぐに直接交渉し、多数の試作品テストを重ね、ようやくペットボトル再生材名刺が完成致しました。現在でも人気商品になっていますが、これを機にエコ素材や自然素材に特化し、名刺交換を通して環境問題への意識付けと、何より素敵な人との出会いのキッカケ作りをしています。

|| 障害者の雇用を!

お客様から、名刺に“点字”を入れて欲しいというオーダーがあり、早速調べてみると、機械自体はそれほど高いものではないが、その作業が大変な集中力と労力がいる事がわかりました。実は代表阿部の母親は、阿部が幼い頃に病気となり、身体に障害がありました。その為、障害のある方々に何とか支援していきたいという気持ちがあり、当時から簡単なシール貼り等の作業をお願いしていた、小規模授産施設の所長に相談してみたところ、当時授産施設に通う精神障害、知的障害の方々の一ヶ月の給与は13,000円程度であり、とても社会復帰できるものではなかったのです。そこで、この点字作業なら何倍も高い工賃をお支払いできるので、所長と相談した結果やってみましょう!という事で、スタートしたのだが、 なんと障害のある方々にとって、この作業は最適な仕事で、ミスも無くスピーディにこなしていただき、結果として彼らの給与も3倍に上がった。弊社代表が何より嬉しかったのは、いつも部屋の中だけで仕事をしている彼らが、社会とのつながりを持てた事。自分の仕事が評価され喜んで胸を張って、笑顔で納品に来てくれる事が何よりも嬉しい事です。このような活動に対し、全国から応援の声が上がり、わざわざ遠方から点字加工代(100枚1,575円)の他、送料をかけてでも自分の名刺が少しでも社会のお役に立てるのなら・・・という事で、全国から趣旨に賛同していただき、点字付きエコ名刺の注文が多数来ています。これには「日本で一番大切にしたい会社」の著者である、法政大学 坂本光司教授も絶賛され「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」ダイヤモンド出版にて、全国8社のストーリーのうち1社として、丸吉日新堂印刷株式会社のサービスを取り上げて頂いています。坂本教授は(2012年3月11日以降「利他」活動ははっきり増えている。困っている人に手を差し伸べずにはいられない感情が日本人には内在しているのでは)と言い、自らも丸吉日新堂印刷株式会社のバナナペーパーを使用したバナナ名刺を愛用していただいております。

|| 2012エコCRMモデルに選ばれる

エコ名刺は03年に大手飲料メーカーからの依頼で取り組んできたペットボトル再生材名刺や、間伐材などを活用、業界初のカーボンオフセット付きエコ名刺なども販売しており、環境保全への姿勢とインターネットから輪が広がっており札幌だけではなく、全国へと波及している。現在は、延べ3万5千人が使用する人気商品となった。丸吉日新堂印刷株式会社では、エコ名刺に新しい価値を加え、アウトドアメーカーのパタゴニア社が日本窓口になっている1%フォー・ザ・プラネット(1%FTP)に加盟し、エコ名刺売上げの1%を、環境NGO・NPOに寄付する仕組みとなっているのも、顧客から指示される要因のひとつでもある。昨年12月一般社団法人 CRM協議会(http://www.crma-j.org/)が主催する、【CRMベストプラクティス賞】のエコCRM提唱モデルとして 大手企業の中、唯一零細企業として受賞致しました。エコ名刺は、100枚1,680円からと多少高いが、環境意識の高い企業や個人よりネットから注文をいただいており、顧客様の8割は道外で名刺交換や口コミを通じて昨対比の売上も増加しております。



丸吉日新堂印刷株式会社- 2013年02月28日 12:00



WHO 世界聴覚障害者人口3億6000万人

2013年03月01日 01時51分51秒 | 障害者の自立
 WHO・世界保健機関は27日ジュネーブで「世界総人口の5%に当たる3億6000万人が聴覚障害者である」と発表しました。
 WHOのデータによりますと、世界では65才以上の高齢者の中の3人に1人は耳が聞こえない、あるいは聞こえにくいという問題が存在しており、15才以下の児童でも3200万人が聴力の問題を抱えているということです。地域的には、南アジアやアジア太平洋地域、アフリカサハラ砂漠以南に聴覚障害者が集中しています。このほか、補聴器の生産量はまだニーズに応えられておらず、途上国では40人の聴覚障害者に対して1台も補聴器が無い状態です。

 WHOの関係者は「3月3日の『耳の日』を前に、このデータを発表することで、人々の聴覚に対する健康意識を喚起させたい」としました。

中国国際放送-2013-02-28 11:04:27

川崎市が障害者支援事業を拡充 拠点を集約・相談員増/川崎

2013年03月01日 01時48分12秒 | 障害者の自立
 川崎市は2013年度から障害者相談支援事業を拡充する。相談拠点を現在の34カ所から28カ所に集約する一方、相談員を46人から63人に大幅に増員。相談員を1人しか配置できず、電話がつながらないなどの課題を解消していく。新体制に合わせ、拠点の名称を障害者生活支援センターから障害者相談支援センターに変更する。

 市は13年度予算案に、相談事業全体として前年度比約2億円増となる4億8千万円を計上している。

 相談事業はこれまで、障害者の通所施設などに併設する形で施設を運営する福祉法人などに委託されてきた。そのため、区によって支援センターの数にばらつきがあり、相談員も1人体制のところも多いのが現状で、障害の種別によって相談できないなど分かりにくかったという。

 新体制では各区ごとに、常勤3人の相談員を配置する基幹型のセンター1カ所と、2人体制の地域型センター3カ所を設ける。相談員も63人へと4割近く増員。市独自の研修制度を設けて研修を充実させていく。市障害計画課は「障害者が地域で暮らせるよう本人の立場に立って、さまざまなサービスを調整できる体制にする。障害者本人のところに出向いたり、障害者を見守ってくれる地域との連携も図れれば」と話している。

カナロコ(神奈川新聞)-2013年2月28日

CD:田川の視覚障害者「ドリーム音楽隊」が制作 福祉施設などに配布へ /福岡

2013年03月01日 01時45分52秒 | 障害者の自立
 田川市郡の視覚障害者らでつくる「ドリーム音楽隊」(平塚春喜会長)が初のCD「大空にひびけ」を制作し、田川市の伊藤信勝市長に報告した。

 音楽隊は副会長で市内の点訳ボランティア、冨田美由紀さん(55)が「目が不自由でも夢を持って前向きに生きよう」と呼び掛け08年に発足。現在の会員は30〜80歳代の23人で、地元の福祉施設などで年4、5回、リコーダーやハーモニカを使ったコンサートを開いている。

 今回、市のさわやかまちづくり提案事業(1回10万円を支給)の適用を受けてCDを初めて制作した。収録曲は冨田さんが作詞・作曲した「大空にひびけ」のほか、「夕焼け小焼け」「ふるさと」など全7曲。会長の平塚さん(66)は「私たちの演奏を聴き『自分たちも何かやってみよう』という気持ちになってもらえれば」と話していた。

 CDは300枚制作し、市内の福祉施設などに配るほか、市健康福祉課(0947・44・2000)でも希望者に無料で配布する。問い合わせは冨田さん(090・5388・1605)。

毎日新聞 2013年02月28日〔筑豊版〕