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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

家庭非常食備蓄を促進県

2012年08月19日 01時54分32秒 | 障害者の自立
 大規模災害の発生に備え、各家庭で非常食などの備蓄を進めてもらおうと、県は17日、中部や関西地方の企業経営者らでつくる日本非常食推進機構(四日市市)と防災協定を結んだ。

 協定によると、同機構が11月から、大人1日分の食料や水などが入った災害用物資「白い小箱」計1万箱を、市町役場やスーパーなどで無料配布し、非常食の備蓄を進める。また、災害発生時は被災地に必要な小箱を送る。同様の協定は四日市市や志摩市など県内9市町と締結済みという。

 食料や水は障害者施設の入所者が箱詰めすることで、障害者の就労支援にもつながっている。また、配布から3年が経過した小箱は回収し、NGOを通じて海外の貧困地域に届けるという。

 県庁で行われた締結式には、同機構の古谷賢治代表理事や鈴木英敬知事らが出席。古谷代表理事は「非常食は備蓄するだけでなく、期限が来たら買い替えが必要なことも知ってほしい」と話し、鈴木知事は「障害者就労支援や国際貢献にもつながるすばらしい取り組みだ」と述べた。

(2012年8月18日 読売新聞)

横浜市、パラリンピック5選手を激励

2012年08月19日 01時50分12秒 | 障害者の自立
 29日に開幕する障害者スポーツの祭典・ロンドンパラリンピックに出場する横浜市内の選手5人と監督らの激励会が17日、同市役所で行われた。

 パラリンピックに出場するのは、男子陸上の多川知希さん(26)、女子陸上の加藤有希さん(38)、ゴールボールの欠端瑛子さん(19)、射撃の田口亜希さん(41)、卓球の木下佑輝さん(21)。

 激励会で、アテネと北京に続いて3度目の出場を果たした田口選手は「緊張と不安に打ち勝ってメダルを取れるように頑張ります」と話し、北京に続く出場の多川選手も、「4年前と比べて調子はいい。年齢的にもピークなので、まずは決勝を目指して頑張ります」と意気込みを語った。

 出席した林文子市長は「五輪で日本選手が活躍したこの勢いの中で、日ごろの力を発揮してほしい。ぜひご活躍を」とエールを送った。


激励会に参加した、ロンドンパラリンピックに出場する横浜市内在住の選手ら(同市役所で)

(2012年8月18日 読売新聞)

災害時に福祉避難所開設 阿南市、12施設と協定

2012年08月19日 01時44分13秒 | 障害者の自立
 阿南市は17日、災害時に一般の避難所での生活に支障が生じた人を受け入れる福祉避難所として、市内の特別養護老人ホームや障害者支援施設12施設と協定を結んだ。

 市と協定を結んだのは10法人が運営する施設で、内訳は養護老人ホーム2カ所、特別養護老人ホーム7カ所、障害者支援施設3カ所。

 協定では、災害時に市の要請に応じて福祉避難所を最大14日間開設し、要援護者の入浴、排せつ、食事などの介護や日常生活の支援を行う。開設期間は状況に応じて延長が可能で、費用は原則として市が負担する。

 市役所であった調印式には岩浅嘉仁市長と12施設の代表者らが出席し、協定書に押印した。

 市によると、災害時に避難所で支援を必要とする市内の体の不自由な高齢者や障害者らは約950人。

徳島新聞 - 2012/8/18 14:34


技能五輪誘致へ知事動く 民主党、厚労省に要望

2012年08月19日 01時39分19秒 | 障害者の自立
 福田富一知事は17日、国会内の民主党幹事長室と厚生労働省を訪れ、逢坂誠二総括副幹事長、西村智奈美副大臣に2016年度の「青年技能者技能競技大会(技能五輪全国大会)」と「全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」の本県開催を要望した。厚労省は10月下旬に開催地を決める予定。誘致に名乗りを上げている山形県がライバルとなりそうで、知事自らトップセールスでPRに出向いた格好だ。

 要望で福田知事は、本県が有数の「ものづくり県」であるとした上で「両大会の開催は、技能を尊重する機運の醸成や障害者の社会参加促進が図られ、産業の競争力強化と地域経済活性化を図る上で有意義だ」と説明。

 さらに「関東で技能五輪未開催は本県だけ。被災県でもあり、誘致で復旧復興の機運が盛り上がる。一方、障害者雇用率が全国平均を下回っており、アビリンピック開催を通じて障害者の技術力向上や雇用促進も啓発したい」とアピールした。

 西村副大臣は「近く選考委員会をつくり、さまざまな角度から検討して決定したい」と答えた。厚労省は今月下旬に現地調査を行う。

下野新聞 - (8月18日 朝刊)

【くいな笛】パラ五輪正式種目めざす

2012年08月19日 01時31分17秒 | 障害者の自立
 障害者スポーツの祭典、ロンドン・パラリンピックが29日開幕する。20競技に過去最多の160カ国・地域から、4千人を超える選手が参加するという。そのパラリンピックの正式種目入りを目指している競技の一つに「アンプティサッカー」がある。

 病気や事故で片足や片手を失った人たちが7人制でプレーする。日本では、2010年春に最初のクラブチーム「FCガサルス」が発足したばかりで、競技人口も数十人。国内に4チームしかない。

 7月の日曜日。伊賀市のあやま運動公園で、「関西セッチエストレーラス」の練習を見学した。松葉づえを使って走り、ボールを力強く蹴る。想像していたよりスピードもあり、激しいスポ―ツだ。

 同チームは、10月にロシアで開かれるワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選ばれている元ガサルスの川合裕人さん(45)=伊賀市川合=を中心に今年1月発足した。メンバーは、兵庫県姫路市や京都市、岐阜市などの7人で、月1、2回それぞれの地元などに集まって練習している。

 滋賀県米原市の鉄工所勤務、冨岡忠幸さん(33)は、川合さんと同じくW杯メンバーに選ばれている。19歳の時に交通事故で左足を失ったが、その後にサーフィンに挑戦するなど、高い身体能力で、未経験だったサッカーも自分のものにした。「体を動かすのが好き」と話す。腕の切断者が担当するキーパーで、静岡県三島市の製薬会社勤務、細井正孝さん(48)は、脳性まひなどで体に障害がある選手による「CPサッカー」の監督を務めるなど障害者スポーツの普及にも力を入れている。アンプティサッカーでは自らがプレーヤーだ。

 メンバーを数人のスタッフが支えている。監督を務めている理学療法士の増田勇樹さん(26)は、高校時代サッカー部に所属していた。勤務する大阪府内の病院で川合さんと知り合い、活動をサポートするようになった。「練習場所の確保や活動資金集めもたいへん。支援してもらうためにも、競技をどう広めていくかが課題」と話す。「プレーは迫力もあり、競技として見ることができる。健常者も一緒に練習ができるので、参加しやすいことが伝われば、広がっていくと思う」と前向きだ。

 パラリンピックの正式種目になるためには、多くの国で盛んになることが必要。そのためにも日本でまず多くの人に知ってほしいとメンバーやスタッフらは呼びかけている。

                    ◇

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ダイナミックなプレーのアンプティサッカー=伊賀市

朝日新聞 - 2012年08月18日