ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

仮設グループホーム運営、アドバイザー派遣 兵庫県

2011年08月10日 01時57分58秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の被災地で開設が相次ぐ仮設グループホームの運営を支援するため、兵庫県は8日、阪神大震災直後に福祉施設で勤務した経験を持つ介護福祉士らを現地に派遣すると発表した。宮城県石巻市と南三陸町からの支援の要請に応じ、今月中旬にも3人が出発する。

 宮城県では、仮設住宅での生活が困難な高齢者や障害者を対象にした仮設グループホームの整備が進んでおり、8~9月をめどに21カ所に312戸が完成する予定。一部は5日に入居を始めており、入居者の選定方法やサポート態勢などが課題になっている。

 兵庫県は阪神大震災の後に仮設のグループホームを運営した経験を持つ同県尼崎市や西宮市の社会福祉法人に依頼し、当時のノウハウを持つ介護福祉士らを派遣。3人1組で施設の立ち上げなどの時期に運営をサポートする。

MSN産経ニュース

「緊急情報キット」配布開始

2011年08月10日 01時50分59秒 | 障害者の自立
豊川市、災害時要援護者支援に

 豊川市は、災害時に一人暮らしの高齢者や介護の必要な人、障害者などに対する手助けをしやすくするため、緊急時の連絡先など必要な情報を入れておくための「緊急情報キット」の配付を始めた。

 市の災害時要援護者支援制度に登録している人たちに、自主防災会を通じて配る。要援護者が緊急連絡先のほか、かかりつけ医や服用している薬などの情報を筒状の専用容器に入れ、構造が頑丈な冷蔵庫に保管する。大規模地震で家が倒壊した場合などの緊急時に、自主防災会を中心とした近隣の互助組織が素早く対応するために活用する。避難する際には避難所に持参し、その後の医療措置などに生かす。また災害時以外でも、救急隊などが医療情報を確認するために利用する。


豊川市が配付を始めた緊急情報キット

(2011年8月9日 読売新聞)

障がい者条例へ集会 あす自治会館

2011年08月10日 01時47分18秒 | 障害者の自立
 障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会(上里一之・岡島実共同代表)は8日、県庁で会見し、障害者の権利条例の制定に向けた緊急集会の開催をアピールした。10日午後7時から、那覇市旭町の自治会館で開催する。

 集会では、同会が県に提出した条例案に掲げるインクルーシブ社会の実現に向けた「権利保障の水準の確保」を求める声明文などを採択する予定。

 岡島代表は「障がいがある人がない人と同じような権利を保障されるために、障壁を除去することが必要。県はその視点を持って条例案を議論する土俵づくりをしてほしい」と訴えた。

 県は現在、条例策定に向けた県民会議の設置作業を進めており、委員を公募している。

 会見に出席した精神障がいがある女性は「外見から分からない障がいで、差別を受けてきた多くの仲間がいる。障がいがあっても幸せに生きる社会ができたらいいと思う」と訴えた。

 緊急集会の問い合わせは同会事務局、電話098(898)0444。

沖縄タイムス

休館日、障害者に公開…ジブリ・レイアウト展

2011年08月10日 01時46分14秒 | 障害者の自立
 「スタジオジブリ・レイアウト展」(読売新聞社、KKTくまもと県民テレビなど主催)が開かれている県立美術館・本館(熊本市二の丸)は8日、休館日を利用して障害者に作品を鑑賞してもらった。

 同館は原則、月曜が休館。しかし、2005年から、障害のある人にもゆっくりと作品を見てもらおうと、常設展や規模が大きい展示会などの際は特別に開けている。

 会場では、学芸員による手話通訳付きの作品説明もあり、来場者はお気に入りのレイアウトをじっくりと眺めていた。車いすで来場した玉名市の緒方智恵子さんは「普段は人が多くて移動するのも大変だが、ゆっくり見ることができてよかった」と話していた。

 今月15日は月曜だが、お盆期間中のため開館する。問い合わせは同館(096・352・2111)へ。

(2011年8月9日 読売新聞)

同大にマッサージ店 視聴覚重複障害者の就労支援

2011年08月10日 01時43分28秒 | 障害者の自立
 京都のNPO法人が視覚と聴覚の重複障害者のマッサージ店を、同志社大の一般開放のスポーツ施設「継志館」(京都市上京区新町通今出川下ル)に開設した。視聴覚の重複障害者はマッサージや鍼灸(しんきゅう)の免許を取得しても、患者とのコミュニケーションがとりづらく移動が困難などの理由で、就労に生かせないことが多い。大勢の市民が利用する施設に開設して顧客を獲得、就労支援の場にしたい考えだ。

 NPO法人「もみ・に・行っく」。代表の後藤祥子さん(58)=左京区=が、滋賀県の視覚と聴覚に重複障害のある20代女性から就労に関する悩みを聞いたのが開設のきっかけだ。

 後藤さんは移動の困難さだけでなく、リラクセーション施設の増加や広報体制の不備などから、重複障害者がマッサージの免許を活用できない現状に注目。障害者就労や社会貢献を目指す企業や大学と協業の道を模索しようと、試験的に同大学内に期間限定でマッサージ施設を開設した。同区出町の地域イベントでも露店を試験的に出店した。

 好評を得たことでNPO法人を取得し、趣旨に賛同した学校法人同志社の事業会社・同志社エンタープライズと契約。京都産業21の補助金を得て、7月18日に開業した。

 開設は月、水、金曜で、午前10時~午後6時まで。当面スタッフは2人で、軌道に乗ればスタッフを増やし開設時間を延ばす。施術は1時間3900円で短時間コースも用意する。学校や会社への出張も請け負う。売り上げの7割程度が障害者の賃金になる。

 後藤さんは「せっかく免許を取っても使えないのはもったいない。軌道に乗せて障害者の就労機会を増やしたい」としている。問い合わせは後藤さん携帯電話090(9695)7719。


視覚と聴覚の重複障害者の支援のために開設したマッサージ店(京都市上京区・同志社大継志館)

京都新聞