goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

入所授産施設を守ろう 「日本列島遊説隊」佐賀で活動開始 /佐賀

2010年05月17日 01時04分26秒 | 障害者の自立
 ◇「障害者の行き場なくすな」


 障害者が働きながら生活する入所授産施設を守ろうと、太良町で施設を運営する社会福祉法人・佐賀西部コロニーの村井公道理事長(73)らが15日、JR佐賀駅前などで「政治の在り方を問う日本列島遊説隊」の活動を始めた。

 障害者自立支援法は「施設から地域での自立生活へ」という趣旨の下、働いたり介護を受けたりする「日中活動の場」と、生活する場を分けるよう推進。12年4月からは、原則として24時間体制の入所授産施設は利用が難しくなる。

 昨年の政権交代で国が同法の廃止を決定し、村井さんは一度は安心したものの、今年2月に長妻昭厚生労働相が「(同法に基づく施設のあり方への移行を)推進する」と発言。村井さんは「施設で生活しながら働くことが必要な障害者もいる。廃止するといったのに、矛盾している」と反発。全国で抗議活動を行うことを決めた。

 村井さんはマイクを手に「入所施設を失ったら、障害者は行き場をなくす」と呼びかけ、施設関係者や障害者約130人が「嘘(うそ)つき政治は止(や)めてくれ」のタスキをかけ、2000枚のビラを配った。

 村井さんは16日には沖縄県に入り、その後兵庫県や奈良県でもアピールするという。

毎日新聞 2010年5月16日 地方版

障害者就職数過去最多

2010年05月17日 01時02分14秒 | 障害者の自立
09年度5.2%増749件


 県内12か所のハローワークが紹介した2009年度の障害者の就職件数は、前年度比5・2%増の749件で、過去最高だったことが栃木労働局のまとめで分かった。支援員が障害者と事業主の間で調整役を担う「ジョブコーチ」制度など、雇用への理解を促す取り組みが定着してきたとみられる。ただ、解雇者は52人と依然高い水準にあり、同局は事業主に対して雇用継続への理解を求める方針だ。

 749件の内訳は、身体障害者366件、知的障害者195件、精神障害者175件、発達障害者や難病者ら13件。2000年度(397件)比でみると1・9倍となり、就職先では製造業、サービス業が全体の45%を占めた。

 件数の増加について、同局は「障害者と事業主双方へのフォロー制度が定着してきたことが大きい」と分析。3か月間の試用期間を設ける「トライアル雇用」は双方の不安を解消することが狙いだが、昨年度は88%の企業が試用期間後も引き続き雇用し成果を残した。また「ジョブコーチ」は、支援員が事業主に対し、障害者への助言の仕方をアドバイスしたり、一緒に仕事をしたりすることで、事業主と障害者の相互理解を深められるという。

 一方、解雇者は事業の廃止や縮小などで52人に上り、リーマン・ショックに見舞われた08年度(58人)から高い傾向が続いている。今年度も09年度と同じ6回の合同面接会を予定しており、同局は「障害者の再就職は厳しい面もある。引き続き雇用の継続を呼びかけるとともに、新たな求人の開拓を進めていきたい」と話している。

(2010年5月16日 読売新聞)

障害者差別禁止、県条例制定を--三股 /宮崎

2010年05月17日 00時59分54秒 | 障害者の自立
 障害者差別を禁止する県条例の制定を目指すフォーラムが15日、約80人が参加して三股町総合福祉センターであった。熊本県議で、来年2月議会での条例制定に向けて取り組む平野みどりさんが講演し、「差別事例を収集、定義し、県民が共有することが大事だ」と強調した。

 自らも障害を持つ平野さんは、実効性のある条例をつくるには行政や議会任せにせず、障害者自身の働きかけが重要と指摘。障害者団体がワークショップを重ね、差別事例集を作った熊本県の例を紹介した。独自の条例案も準備するという。

 フォーラムでもこの後、参加者が教育や労働、医療など各分野での差別体験事例を発表した。

 障害者差別禁止条例は千葉県、北海道が制定済み。県内でも障害者団体などが「条例制定をめざす宮崎世話人会」をつくって活動中で、この日のフォーラムは都城の市民グループ「都城ハッピー」と「生(あ)る在(あ)る会」が開いた。宮崎世話人会の永山昌彦さん(宮崎市)は「こうしたワークショップで差別事例を収集する一方、意見交換などを通じて条例制定の機運を盛り上げたい」と話した。

毎日新聞 2010年5月16日 地方版

身体障害者野球「神戸コスモス」、V14へ補強万全…15日から全国大会

2010年05月17日 00時51分30秒 | 障害者の自立
 「第18回全国身体障害者野球大会」(日本身体障害者野球連盟など主催)が15、16日、全国から16チームが出場し、神戸市のスカイマークスタジアムで開催される。注目は、中止になった4大会を除き、第1回大会から13連覇中の地元の強豪「神戸コスモス」。今シーズンも選手6人とマネジャー1人が加わり、万全の体制で14連覇に挑む。


 神戸コスモスは1981年に設立。現在は障害者野球を始めたばかりの選手らでつくる「兵庫のじぎく」と合わせ、選手計64人が、チーム内で激しいレギュラー争いを繰り広げている。

 昨年末に入団した内野手の能勢啓介さん(23)(神戸市須磨区)は、大学2年生の時、友人とバスケットをした直後に脳出血で倒れた。左半身に障害が残った。入院中、「死んだほうが楽だったかも」と落ち込んだ。しかし、「どんな形でもがんばれることがあるはず」と入団を決めた。

 能勢さんは今は「兵庫のじぎく」の一員。課題は送球だ。ボールを受けた後、グラブを外して、投げなければならない。先輩選手のように素早い動作はまだできないが、「早くコスモス入りして、大事なところで使ってもらえる選手になりたい」とレギュラー獲得に意欲をみせる。

 マネジャーで理学療法士の田中美穂さん(26)(明石市和坂)は、今年4月、「一生懸命にプレーしている人たちを支えたい」と入団した。

 野球は初めてで、スコアの付け方もまだおぼつかない。しかし、紅白戦などで選手が足りない時は、助っ人としてプレーも買って出る。「仕事の経験も生かし、けがの予防などで一人ひとりに合ったサポートをしていきたい」と意気込んでいる。


(2010年5月15日 読売新聞)

竹ひごの体験拠点開所/障害者男性が講師務める‎

2010年05月17日 00時36分02秒 | 障害者の自立
 香川県さぬき市の障害者男性が講師を務める竹ひごの物作り体験講座の作業所兼事務所の開所式が16日、同市末の旧志度小末分校跡地「末地区ふれあい広場」であり、出席者は障害者と住民が触れ合える新たな地域拠点の誕生を祝った。

 講師を務めるのは、脳梗塞(こうそく)で失語症の後遺症が残る元さぬき市職員の石原龍仁さん(57)=同市小田=。リハビリの就労訓練で培った竹ひごのうちわ作りの技術を生かして、障害者の自立に取り組むとともに、住民との触れ合いの場を提供しようと、支援者の協力を受けて開講にこぎつけた。

 講座内容は、▽絵手紙のうちわ作り▽竹細工の壁掛け▽柿渋を塗った和紙細工―の3講座。生徒との会話はボランティアスタッフが補助する。6月から毎週月曜日の午後1~5時(受け付け同3時まで)に開講。作業時間は2時間程度で受講料1回800円。出前講座も受け付ける。

 この日の開所式には、大山市長や支援者ら関係者約30人が出席。石原さんが「(受講者とのコミュニケーションを通じて)少しずつうまく話せるようになりたい」とあいさつし、うちわ作りのデモンストレーションを披露した。

四国新聞