二戸市身体障がい者協会(小舘友蔵会長)は9日、同市似鳥に活動拠点となる事務所を開設した。障害者の就労支援のほか、「障がい者もボランティアを」を合言葉に社会貢献活動などを展開する。会員同士の新たな交流の場としても期待され、障害者の自立へ大きな一歩を踏み出す。
開所式には、協会会員や小原豊明市長、市社会福祉協議会の尻口孝雄事務局長ら約40人が出席。小舘会長は「協会発足来の念願の事務所。情報の共有を図り、『障がい者の小さなボランティア』を掲げ新たな気持ちで活動していく」と決意を述べた。
事務所は、市所有の旧御返地診療所を借用。同協会と日本オストミー協会カシオペアオストミーの会(小野寺仁美会長)会員らの活動拠点となる。
延べ床面積は100平方メートル。事務室やふれ愛ホール兼会議室のほか、今後開設を予定する就労継続支援事業所の作業室や作品展示コーナーも設ける。
これまでの運営は社会福祉協議会などの支援を受け、会議などは公共施設を利用し活動を続けてきたが、単独事務所を設けることで活動の自立を図る。
同協会は今後、特定非営利活動法人(NPO法人)格の取得や自立支援法に基づく作業所の開設を計画。日本財団などの助成を受けながら、木工や手芸品などの販売を目指す。売り上げは事務所運営に充てる。
会員相互の助け合い事業、清掃など地域社会への貢献活動なども展開する。市内には身体障害者手帳所持者が約1300人おり、障害者同士の交流や自立支援の拠点として期待される。
開所式には、協会会員や小原豊明市長、市社会福祉協議会の尻口孝雄事務局長ら約40人が出席。小舘会長は「協会発足来の念願の事務所。情報の共有を図り、『障がい者の小さなボランティア』を掲げ新たな気持ちで活動していく」と決意を述べた。
事務所は、市所有の旧御返地診療所を借用。同協会と日本オストミー協会カシオペアオストミーの会(小野寺仁美会長)会員らの活動拠点となる。
延べ床面積は100平方メートル。事務室やふれ愛ホール兼会議室のほか、今後開設を予定する就労継続支援事業所の作業室や作品展示コーナーも設ける。
これまでの運営は社会福祉協議会などの支援を受け、会議などは公共施設を利用し活動を続けてきたが、単独事務所を設けることで活動の自立を図る。
同協会は今後、特定非営利活動法人(NPO法人)格の取得や自立支援法に基づく作業所の開設を計画。日本財団などの助成を受けながら、木工や手芸品などの販売を目指す。売り上げは事務所運営に充てる。
会員相互の助け合い事業、清掃など地域社会への貢献活動なども展開する。市内には身体障害者手帳所持者が約1300人おり、障害者同士の交流や自立支援の拠点として期待される。