Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

十四代 大吟醸 中取り 山田錦 21BY

2010年11月11日 | 日本酒
先月末に催した「未開封パーティ」で、ざりがにさんに持ってきていただいたお酒です。

【十四代 大吟醸 中取り 山田錦】


5勺ほどだけ残ってました。



全量「播州山田錦」使用、精米歩合35%の大吟醸です。
出荷は2010年9月。

ちょっと間が空いてしまいましたが、変化はあったでしょうか。。。


嗅ぎ香は透き通るような吟醸香。
派手さはありませんが、果実感のある香りです。

口に含むと、まずすうっと旨味。
遅れて舌先にピリッとガス感、奥に酸が感じられてきます。

甘みはほとんど感じず、代わりに【十四代】らしい瑞々しさがあります。

口の中で転がすと、舌の奥のほうに感じられた酸が少し強まって、同時に旨味もしっかり感じられるようになります。
鼻に抜ける香りは爽やか。
舌の真ん中辺りに若干の渋みが感じられますが、全体の香味と合わさると、フルーティさを強くする要因になるようです。

喉を通るときの艶は、口当たりからはあまり想像できません。
後口は酸と渋みがベースですが、甘みもしっかり感じられます。
バックテイストは香り豊かで、キレもバッチリです。


うーむ、めちゃめちゃ旨いですね。
21BYの【十四代】では、これがベストかもしれません。


ちなみに、アテはありません。
こういう酒は、酒だけでいただきます。

一時的にこういうの載せてみてます。
興味がある方は見てみてください。
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