
作者が高校生の頃、日曜の夜に放映していたアニメ 「 公女セーラ 」 の主人公も、
同作の苛めキャラであるラビニアさんからそう呼ばれていたような気がするのですが ― 。
ところでその主人公のセーラさんですが、
お父さんが英領になってしまった後のインドに駐留している軍の大尉で、
セーラさんもインドで生まれ育ち、英国の寄宿学校へと入学する所からお話が始まるのでした。
作者の母は、放映第1回目のセーラ・クルーさんが 大嫌い と言っていました。
彼女がお金持ちのお嬢様で、身なりが良くて、心が優しく、落ち着きがあって賢そうで
…と、何もかもいい事ずくめ過ぎなのが癇に障ったようなのです。
ところが、セーラさんがラビニアさんに苛められるようになる辺りから、
母にじわじわと人気が出て来て、セーラパパが事業に失敗した上にインドで亡くなり、
セーラさんが学校のメイドになった頃には、すっかり大ファンになっていましたね。
我が母ながら、何て人なんだろうな~~~~っ!!

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金髪の青い目でフルート吹いちゃってる王子様タイプで可愛かった。
主題歌は西田ひかるちゃんが歌ってたっけね。
「 愛の若草物語 」 は、おニャン子クラブの新田恵利ちゃんが歌ってたわね~。



私はそっちの人達はよく知らないけど。

「 ローマ帝国衰亡史 」 が読めるじゃろうし、
現代の日本でなら塩野七生殿の「 ローマ人の物語 」
あたりを愛読していたりするじゃろうて。
キャンベル夫人は、スエ殿の言う通りだとすると、
「プルターク英雄伝 」 辺りを読んでいるかもしれんの。

なんてわざわざ前置き付けなくちゃいけないのかしら?
日本でもつい20年くらい前までそういう雰囲気が残っていたけど。
今そんな事言う女性いる?
違和感あるんじゃないの?

ちょっと現代の歴女連には不愉快で、イヤミ感すら漂うセリフ~っ!!
それじゃ、上杉謙信様萌えの私はどうなるんだよっ?!

そういう前置きによって何とか奥ゆかしさと両立させて、
男性中心社会での非難を上手く躱(か)わしていたという事じゃの。

女性週刊誌の 「 大河ドラマ 」 とか 「 大奥物 」 とかの特集も大喜びでよく読んでるし。

「 『 篤姫 』 に学ぶ、女の覚悟と一本道 」 とか、
「 『 利家とまつ 』 の女性キャラ達に学ぶ、亭主の操縦術 」 とかね。



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ハリソンさんは、アラベラさんとランズバーグ夫人が似ていると思った事を ― 。
来週は、ハリソンさんの仕事を奪い、トリストラム・シャンディ氏の強力な商売敵である、
新・美形キャラ 「 ユージン様 」 が登場!
〈 次回の更新は4月11・12日の予定 〉