漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

ここだけの秘密(15/19) パンパスグラスなんぢゃない?

2008年12月20日 21時39分47秒 | 第11話/ここだけの秘密

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作者は南フランスのアルルでパンパスグラスを見かけました。
日本でも秋から初冬にかけて見かける美しい穂草で、シロガネヨシとか西洋ススキとかとも呼ばれています。
原産地はアルゼンチンやブラジル南部のパンパ(大草原)なのだそうですが、
18世紀の中頃までに、スペインやポルトガル経由で、本当にフランスの帰化植物となっていたのかは定かではありません。

 アルルでは他に、「可愛そうなマリー」さん(「トリストラム・シャンディ」&「センティメンタル・ジャーニィ」の中で「狂女マライア」と呼ばれている若い女性。)
が今にも出て来そうな、いとロマンテイックなポプラの木立も見かけました。


アラベラって人、ハリソンさんの元カノなのかな?

それっぽいわね。
ハリソンさんって、頭も品もいい女の人が好きみたいよね。
アラベラって人もそんな感じなんじゃないの?

ローレンス・スターンも「青鞜派系」の女性が好みだったらしいの~。

俺は今年芸能界で人気をさらった、スザンヌとかのおバカ系の方が大好きだ!
綾瀬はるかとかの天然系も大好きだ!!

それにしても、 ハリソンさんって、今の所はいい人にしか見えないんだけど。
この外見からは、心の中に怒りが充満しているなんてとっても思えないな。

男性ホルモン値が、定期的に医者へ行って補充してもらった方が良さげなくらい、
極端に低そうだよな。

でも、そういう所が周りの主婦達に人気みたいって感じなんでしょ?
前に「自分のダンナより大好き!」って平気で言っちゃう人もいるって、
作者さんが書いていたもんね。


明日はブリングストン伯爵家のメンバーが、ハリソンさんとランズバーグ夫人のフェイドアウトに気付きます。