出かける時の忘れ物や、人や物の名前が想い出せないのが日常になってしまった。生活の中で物理的な物はいつまでも消えないでいるが、目に見えない思い出や知識、記憶が消えてしまうのは悲しい。
とりわけ、自分の中で創り出したキャラクターの顔も名前も想い出せないのには愕然とする。もともとモノを見ないで絵を描く事が出来るのが自慢なのだが、顔を忘れてしまってはどうする事も出来ない。
仕方がないから過去に描いたモノを見ながら描いてみる。絵のこの二人もそうだ。名前は梅木市乃進とお咲だが、時間が経ったせいか画風も変わる。頭の中のモノは自然と断舎利されるのか。
記憶も意識も消滅して行くのが歳を重ねるということか。しかもデジタルで描いているから、紙も筆記道具も必要ないのだ。頭の中もそうであるから、目に見えるモノも断舎利しなければならないのか。
さみしくて、もがいている。
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