某テレビ番組で某断捨離推奨家が自分の子供の漫画本を何十冊も本人に無断で投げた話しに驚いた。推奨家曰く、子供に尋ねられても惚け通し、あげくに邪魔臭く自分には価値がないと言っていた。
こういう恐ろしい人間が世の中にはいるのだ。私の母もその一人で、私の蔵書を大量に処分した。わざわざ私の部屋に入り込み、わざわざ段ボールの箱を開けて、自分の意にそぐわない内容だと、投棄した。
そのほか、積み上げていた漫画や雑誌も処分された。まだ読んでいないものもあり、今となっては貴重な資料もあった。若い頃は買えよ増やせよで、今は捨てろか。こういう単純な風潮で国民は戦争に突入するんだろうか。
まだ、読んでいない?何年もそのままだ?大きなお世話だ。読まずに死ねるか。
絵は劇画「目の壁」の三章の最終16ページ、ペン入れ完了の図。何年もかかり過ぎる?大きなお世話だ。描かずにに死ねるか。
若い時にこういう事をやっとけば良かった。かな。写真ではなくて実際のモデルさんを見ながら描くのが賢明なのでしょうが残念ながらそういう訳にはいきません。
雑誌を見ながら女優さんやアイドルを描いて、何の得があるのかと思います。子供の頃のように見ないで、あれこれ描くのが楽しいのですが、これはこれで楽しいです。
絵は、今時のアイドルです。自分は子供時代の女優さんが好きです。叶順子とか京マチ子、司葉子に山本富士子とかです。顎がしっかりしている人が好きです。
今のアイドルは幼顔で素人臭い感じの人が多いですが、これも時流なのでしょうか。沢山いて顔も名前も憶えられません。どなたかひとり推しを見つけたいです。
少年雑誌の最近の物を四五冊持っています。最近といっても去年か一昨年のものか、ゴミで拾ったものです。年齢のせいか最近の少年雑誌は目に飛び込んでこんのです。
自分が少年の頃のも、もっとるんですが、これは今も懐かしく見ます。当時の雑誌には、こーいう写真はのっとらんのです。こーいう写真を見たかったら大人向けの週刊誌がありました。若者向けの週刊誌といった感じです。当時は。
今の大人向けの週刊誌は際どい写真も掲載されていますが、老人向けの内容になっとります。終活とか病気や遺産相続の事とか老後の心配ネタでいっぱいです。
結論から言っちゃいますけど、この国の文化もやがては消滅するんでしょうか。インカやマヤのような古代の文化国家が滅んだように読み手がいなくなると雑誌も無くなるんでしょうか。
人口減少。読者減少。雑誌廃刊。国家消滅。極端か。絵はその少年雑誌の写真を見てのスケッチです。
晴れればよいな。外を見ると道路が濡れている。予報では雨とある。出来れば傘など差さずに選挙に出かけたい。
むかし、当時の知り合いの冗談で「北海道は千歳の飛行場でタラップを降りたら羆が出迎えてくれる凄い処だ」と言っていた。最近はそれが冗談ではなく熊が頻繁に出没する。
北海道は開拓時代の原始に戻りつつあるような気がする。鉄道も次々と廃線になり人口も減少している。最近では市町村の議員のなり手もいないという。
そういう中での選挙戦。相変わらずの「お願いします」。お願いしたいのはこちらの方だ。冬季五輪は止めた方がいい。新幹線延伸も反対だ。(もう工事は始まっているが・・・)
人間が絶滅危惧種の中にあっての未来はどうなるのか。通学路に痩せたキツネが出る、腹を空かせた熊が出る。採算の取れない朽ち果てた構造物に放射能にまみれた焦土。
それでも天空の城で、荒れた下界を見て安穏に暮らすのであろうか政治家は。絵は、そういうのとは全然関係のない少年雑誌の巻頭写真の模写。描きかけ途中。なんだか寒いから早く夏よ来い。