今日は朝まで雨が降っていましたが、昼から晴れてきたので、今年最後だろう紅葉を求めて、美和湖へ。
美和湖は天竜川支流の三峰川を、美和ダムによってせき止めた人造湖ですね。
国道152号沿い、高遠から少し南下した辺りです。
手前のレールは、ボートを湖に下ろすための施設であろうか。
ウオータースプラッシュにすれば人気出そうだな。
ダムの手前側の紅葉は殆どおわっとるな。
ダムを渡った先に展望台があるようなので、行ってみよう。
美 和 ダ ム の看板の右側が展望台のようだ。
美和湖全景。結構縦長。
しかし、紅葉の名所みたいに書いてあったけど、何も無いねえ。
ダムの下流側。
水が無いように見えるけど、発電所の排水トンネルはもう少し先らしいので、そこから先は水が流れているのであろう。
この下流には高遠湖もあるしね。
向かいの山は、まあまあ色付いてるかな。
ダムの先にはトンネルが。
入ってすぐに、左側に分岐が。
左手の法則に従って左折。
こちら側の湖岸にも遊歩道があるけど、通行止めでした。
崩落の危険アリとか。
でかい落石がごろごろしてるんですけど。
ガードレール曲がってるんですけど。
素直に引き返そう。
左手の明かり取り用の窓から見た風景。
引き返して分岐を左へ。
カーブを曲がると出口。
駐車場。えらい寂れてるな。
下の道からここまでは、車で来れるはずなんだが。
こちら側はあまり流行ってないらしい。
展望台への階段。苔が凄い。
殆ど放置状態だな。
階段上。荒れ放題。
うーん、これは下のほうで閉鎖されていて、車は入って来れないのかもしれないな。
ダムの反対から徒歩で来る分には、特に通行止めではなかったけど…
先週に引き続き、廃道探索っぽい雰囲気に。
まあ、篠ノ井線の廃線跡のほうが、よっぽど整備されてるけどね。
この倒木をくぐると展望台であろう。
到着。
やはり誰も居ない。と思ったら…
下のほうでガサガサと逃げていく奴が。
これはヤマカガシじゃねえか?
毒蛇だよ。危ねえ。
蛇を避けて、展望台の先端へ。
美和湖。
美和ダムはアーチ型じゃなくてS字型?
変則的だね。
結局、紅葉はこれだけだな。
大分散ってますね。
日陰側は淡い色。
下の小展望スペースはススキに覆われています。
やはり、殆ど整備されていない様子。
人も居ないし寂しいので、あまりお勧めできないなここは。
安曇野市を通っている、JR篠ノ井線の明科駅から西条駅間には、明治35年から昭和63年まで使われていた旧路線があるらしい。
現在は遊歩道として整備されているというので、椛狩りがてら行ってみました。
西条駅寄りにある、旧第2白坂トンネル入口駐車場。
ここから明科駅方面に向かいます。
駐車場から少し下った所に、廃線敷きがありますね。
駐車場のある場所は、廃止後にかなり土を盛っているようです。
路面はバラストが結構ゴロゴロしていて、足を取られやすい。
登山靴のほうが歩きやすそうだな。
潮沢信号場跡。
旧篠ノ井線は単線なので、ここに待ち合わせのための引込み線があったようです。
その先をしばらく行くと、篠久保トンネルが見えました。
ほぼ、明治35年当時のままのようです。
反対側。
レンガが煤けているのは、蒸気機関車が通っていた名残ですね。
向かいの山は紅葉してます。
けやきの森自然園という公園に到着。
信号機が残ってますね。
東平。
北アルプスの展望が良いと書いてあったけど、雲がかかっていていまいち。
路肩には養蜂箱が。この時期は刺される心配は無いけど、夏は注意が必要ですな。
さらに進むと、何かありそうな気配。
三五山トンネルが見えました。
こちらは昭和に入ってから、電化する祭に色々改装されたそうで。
その上、天井付近は崩落防止ネット、出入り口はゲートが。
民家が近いので、色々対策されています。
120mと少々長い上にカーブしているので、照明が点いていますね。
待避口。奥行きは1mほど。
反対側に出ました。
反対側の入り口。
やはり、コンクリートで固められていますね。
銀杏の木の先が、潮神明宮です。
2本の銀杏は、色付き具合が結構違うな。
どうやら、廃線敷きはここで終わりのようです。
この先は市街地になってしまいました。
お宮の背後の山も、紅葉真っ盛り。
神明宮から廃線敷きを見る。
駐車場は最近出来たようですね。
北アルプス方面。
やはり、雲がかかっています。
ここまでで、約5kmほど。明科駅までは見るところも無さそうなので、引き返します。
往復10km、結構疲れましたね。