上社の里曳きは、GW後半のみちのくツアー中に行われたので、残念ながら見られなかったが、本日は御柱祭の下社里曳き2日目。
秋一から秋三までの柱が、春宮参道の途中から、秋宮境内まで曳行される。
下社里曳きの中でも、最も華やかで見応えのある日だ。
というわけで、電車で下諏訪駅に到着。
既に車内から結構な人で満員に近かったが、降りてみてその賑やかさに圧倒される。
駅のロータリー内特設ステージでは、太鼓演奏中。
反対側では、祭りの様子を生中継するパブリックビューイング。
ビールやスペアリブ等々を売る屋台も。
当然、飲むつもりで電車で来たのであるが、もうちょっと歩いてノドが乾いてから、なんて事でこの場は我慢。
駅前の通りも、人で溢れてるな。
秋宮参道に繋がる、中山道(現国道20号)では、長持ち行列がパレード中。
こちらは女性の長持ち。
華やか。
子供長持ち。
見物客に大人気。
秋宮一の御柱は、魁町付近の中山道旧道で待機中。
昼前に到着したのだが、午前の曳行は終了して昼休みだそうだ。
秋宮一の御柱の後ろで待機中の、二の御柱。
こちらもでかい。
あちこちで振る舞い酒が用意されているので、ウロウロしながら頂く。
美味い。
豆腐店の出店でジェラートを購入。
暑いからね。
ジェラートうまー。
諏訪の友人と連絡が取れたので、御宿と呼ばれる休憩所に向かう。
先ほど見た一の御柱のすぐ後ろの家だそうだ。
写真は花笠踊りだが、諏訪地方では男も踊るのか。
無事友人一家と合流し、御宿で昼食のおにぎりを頂いた。
食後、法被を借りて引き手に混ぜてもらう。
諏訪地区の担当は、一の御柱。
引き綱の途中に小綱を結び、午後の曳行の準備完了。
本体から延ばされた引き綱は、100m以上ある。
我々は先の方なので、国道に出た辺りから曳行開始。
木遣り歌の後、よいさーよいさーの掛け声に合わせて綱を引く。
人が多すぎてか歩みは遅いが、休憩を交えつつ、じりじりと前進。
駅前通りをすぎ、大社通りの手前の四つ角付近まで来た。
とにかく暑いので、まめに水分補給をしつつ、のんびりと。
大社通りを上る。
結構登って来たな。
手焼きの煎餅屋は、屋台ではなく常設の店。
下社名物だ。
ここまで来れば、境内までもう少し。
秋宮境内に入った。
木陰で涼しい。
一の御柱を建てるのは、神楽殿裏の本殿向かって右側。
建御柱地点に向けて進んでいく。
既に古い御柱は撤去され、建御柱のための穴が準備済み。
ここまで引いた後、先頭から引き綱が順次巻かれていき、お役御免。
境内で見物の方に回らせてもらう。
本綱に近い方が、人も多く熱気が凄いな。
掛け声も張り上げられて賑やかだ。
境内に御柱本体が到着。
一層盛り上がる。
梃子衆が御柱の進行方向を調整しつつ、結構スムーズに移動していく。
地区の幟が立ち並ぶ先の建御柱地点まで引き寄せられ、本日の予定終了。
拍手で締めくくり。
次に到着する二の柱のために、場所を空けなければ。
岡谷地区の担当する二の御柱は、境内までもう少し。
頑張ってね。
この後、下諏訪駅まで戻り、解散。
友人一家と別れ、松本へ帰宅。
殆ど立ちっぱなしなので疲れたが、中々味わえない充実感があってイイね。
明日は建御柱の予定だが、休みじゃないので会社に行かねば。