弟嫁の実家は松本にあるのだが、今週末のクラフトフェアに行くために帰省してきているらしい。
弟はフリーで暇しているというので、岡谷の日本酒醸造元の蔵開きに行くことにする。
クラフトフェアは工芸品などが並ぶ青空市だが、クラフトビールなどは無く、残念ながら吞み助には優しくないのだ。
電車で岡谷まで移動し、昼食の場所を探しつつ商店街を歩く。
駅前のショッピングモール、ララ岡谷が閉鎖されているとは知らなかった。
以前はレストランなどもあったのだが。
結局、お馴染みのファミレス、さんれーくで日替わりランチ。
サラダとスープ。
ガーリックチキンとイカフライ。
なかなか美味い。
さんれーくから岡谷駅方面へ路地2本分くらい戻ったところに、酒の王神渡で有名な豊島屋清酒部がある。
ちなみに酒蔵開きのイベントは19回目で、コロナ期間中は中止もあったそうだが、酒蔵自体は100年以上の歴史がある老舗だ。
受付で試飲の申し込みをし、1500円でお猪口とリストバンドを貰う。
入場は無料なので、子連れで来ているご近所さんもかなりいた。
中に入ると予想外に人が多く盛況。
食べ物の屋台もいろいろ出ていて、こちらで昼食にしても良かったかな。
焼き物の販売ブース。
コーティング剤のデモカー展示なんかも。
何でもありだな。
肝心の試飲コーナーは、敷地の奥で。
ABそれぞれ5種類を飲み比べて同じものを当てる、唎酒コーナーもある。
ちなみに私も弟も3本は当てたが2本外した。
試飲コーナーは、様々な種類の酒25本ほどが並び、手酌で頂ける。
諏訪五蔵めぐりなどと違い一蔵だけなので、正直そんなに数が無いかと思っていたが、結構な本数だ。
代表的な銘柄、神渡以外にも、御柱や豊香等々。
製法も一般酒から本醸造、純米、大吟醸など様々。
入り口から高い酒が並び、奥に行くにつれ安くなっているようだ。
最初に高いのから飲んでしまったので、安いのはどうかと思ったが、それぞれ味わいがあって飽きずに飲めた。
でもまあ、純米酒が良いね。
試飲コーナーは米倉庫らしく、巨大な精米機も置いてあった。
一通り飲んだところで、つまみを求めて屋台の方へ。
手前に置いてあるのは餅つき大会の杵と臼。
ついた餅は無料で配られていた。
我々は肉を求めて屋台へ。
牛タン串。
美味い。
地元民で賑わっている。
もう一通り試飲したところで、引き上げよう。
電車の時間まで酔い覚ましにうろうろ。
人が集っているのは、ソフトクリームと自慢焼きの店、富士アイスだ。
武井武雄の作品を展示するイルフ童画館。
その隣のモスバーガーで休憩。
その後、弟嫁の実家で晩飯をご馳走になったり。
松本の名店、まつかのうなぎなども頂いた。
折角なら神渡を買ってお土産にすれば良かったな。
まあ近所なので、またの機会に。