ラズパイのファンコントロール用にモータードライバICを仕入れようと思っていたが、手近にあったリモコン基板が使えそうなので、試しに流用してみる。
リモコン基板の一部をぶった切り、GPIO接続用のピンヘッダをはんだ付け。
元々は圧電ブザーの駆動回路だった部分で、ブザーの代わりにファンのON/OFFをさせようかと。
逆起電力を逃がすダイオードも付いてるし、スイッチ部分はMOSFETで多分1.5Vの低電圧駆動タイプだと思うので、ラズパイのI/Oでそのままコントロールできそうだ。
ケース内に基板を押し込んでセット完了。
試しにラズビアン標準のScratchで、GPIOのコントロールを行うプログラムを作成。
流石に教育用だけあり、マウスのドラッグ&ドロップで比較的簡単にプログラミングが可能だ。
動作が見やすいように、10秒間隔でON/OFFをしている。
テストしてみたところ、最初はファンがONになりっぱなしで制御不能。
ファンのVDDを5Vから取っていたが、回路を調べたところPch FETらしいので、ソース5V、ゲート3.3Vでは回路がOFFしてくれないようだ。
多分Nch MOSFETなら、VDD5Vでも行けたんだろうな。
VDDを3.3Vに繋ぎ直したら、GPIO ONでソースとゲートが同電位となり、スイッチがOFFになった。
10秒間隔で、ファンがON/OFFを繰り返すことを確認。
まあ一応、ファンコントロールが可能になったので、後はCPU温度を取得して、温度に連動してPWM制御でファン速度を可変させればOKかな。