今日は、整いましたという連絡を受け、昼過ぎにレッドバロンへ。
盆休みから暫くは雨続きで結構涼しく、もう秋かと思っていたのだが、先週からは天気も良くなり、かなり暑い。
駅からは結構近いのだが、歩いてくるだけでもうしんどいぜ。
バイクに乗ってないバイク乗りってのは、陸に上がった魚みたいなものだ。
何が整ったのかというと、コレ。
新型V-STROM1050XT。
2014年式のV-STROM1000に5年ほど乗り、手放した1年後の2020年、新型となるV-STROM1050/XTが発売。
スクエアなヘッドライト含め、全体のデザインもさらにパリダカのワークスマシン、DR-Zetaを彷彿とさせるものに。
正直かなり心を動かされたんだけど、コロナ禍で遠出もままならず、悶々としていた。
1年我慢したが、ポストコロナ時代を見据え、(割と衝動的に)ゲットしてしまった。
まあストレス溜まると、バイク欲しくなるんだよな。
B-KINGの時は真冬に買って、車検の度に購入時期を後悔する羽目になってるのだが。
久々に天気の良い週末なので、担当の営業さんも大忙しのようだ。
先に鍵を貰って、色々確認を進める。
メーターはフル液晶になった。
右のスイッチボックスにはクルーズコントロールボタンが。
左のスイッチボックスはデザインは一緒だが、クルーズコントロールの操作やら、機能の割り当ては増えている。
諸々の手続きを終え、出発。
このカラーリングは2020年モデルの物で、レッドバロンの展示車が大分お安かったので、購入に至った次第。
2021年モデルはタンクがブラックになり、ちょっと都会的なイメージなのだが、やはりこちらの方がワークスカラー然としているね。
フロントのクチバシも、旧型の有機的な曲線から、シャープな直線基調に。
まさに砂漠の怪鳥の再来。
2年ぶりのアドベンチャーモデル。
エンジン慣らし中だしタイヤ新品だしで、ちょっと慎重に、エンジン制御マップはBモードで、少し穏やかな特性にしている。
足付きは旧型と変わらない感じ。
タンクは20lと大きいが、Vツイン故フレーム周りはスリム。
XTの専用装備、チューブレスタイヤ対応のスポークホイール。
無印よりも、少しオフロードの対応範囲が広い(はず)。
エンジンガード類も、XTは最初から装備済み。
エンジンは排気量こそ変わらないが、カムプロフィールの変更、スロットル径の拡大、完全電子制御化で、排ガス規制対応しつつパワーアップ。
電子制御の高度化は、前述したクルーズコントロールやエンジンモード切り替えなどのエンジンマネージメントだけでなく、ブレーキ周りにも。
コーナリング中のABSを最適化する6軸IMU、ヒルホールドコントロール、下り坂や2人乗りなどでの前後ブレーキ配分の最適化など多岐に及ぶ。
とは言え、これからの電動化、自動運転化などが進む将来、どこまで乗れるのか分からないが、これが最後のバイクになるかもしれない。
心してロングツーリングに臨みたい所存。