本日は天気もよさそうなので、飯田にある大平宿へショートツーリング。
国道153号で南下し、飯田から大平宿のある飯田峠を抜けて木曽方面へ。
そこから国道19号で北上して帰ってくるプラン。
昼食は飯田近くの食堂で、ローメン。
ローメンは伊那の名物だが、ぶっちゃけ味の薄い焼きそばみたいなもので、あまり旨いと思ったことがない。
ソースやお酢をかけてお好みの味にしてくださいと言われるので、味に変化を付けて食べるのが一般的なようだ。
まあ、名物料理というよりは、地元で親しまれる田舎料理といったところか。
飯田市街から県道8号で山越えルートに入り、1.5車線幅程度の狭い山道を延々走る。
飯田峠を越えると、程なくして大平宿に入る。
最初に見えてくるのが、橋本屋という売店。
ジュース類や天然はちみつを売っているようだ。
そこから小川を渡ると、ちょっと開けた場所に幾つかの民宿が。
もう使われていない様な廃墟も幾つかある。
大平宿は、江戸時代に開かれた、飯田藩と中山道の妻籠宿を最短距離で結ぶ大平街道の宿場町だが、かなり山深く道も険しい。
車社会になり、南側に迂回する国道256号、清内路峠越えの道が整備されると、宿場町としての役目を終えて昭和中頃に廃村になってしまった。
しかし住民移転後も保存会によって江戸から明治頃の建物が良く整備され、春から秋の間は民宿として宿泊可能になっている。
囲炉裏や薪で焚く風呂などもあるようなので、今度は泊まってみようかな。
帰路は木曽福島の道の駅で休憩。
きょうは御嶽山はちょっと雲に隠れて見えないな。
最後はペースの上がらない国道19号を逸れて、藪原から境峠を越え、国道158号に出てから道の駅風穴の里で休憩。
ちょっと遠回りをして、走行距離は260km程だった。
天気も良く気温も涼しく快適。
この時期のツーリングはイイね。