朝飯。
意外とおかずの種類が少なく、プレートが余ってしまった。
まあ、パンやカレーなんかもあったので、十分ではあるのだが。
食後も風呂に入ったりのんびりして、チェックアウトがギリギリになり、慌てて支度して出発。
ホテルから豊川稲荷の駐車場に移動。
周辺地図。
本堂は妙嚴寺という寺で、豊川稲荷は寺で祀られている豐川吒枳尼眞天の通称らしい。
これを眺めていたら、自転車で通りかかった爺ちゃんが、近くの裏門から入れるよと教えてくれた。
親切だな。
そんなわけで裏門から入場。
これは万燈堂という禅の道場らしい。
大黒堂の隣に、霊狐塚の入り口が。
ここは神社っぽいが、要するに神仏習合なのだろう。
暫く奥へ進むと、霊狐塚が現れた。
祈願成就の御礼として、信者が奉納した狐像が一千体ほど祀られているそうだ。
奥の院。
先にこっちに来てしまったが裏口入場だからね。
これが開山当初の本堂らしい。
景雲門。
こっちが大本殿。
でかい。
奥の院と比べると、立派になったなあ。
庭の池にはでかい鯉が泳ぐ。
参道にも大鳥居が。
隣には寺院風の山門もある。
好きな方から入れって感じかな。
総門を出ると、門前町商店街。
お稲荷様総本山に来たからには、稲荷寿しを食べねば。
休憩所で稲荷寿しとアイスコーヒー。
日本初の缶コーヒー自販機を作ったポッカは愛知県発祥で、名神高速の養老サービスエリアに設置したのが始まりらしい。
行きと同じくR151で帰路に就いたのだが、途中の東栄ICから、三遠南信道路の延伸部分に乗ってみる。
愛知から静岡に入り、佐久間町が終点。
そこからR152を通り、水窪町で休憩。
ここまで並走してきた飯田線は進路を変え天竜川沿いを行くが、R152はこのまま北上する。
まあ飯田線の水窪駅周辺は、佐久間ダム建設に伴って水没した部分の迂回区間だそうで、元のルートに戻るのだが。
R152を北上した静岡と長野の県境、青崩峠は中央構造線の大断層上に位置し、地盤の脆さから長らく不通区間で日本の土木技術の敗退と言われていたのだが、つい先日、工事中の三遠南信道路のトンネルがその下を貫通したとニュースになった。
素晴らしい。
青崩峠で分断されているR152は、草木トンネルの先の林道で迂回して兵越峠で県境を越える。
この草木トンネルも元々は三遠南信道路の一部だったのだが、ルート変更で一般道になった。
この辺はやはり道路を通すのが難しい場所なのだな。
狭い林道を上り、兵越峠へ。
ここまでの道も、先日の大雨で結構荒れていて泥だらけだった。
長野側に下りた先の、林道とR152の合流地点。
この先の青崩峠は不通区間とはいえ、ここの荒れようも凄いな。
先の大雨で相当酷くやられたようだ。
長野側の道の駅遠山郷に到着。
R152はこの先の地蔵峠も不通区間で、迂回する林道も土砂崩れで通行止め。
その手前から三遠南信道路の部分開通区間、矢筈トンネルで飯田方面へ抜けられる。
飯田からは県道と広域農道を使って帰宅。
今日はちょっと遠回りしたので、走行距離は240km程だった。
最近のツーリングは愛知、三重、奈良と東海地方大好きっ子みたいになっているが、梅雨が明けたら北の方にも行きたいかな。