家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

東屋の上棟

2009年03月28日 | 山小屋・ログハウス
 
父の東屋計画はながらく停滞していたように思えたが、実はじんわりと歩んでいた。
ここへきて家族に召集をかけ、にわかに上棟と相成った。
天然石を礎石に、もらった地松の丸太を柱にしてある。梁は間伐したヒノキ。
ようするに材はタダなのである。屋根材は購入することになろうが、セルフビルドでローコストな建築なのは間違いない。
地松の柱はご覧のように曲がっている。「世界で一つしかない」ことにおいて完全無欠だと思う。

この東屋ができたら、中央にBBQとピザ焼き用の釜を作る予定。
普請道楽はまだまだ終わらない。


楳図かずお邸の内部ご拝見

2009年03月20日 | 家について思ったことなど
私は楳図かずお邸ウオッチャーだったはず(LINK1LINK2LINK3LINK4)なのだが、ここのところ怠けていて工事差し止め訴訟の判決確定時もエントリを立てていなかった。
ちょっと反省して、先日見つけた楳図邸内部の情報が公開されているサイトを紹介しておくことにする。

たけくまメモ
1:http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-4481.html
2:http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-4940.html

それだけで一軒の家が建てられるほどのステンドグラスとか、数百万のイタリア製のカーテンとか、とても一般人には真似できないけれど、訴訟の種となった家の配色はそんなにドギツイわけでもないようだ。

竹熊氏によると、家そのものが「まぎれもなく100%楳図作品」とのこと。
建築家の「作品」たる家ではなく、施主の「作品」たる家。
思いが込められている家はどのような建てられ方をしても「作品」と呼んでいいのだろう(関連エントリ→LINK)。

すでに吉祥寺の観光名所になっているらしい。
ランドマーク的な存在と位置づけられれば、むしろ感謝している近隣住民もいることだろう。


全米が怒った

2009年03月19日 | その他
映画のキャッチコピーじゃないけど、これ↓は「全米が怒った」ことだろう。

73人に1億円超ボーナス AIGでNY州長官公表
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090318/amr0903180837002-n1.htm


私もオバマほどじゃないけどムッときたので、かつて思いつきながらも封印していた一句をさらす。

AIG あ(A)っとい(I)うまに ガ(G)タガタだ

私はかつて宣言したようにアリコなどのAIGグループの保険には入るつもりはない。
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/c1a5bb5cb989450a4436b9b84c8f806f


世間の非難を不服に思うAIG社員はこれ(↓英文)を読めと言いたい。
http://www.voxeu.org/index.php?q=node/2966
このblog(↓)で翻訳してくれている。
http://d.hatena.ne.jp/ryozo18/20090306/1236273368

そもそも貰いすぎなのだ。この状況下でまだ貰おうという強欲さはなんとかしてほしい。

危機対応の最先端?

2009年03月02日 | その他
迷惑メールの代名詞「SPAM」の由来となった肉の缶詰SPAMというのをご存じだろうか。米国では有名な食品である。日本でも米軍基地がある沖縄ではポピュラーな食べ物になっている。本土でも沖縄料理店とかでSPAMを使った料理メニューがあることを確認している。ただし、タチの悪いSPAM(コメント)に立腹してから私は報復のためSPAM(食べ物)を食べていない。
このSPAMを製造するのがホーメル・フーズという会社である。
現在底が見えない下落基調にある株式市場の中で、このホーメル・フーズと銃器メーカー大手のスターム・ルガー社の株価が底堅く推移している。

ホーメル・フーズの株価推移(直近3か月)↓
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=HRL&t=3m&l=on&z=m&q=l&c=
スターム・ルガーの株価推移(同)↓
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=RGR&t=3m&l=on&z=m&q=l&c=

また、商品市場では金(GOLD)が人気だ。
消費者信頼感指数が低落するなかでのこの状況をとらえて、米国の某アナリストが以下のように分析しているという。

「すぐに換金できる金と缶詰のSPAMを貯蔵し、銃をかたわらに地下室にこもる米国人が増えている」


世の中は徐々にキナ臭くなってきた。
日本では海外で起きるような暴動はまず発生しないので、ここまでの防衛策は必要ないと思うが、貧乏性の私が考えている危機対応策(→LINK)と似たような状況まで想定する人間が米国内に増えているとするといよいよヤバイ。
なぜなら日本と比べて米国には貧乏性気質の人は少ないと思うからだ。もし貧乏性が多かったならば、貯金もせず、収入を考えないで多額のローンを組んで家を建て、燃費の悪いクルマをガンガン乗り回し、肥満どこ吹く風の高カロリー食品をガツガツ食べるような消費性向だったはずがない。
貧乏性でない民族がそこまで意識しているとなると、貧乏性特有の取り越し苦労に終わらない可能性が・・・・・・というわけである。

最近、金・プラチナの売買を促すBookOffのメールが増えている(メールはケータイ会員になっていると届く)のも気になる。

そこまで厳しい状況になる可能性が高まっているとすると、過去のエントリ(→LINK)でリーマンブラザースを破綻させたことを安易に首是した自分の浅はかさを反省せよと言われている気分にもなってしまう。
いよいよ本当に野菜の種と缶詰をしっかりストックしなければならないのかなあ。
かといってSPAMを買うつもりはないけれど(笑)。