家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

障子の張替え後の姿

2009年10月25日 | 我が家のスペシャルな仕様
 
昨日、障子の張替えが終わった。
一つ前のエントリで述べたように、張替えの腕は後になるほど上がるので、一番目立つ場所は最後に回した。
少し気が早いが、これで来年の正月も気分よく迎えられるだろう。



障子紙が少々余ったので何に使おうか考え中。

障子の張替え前の姿

2009年10月18日 | 我が家のスペシャルな事情
何年もさぼっていた古屋の雪見障子の張替えをすることにした。
古い障子紙をはがした図は珍しいので写真に収めた。
今後、父と母が手本を見せながら、家族で張替えをやることになる。
こういう作業って、やっていくうちに慣れてきて、最初の1、2本と比べると最後のほうは手際よくきれいに仕上がるものである。作業が終わればせっかくの技術力の向上はそこで終わり。貧乏性にとってはそれが何か残念なふうに思えてしまうのだ。

建具関連エントリ
「建具の日」――職人の「仕事」を大切に

金木犀09

2009年10月11日 | 我が家のスペシャルな事情
 
我が家の金木犀が花開いた。
2階のウッドデッキテラスにいると、そよ風に乗っていい香りが運ばれてくる。

我が家の金木犀は南側に植えてあるのだが、家屋の陰に隠れてリビングからは見えない位置にある。
私は平日は早朝に出かけ日がとっぷりと暮れたころに帰宅するため、花をつけたことに気づかずに落花してしまうことが何度もあった。
例えば2005年がそうだった(→LINK)。

今回はしばらくまえにスターアニスさんがブログで報告していたため、意識していた。また、先日のエントリにコメントしてくれたENEMIさんも金木犀報告をしていたので気づくことができた。
2007年はノアノアさんが気づかせてくれた(→LINK)。
ネット仲間に感謝である。

台風による小さな(?)被害

2009年10月09日 | 新幹線通勤
 先日の台風18号で私は被害をうけた。
 家とか、家族は問題ない。仕事上、大事をとって職場近くのホテルに宿泊することになり、私は家に帰れなかったのだ。
 それだけにとどまればよかったのだが・・・。

 台風が通り過ぎたその夜、前から予定に入っていた上司主催の宴会があって、台風のせいでなんとなく疲れてそれに参加したのがいけなかった。
 帰りの新幹線で乗り過ごしてしまったのだ。
 かつて頼りにしていた夜行列車「ムーンライトながら」はすでに臨時列車となり使えなくなっている(LINK)。それで連続で外泊することに。

 ただこういうとき、乗り過ごしの経験値が無駄に高いのが役に立ったりする。過去に使ったことのある駅前のビジネスホテルに迷わず直行。しかも前回もらった割引券を利用して安く泊まることができた。
 それでも散財は散財。上司の資金でお酒を飲み、自分で酒を飲んだくらいに使ってしまった(乗り越し分は「誤乗」という措置にしてもらって運賃の追加はなし)。
 それを金銭的にはほぼチャラ、と考えるところが、ポジティブシンキングの達人(単におめでたい奴ともいう)たる私の真骨頂である。
 ただし、いい気になってはいけないのだ。妻の軽蔑したまなざしからは免れられなかったのだから・・・。


過去の乗り過ごしシリーズ+α
乗り過ごし、ダメージレベル「低」
へろへろーー深夜の大遠足
「ながら」よ今夜もありがとう
「ながら」の常連

早く降りてしまった男

名古屋タッチアンドゴー



小さきものはみなうつくし

2009年10月07日 | レザークラフト

清少納言 枕草紙より 

何も何も小さきものはみなうつくし

小さいものは皆かわいらしい。
肯く相手が清少納言とするとおそれおおいのだが、まったく同意するしかない。
私も小さいものは大好きで、見かけるとつい購入してしまうからだ。
ただ、私の琴線に触れるものには特徴があると思っている。
それは道具であることが多く、装飾品やマスコットは非常に少ない。
実際に使えるのだけれども規格外に小さいもの、というのに惹かれる。
実用にこだわるのは多分に自分の貧乏性気質によるものと思われるが、ただ小さいという以外の条件とか制約を設けることで、収集物に個性を反映した一本の筋が入るように思っている。

自分が作るものも小ささを追求することがよくある。
例えば
世界一小さいスケジュール手帳カバーであり、キーホルダーにつけるコインホルダーであり、98対応式マネークリップであり、チビRHODIAカバーであり、がまプチである。
いずれも実際に使用できるものであり、ミニチュアでもなく、オブジェの類でもない。

先日、ブログ開設当初にネット上で知り合ったchiezokunさんのプレゼント企画に当選した。
とてもおしゃれな巾着に入れられたかわいらしい小物類で、妻へのプレゼントとさせてもらった。そこで感謝の意を込めて極小の財布をハンドメイドしてプレゼント返しさせていただいた。↓

    

chezokunさんとはまだリアルで対面したことはないのだが、何せ5年も交流があったので趣味嗜好の一端をよく知っている。
chiezokunさんは何を隠そう、私と同じ「ちっちゃいもの好き」なのだ。しかもハンドメイドの達人でもあり、住宅は我が家と同様、「ミシン室」を備えていたりする。僭越ながら心の友のような気さえしている。

相手のことを知っていると、製作時間はより楽しくなる。「こういうものなら喜んでもらえるのじゃないか」と考えながらモノ作りができるのは作り手にとってとても幸せなことなのだ。
この感覚も清少納言のいう「うつくし」に通ずるように思う。

 

    
↑ごらんのように1000円札と500円玉が入る。ちゃんと「使える」のだ。
頻繁に使うのではなく、いざという時に活躍するはずのものと認識してほしい。
すでにchiezokunさんのところに嫁いでいって私の手元にはない。
chiezokunさんのブログ「* Mon petit chateau *」で紹介していただいたのでトラックバックする。


ざくろの実09

2009年10月03日 | 我が家のスペシャルな事情
我が家のざくろがひさしぶりに一つだけ実をつけた。
前回つけたのは2005年なので4年前になる(LINK)。

4年前は新築後の作庭のため移植したのがきっかけで、種の存続のために老体に鞭打って実をならせたと推測している。
今回実をつけたのは、根元付近からでている枝である。新しい幹とするために伸ばしている部分だ。
こちらに実をつけたということはそろそろ世代交代の時期がきているのかもしれない。

いずれにしろ、ざくろの実は縁起のいいものであるのでうれしいことである。
いつも実をつける木ではないだけに、ごりやくがあるような気がする。