家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

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「メイド」と「ビズ」で畳の普及って…

2008年05月26日 | 家について思ったことなど
畳の上でごろ寝が気持ちいい季節である。
こういう時、夫婦の部屋を和室にしておいてよかったと思う。
生粋の和室である古屋の座敷も当然、畳だ。
旧宅の建て替えに合わせて古屋も壁や屋根をリフォームしているが、畳はその前に変えていた。
両親が近隣市の文化財となっている脇本陣を訪問したとき、そこに収められた畳にほれてしまって、そこに納入した畳屋に頼んで入れたものだ。
国産イ草を使った伝統的な造り方をしている琉球畳である。価格もそれなりに高かったわけだが、古屋を愛する一家として奮発してしまった。

そんなこんなで畳には少々思い入れがある。
イ草農家や畳屋の減少の話などを聞くと残念に思う。
ただ「業界」でも手をこまねいているばかりではないらしい。

アサヒコムより↓
http://www.asahi.com/life/update/0525/SEB200805250014.html
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畳投げ、「飛ぶように売れて」と願い込め 熊本・八代
2008年05月26日06時18分

 全国一のイ草産地、熊本県八代市鏡町のふる郷(さと)愛鏡祭(あいきょうさい)で25日、名物・畳投げ大会があった。子どもから84歳まで30人が特産の畳を思い切り投げ上げた。
(中略)
 畳の需要は住宅の洋風化や安価な中国産に押されて低迷が続く。大切な商品の余興への利用に「景気づけです」と農協関係者。「飛ぶように売れて」の思いは届くか。
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「この方向性はちょっと違うだろ」と言いたくなる。参加人数が30人というのも、逆に盛り上がったのかと心配になった。これじゃあ町内会のお祭りレベルではないか。
しかし、これはまだいいのである。

問題はこれ↓。
http://www.asahi.com/life/update/0523/TKY200805230043.html
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畳部屋にお帰りなさいませ、ご主人様
2008年05月24日18時58分

 需要が落ち込む畳の人気を盛り返そうと、全国畳産業振興会が畳の良さをアピールする「畳ビズのうた」を作成、歌にあわせて踊る畳メードとともに、東京都内でPRしている。
 歌は、イグサが部屋の空気をきれいにし、地球環境にやさしいと強調。畳のエプロンと畳のネコ耳姿のメードが、畳を作るしぐさで歌にあわせて踊る趣向で、CDを全国約1万の畳店で売り出す。
(中略)
 メードの、みうなさんと苺(いちご)さんは「歌を通じて畳の良さを見直してほしい。畳の世界へお帰りなさいませ」。
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「畳メード」とやらの写真は↓。
http://www.asahi.com/photonews/TKY200805230043.html

脱力・・・・・・・・。畳メイドね。
畳は「和」の世界のアイテムだ。洋風のメイド(メードじゃなくてメイドでしょ→朝日新聞さん)と組み合わせてどうする。
畳部屋にメイドなんて、「ハチワンダイバー」からヒントでも得たのか?
マンガならその組み合わせはアリだと思うが、畳の良さをうったえるのなら、おかみさん(若女将)とか仲居さんとか女中さん、または腰元を採用すべきだろう。

もうひとつ言いたい。
「畳ビズ」って何?
もしかしてクールビズとかウォームビズに倣ったのか?
ビズの意味分かってますかー?

どんな歌詞になっているか調べてみたらコチラにあった↓
「畳ビズのうた」記者発表会 概要
「ビズビズ ビズビズ 畳でビズビズ」って・・・。 どう考えても「ビズ」の意味がわかってない(※)。
ビズとはそもそもビジネスのことですよー。
「畳ビズ」にしたら、「オフィスを畳にしよう」ってことになるんですけど…。(その風景、ちょっとあこがれたりして:笑)
流行モノの言葉を使えばいいってものじゃないでしょうに。

さらに調べてみたら、
あなたが踊る 『畳ビズのうた』 動画 大募集」なんてのまでやっている。
選ばれると、置きタタミ3畳がもらえるそう。予測応募数からしたら、畳GETの確率は高い。
新築やリフォームを考えている人はチャレンジだ。
『畳ビズのうた』で畳を施主支給・・・。
変わった施主支給をした我が家でもこればっかりは・・・。

<結論>
「畳の将来」より「畳ギョーカイの将来」の方が心配だ。



過去の畳関連エントリ

畳の日


※)一回聞いたら頭の中でリフレインし続けそう。ビズビズというより脳がグズグズになるかも。6月から全国1万の畳屋さんで販売開始らしい。興味のある人は畳屋さんにGO!
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無人販売所を世界遺産に

2008年05月22日 | その他
当地方には近隣の農家が出店する無人販売所というものがある。
販売所といっても大概半畳ほどの大きさの小屋で、みかんとか芋とか農作物をビニール袋につめて100円か200円の値札をつけて置いてあるだけ。買いたい人は、据え付けてある箱やペットボトルにお金を入れて商品を持って帰るという仕組み。
他県でも見たし、ずいぶん前だが東京の世田谷区でも見かけたことがあるので、日本のそこかしこにあるのではないか。
これを見るたびに「日本って良い国だ」ってしみじみ思う。
売る人がいなくとも、買う人がお金を支払ってくれると信頼することが前提なのである。

他国では屋外に自動販売機すら置けないらしい。トラックでやってきて自動販売機ごと商品とお金を盗まれてしまうからだという。そんな土地柄では、無人販売所などという存在は想像すらできないだろう。
無人販売所を設置できるという環境は世界的に誇りに思っていいことだ。

それでも最近は不心得者が増えてきていているという。100円なのに10円玉とか1円玉を1枚入れて立ち去る輩や、お金を入れるフリをして商品を持ち去る輩が後を絶たないとの話を聞く。ある無人販売所は商品を並べた後しばらくの時間は有人化せざるをえなくなったという。ろくにお金も払わずにいいモノをより分けて持っていく人間が頻繁に出没したらしい。
もし、そのような不心得者が全体の1割以上にもなったら、無人販売はむしろ損になり販売所自体を閉じてしまうことになりかねない。
農家の高齢化進行もあるのだろうが、無人販売所が徐々に減っている理由が不心得者の増加であってほしくはないものだ。

思い切って無人販売所を世界遺産として登録したらいいと思う。
山小屋に向かう道すがらは、さながら「無人販売通り」(ちょっと大げさだが)。この風景は癒し効果すらある。
世界遺産となれば、無人販売所を守れるということもさることながら、そのようなすばらしいものであると社会的に意識させることで、不心得者を減らすこともできるし、日本という国の民度の高さと治安の良さを世界に知らしめ、民族の国際的信用力をさらに高めることができるのではないか。
将来、日本全体の高齢化が進み、外国人労働者を多数流入させざるをえないような状況になったとしても、目の前にある小さな小屋が世界遺産なのだということを教えれば、窃盗の抑止につながると思う。
私は、もしかしたら、世界遺産を認定する立場にある民度の高い外国人ですら、無人販売所が成り立っている事実に驚くのではないかと思っている。

世界遺産化の第一歩として、まず、行政で地域ごとの無人販売所の統計を取ってみたらどうだろう。
農地がそもそも少ない地域もあるので、農地面積当たりの数とか、道路の通行量と比べた数とか、取扱品目数なども補足的に算出するといいかもしれない。
その統計で高い数値が出たならば、地域の誇りとなるはずだ。
政治家は箱物を作ったことを自慢するより、そういう数字を自慢するほうがよほどいい。
税金の使い方として私は賛成する。
GDPや景気動向指数のような既存の統計より、はるかに豊かさを表現できるはずだ。きっと世界に向けて発信したくなる。そんな統計を出せる国は世界にいくらもないだろう。堅苦しく愛国心教育などをやらなくても、健全な愛国心を育む効果もあるのではないか。

はれて世界遺産となったあかつきには、我が家も(自給率100%の)クレソンを無人販売で売ってみることにする。我が家の軒先に世界遺産があるなんてステキじゃないか。そうしていろんな人が無人販売を始めたら、とてもいい社会になるだろうなあ。


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やまぼうし くの一手裏剣

2008年05月11日 | やまぼうし

やまぼうし連合のaiai理事長スターアニス総統が威勢のいい開花ぶりを報告していて、ちょっと悔しい(笑)ので、我が家の色っぽい手裏剣を紹介する。

    

これを、くの一手裏剣と名付ける。後ろのほうにもくの一達が控えている。

一方、ちゃんと「白」もある。

    

どうです。めでたいでしょう。

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オトシブミの風鈴

2008年05月06日 | 山小屋・ログハウス

         
    
山小屋近辺はまさに緑の季節になっていた。
コナラ、モミジ、ウメ、イチョウ、そして苔、すべてが緑。
緑の季節の風は最高に心地よい。

玄関脇のコナラを見たら面白い造形を見つけた↓。

           

そう、オトシブミ。まるで風鈴のようだと思った。
いっそう風が心地よくなった。

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