家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

バインダーボール+バインダーシャープ+ジョッター

2010年05月29日 | その他

サンスターのバインダーボールという文具がある。
紙を挟むバインダークリップとボールペンが一体化したものである。
メモ帳などを、カバーをつけずに使うとき、このペンがコバンザメのようにはりつくというわけ。ガジェット好きな私はすぐにこれを購入していた。
ただ、自分が使うメモは大体カバーを自作してペンホルダーまでつけてしまう(これ→LINK とか これ→LINK)ので、このバインダーボールの出番はなかなか無かった。

最近になって、バインダーシャープというシャープペンタイプが発売された。
これを機に、バインダーボールとバインダーシャープの二刀流での使用方法を思いついたので、紹介してみる。

 
 上がバインダーボール、下がバインダーシャープ


準備は簡単。バインダーボールとバインダーシャープにジョッターメモ用紙を用意するだけ。
普通、ジョッターメモは台紙のような板に挟み込んで使うものだが、それはいらない。用紙のみあればいい。
サイズは5×3タイプ(75mm×125mm)がぴったりである。
これを30枚から50枚程度重ねてバインダーボールとバインダーシャープを両側から挟みこむだけ。

  
 5×3タイプのジョッターにあつらえたようにピッタリ。
 2つの側面を保護できる。

バインダーでメモを挟み込むので紙の「押さえ」は不要。
使うときはバインダーボールとバインダーシャープのどちらかをはずしてメモをとる。片側がバインドされているので紙が分散することもない。

また、メモ用紙を素で持つので表、裏どちらも使えるという利点もある。

メモをとりやすくするために、堅い板(プラ板とかアクリル板とか)を5×3タイプと同じサイズにカットして真ん中にはさみこんでもいいだろう。

最初にバインダーボールを購入したとき、黒を買ってしまったので、色の組み合わせの好みでバインダーシャープも黒にしてしまったが、これから夏シーズンなので青と白の組み合わせで使うなんてのもありだと思う。

サンスターさんはジョッター用紙と組み合わせて販売してみたらどうだろうか。


ジョッター関連エントリ

Pさんのジョッター付きIDカードホルダー


羽根のない扇風機

2010年05月29日 | 我が家のスペシャルな事情
 ダイソンの「羽根のない扇風機」(エアマルチプライアー)を買った。30cmタイプである。
 昨年から買うぞと決めていたものだ。
 
 先日、秋葉原の家電店にあるのを確認し、自宅近所の家電量販店をのぞいてみたら店頭に並んでいたので、即購入した。

パンフにも書いてあるが機能的メリットは
・掃除・手入れが楽
・風量が微調整できる
というあたり。
 しかしなんといってもウリは画期的技術によってなしえたデザインであろう。
 シンプルなわっかから風が送られてくることの不思議さ、未来感。SF少年だった私(関連エントリ→LINK)を虜にするのに十分だった。
 昨年のオフシーズンに発売されたが、今年のシーズン初期に購入したのだから、アーリーアダプターといえると思う(関連エントリ→LINK)。少なくともわが地域においてはまちがいなくアーリーアダプターだろう。

 さて、商品宣伝とも思われたくもないので、デメリットもあげておこう。
 まず、いいお値段だということ。多少値引きさせても三万円台半ばの金額だった。
 次に、音は思ったより静かではないということ。羽根がない分、音が出ないようにも思うが、それなりの音はある。だいたいダイソンの代名詞ともいうべき掃除機の弱点が音だったはず。無理もないかもしれない。私の感覚では、普通の扇風機とどっこいどっこいという感じ。
 細かなことをいえばタイマー機能もなかったりする。

 私自身は満足しており、人にオススメできるとも思っているが、客観的に見れば「ちょっと贅沢な扇風機」という感じだろう。そのあたりが「キャズム」を越えられるかどうかを左右しそうだ。

 すでに所有している者としては、今後そんなに普及しないほうがむしろうれしかったりする。誰も彼もが持っているものではないという状況を満喫する時間は長い方がいいのである。

便利も考えもの

2010年05月23日 | 家について思ったことなど
 最近、夜中とか朝とかトイレに入り、手を洗う段になって失敗することがたまにある。
 蛇口のレバーを動かさず、蛇口の下に手を入れて水が出てくるのを待っていたりするのだ。
 そう、会社のトイレにある自動水栓に慣れてしまって、寝ぼけている時、つい同じアクションをしてしまうのだ。
 「それが失敗か」といわれるほどのたわいもない失敗ではある。
 ただ、もし子供のころから、自宅も自動水栓で、学校も自動水栓で、という環境で育ったら、ちとやばいかも、と思える。
 昔の蛇口を使う場面で、レバーを動かすということを知らなくて立ち往生したまま動けない子供、という場面はありえるかもしれない。
 
 そんなことを思わせる格好の映像がYoutubeにあった↓。

http://www.youtube.com/watch?v=FSIkjNaICsg

 ばかばかしくて笑えるが、このような極端なものはともかく、昔の人だったら何でもなくクリアできるトラブルがクリアできなくなっている人は増えているようにも思う。

 便利な道具はありがたいものだが、便利が当たり前になりすぎるのも考え物だ。
 
 道具や機械の原理を知っておき、素手の自分ができることは何かを意識的に考える努力をしないと、昔の人間より退化してしまう時代になったのではないだろうか。
 
 貧乏性の私は、自動水栓にしなかったことをこうしてポジティブシンキングするのであった。