家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

危機対応の最先端?

2009年03月02日 | その他
迷惑メールの代名詞「SPAM」の由来となった肉の缶詰SPAMというのをご存じだろうか。米国では有名な食品である。日本でも米軍基地がある沖縄ではポピュラーな食べ物になっている。本土でも沖縄料理店とかでSPAMを使った料理メニューがあることを確認している。ただし、タチの悪いSPAM(コメント)に立腹してから私は報復のためSPAM(食べ物)を食べていない。
このSPAMを製造するのがホーメル・フーズという会社である。
現在底が見えない下落基調にある株式市場の中で、このホーメル・フーズと銃器メーカー大手のスターム・ルガー社の株価が底堅く推移している。

ホーメル・フーズの株価推移(直近3か月)↓
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=HRL&t=3m&l=on&z=m&q=l&c=
スターム・ルガーの株価推移(同)↓
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=RGR&t=3m&l=on&z=m&q=l&c=

また、商品市場では金(GOLD)が人気だ。
消費者信頼感指数が低落するなかでのこの状況をとらえて、米国の某アナリストが以下のように分析しているという。

「すぐに換金できる金と缶詰のSPAMを貯蔵し、銃をかたわらに地下室にこもる米国人が増えている」


世の中は徐々にキナ臭くなってきた。
日本では海外で起きるような暴動はまず発生しないので、ここまでの防衛策は必要ないと思うが、貧乏性の私が考えている危機対応策(→LINK)と似たような状況まで想定する人間が米国内に増えているとするといよいよヤバイ。
なぜなら日本と比べて米国には貧乏性気質の人は少ないと思うからだ。もし貧乏性が多かったならば、貯金もせず、収入を考えないで多額のローンを組んで家を建て、燃費の悪いクルマをガンガン乗り回し、肥満どこ吹く風の高カロリー食品をガツガツ食べるような消費性向だったはずがない。
貧乏性でない民族がそこまで意識しているとなると、貧乏性特有の取り越し苦労に終わらない可能性が・・・・・・というわけである。

最近、金・プラチナの売買を促すBookOffのメールが増えている(メールはケータイ会員になっていると届く)のも気になる。

そこまで厳しい状況になる可能性が高まっているとすると、過去のエントリ(→LINK)でリーマンブラザースを破綻させたことを安易に首是した自分の浅はかさを反省せよと言われている気分にもなってしまう。
いよいよ本当に野菜の種と缶詰をしっかりストックしなければならないのかなあ。
かといってSPAMを買うつもりはないけれど(笑)。


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2 コメント

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ぜひ (aiai)
2009-03-06 22:31:32
非常食に「カンパン」もリストに加えてください。
わが家のカウンターにはなぜか08年1月に品質保持期限の切れた「カンパン」が置きっぱなしになっています。
本能的に危機を感じている訳でなく、食べそびれたのにただもったいなくて捨てられなかったりするだけなんですが(笑)
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カンパンですか (garaika)
2009-03-12 01:11:54
aiaiさん、カンパンって別に普通に食べれますけどおいしくはないですよね。だから、つい賞味期限を切らしてしまう。
考え方を変えれば…
品質保持期限が切れた食品を食べても大丈夫な強靭な胃を作るのも危機管理対応かもしれません。
そのためにチャレンジしてみては(笑)。当方は責任持てませんけど。
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