ギャラリー三昧

ギャラリー觀
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古代ビーズ・ジュエリー展

2009年07月09日 | アート・文化

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真ん中「金トンボ玉ネックレス」ローマ時代(1~2世紀)エジプトのアレクサンドリアから出土。ガラスとガラスの間に金箔を挟みこんで作られている。ゴールドサンドイッチビーズとも言われている。当時の最高技術で作られた。

Img_0434 「ラピスラズリ」バクトリア王国(BC3~AD2世紀)。ラピスラズリは古代エジプト時代からアフガニスタンから輸出されていた石。当時は金よりも価値が高かったとされており、ツタンカーメンの黄金のマスクにも象嵌されて使われていた。

エジプト・インダスなどの古代文明遺跡から発掘された玉石やトンボ玉などに金・銀細工をほどこし、新たなジュエリーによみがえらせているリムルの片桐さん9・11・12・18・19・20日は在廊されております。海外で発掘品を蒐集したお話や海外のオークションでの話しなど興味深いお話も聞けます。

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唯山コレクション・ヘレニズム時代のネックッレス(エジプト紀元前1~紀元後1世紀)強化ガラス&ゴールド(金細工)ヘレニズム時代のアレクサンドリア地方ではこのような美しく素晴しい技術のジュエリーが多く作られていた。

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唯山コレクション・ローマ時代(トンボ玉)(人面)紀元前1世紀頃。はじめにパーツを作っておき、後にガラスの素地に溶着・象嵌して、複雑で綿密な文様を作っている。スゴイ技術!片桐氏曰くこの時代にガラスの技術の9割はもう完成されていたとの事。

同時に東北初、片桐氏監修の「唯山コレクション」約40点も展示。

昨晩、飾り付け終了後インド料理屋さんで片桐さんと店員さんがネパール語でやり取りしたのにはビックリ。片桐さんとボクは、ベリースパイシー(超辛口)のカレーを完食(汗)!!文化人類学の現地調査・金細工と金細工師の研究でネパールにも滞在なさっていた片桐さんの、いろんなジャンルに深い~~お話はとても面白くタメになります!

本日はテレビ局や各種メディアが取材多数!!


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