3月3日桃の節句から始まったうるわし帯の会、3.4.5日と
コレクターの寺岡由美子さんがご在廊し、皆様それぞれに着物談義に花を咲かせ
ファッションショーを楽しみ賑やかな三日間となりました。
黄地松竹梅吉祥文様振袖
片袖と後背が白地になっています。
五色地鹿の子吉祥裂振袖
金泥で描かれた宝尽し紋裂も散りばめられていて趣があります。
大胆ですが全体的に品よく古典的でありながらモダン。
おしゃれの最上級者の着こなし
経錦と羅の二つで人間国宝の北村武資さんの帯
良心的お値段に皆さん安心してお選びいただいています。
ラオスの織を帯にお仕立てしたもの
帯上げで印象が全く変わります。
おしゃれ最上級者パート2
今年の干支酉紋の帯を締められて。あかね染絞りのはんなりコートの
裏地はこんなモダンな生地を使って。。。
洋服よりより自由で大胆な遊びが出来るのがキモノの愉しみでもあります。
季節の梅文様訪問着。地色がまた品よくきれい。
淡いベージュ地のお召のお着物に紫地唐草紋の上品な帯を合わせて。
優しいクリームの帯締めと落ち着いたピンクの帯上げではんなりコーデ。
真綿手引きの手織り米沢紬新田さんの着物に半巾や染帯を合わせて。
手で引き出して紡いだ手紬糸は空気をたくさん含んでとても軽く、
極上の触り心地、着心地です。
更紗小紋に川島製黒地袋帯。
王家のみに着用を許された黄色地の首里織の着物に絞りの染帯と
太子間道の織の帯。うひゃうひゃなかなか強いコンビですがマッチしますね。
太子間道は法隆寺伝来の経糸で絣で縞を表現しているのが特徴。名物裂でもあります。
色々趣のある帯地をアップで。
牛首紬、弓浜絣、久留米絣の着尺地
牛首は三大紬の一つ。釘が抜けるほど丈夫なことから釘抜紬とも。憧れ~。
こちらの久米島は書生柄とも。
色無地絽着尺。夏物の着物や帯もけっこうそろっています。
龍村平蔵の帯。締め心地がいーんですよね。さすがです。
寺岡さん怒涛の賑々しい三日間おつかれさまでした。
郡山から次のお仕事地福岡へまっすぐ発っていかれました。
ありがとうございました。