グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

港区麻布地区 防災マップが届きました

2024-04-15 15:34:01 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。

当社は港区六本木にあり、区内のエリア区分では「麻布地区」になります。
その麻布地区の総合支所 協働推進課から「防災マップ」が届きました。

さっそく手に取るとありました、ありました、音声コード! 右下に「Uni-Voice 音声コード」と書かれています。
その右側には半円の切り欠き。


▲音声コードのついた封筒と、コンパクトサイズの防災マップ


中に入っていたマップは112mm×77mmに折り畳まれていて、広げるとA2用紙よりやや小さめ、というサイズ感です。
音声コードのついている封筒の用紙はやや濃い目のブルー。
JAVIS(特定非営利活動法人 日本視覚障がい情報普及支援協会)さんのサイトでは「淡色系のカラーであれば基本的に問題ない」とされていますが、さてこの用紙カラーは読み取れるでしょうか?

読めました!

内容は「防災マップを配布したので活用してください」というもの。問い合わせ先として麻布地区総合支所 協働推進課の住所と電話番号。
…これでは視覚に障がいのある方向けの音声コードとしては少々不親切では?思ってしまいました。

中に掲載されている情報の全てを音声コードに格納するのは困難だとしても、この防災マップについてもう少し具体的な内容をお伝えしても良いのではないでしょうか?
地震発生時の避難の流れや区民の避難所を紹介しています、というように。
そしてただ問い合わせ先を伝えるだけでなく、「問い合わせ先に連絡すれば地域の避難所をお知らせします」といったアナウンスがあると問い合わせがしやすいと思います。

せっかく音声コード ユニボイス(Uni-Voice)が掲載されているのだから、そのポテンシャルを十分に活用できるような音声内容だと良いな、と思いました。

グラフィックメイトでは、音声コードに格納する原稿の作成も承っています。
見えない方、見えにくい方が「知りたい情報」は何か。しっかり検討して原稿を作成します。
お気軽にご相談ください。

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