フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

フランス語のぼうけん

2006年11月12日 11時59分29秒 | 多読
フランスの学習絵本ではずせない人と言えばAlain Grée
60年代から70年代にかけて、ベルギーの学習絵本専門の出版社カスターマンから学習絵本をたくさん出版されています。

Alain Gréeの絵本は古本でしか入手できなかったのですが、今年、ジェネオンエンタテインメント社から「フランス語のぼうけん AからZ 500のことば」として新たに出版されました。

オリジナルの本はフランス語とオランダ語が併記された本だったようですが、「フランス語のぼうけん」では、オランダ語の部分が日本語に置き換えられています。
単なるABCの本ではなくたくさんの例文が付いています。

たとえばAの項目をみますと、

L'accidenté arrive à l'hopital dans l'ambulance.
けが人はきゅうきゅう車でびょういんにはこばれます。
(arriverとdans、こんなふうにして使うんですね。)

L'abeille est un animal : c'est un insecte.
ミツバチは生きものです。虫です。
(animalって「動物」っていう意味だけじゃなかったんだ!)

L'auto a une antenne-radio.
車にはカーラジオのアンテナがあります。
(そうそう、avoirってこんなふうに使えるんですよね。)

と、なかなか発見の多い例文がずらり。

2000円と絵本としてはちょっぴり高いのですが、フランス語だけの絵本を日本で買おうとすると、この値段ではなかなかありません。
おすすめの一冊です。