フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

カソビッツとサルコジがblogで決闘

2005年11月29日 22時33分45秒 | フランス語でニュース
Duel sur blog entre Kassovitz et Sarkozy

duel (m) 決闘

Yahoo Franceからのニュースです。

Le 17 novembre, le réalisateur Mathieu Kassovitz a posté sur son blog une note intitulée «La France d'en bas...» dans laquelle il exprime son point de vue sur les événements qui ont secoué les «banlieues de France».

réalisateur (m) (映画の)監督
poster 投函する
intitulé 題をつけられた
exprimer 示す
point de vue (m) 見解
événement (m) 事件
secouer 動揺させる

11月17日、マチュー・カソヴィッツ監督が自身のblogに「下流社会のフランス・・・」と題して記事を投稿した。そのなかで、「フランスの郊外」を揺さぶった事件について自身の見解を示している。

Parmi les 397 commentaires relevés sur le blog du cinéaste, on peut lire un long message signé d'un certain Nicolas Sarkozy, posté le 22 novembre.

cinéaste (m) 映画監督
un certain ある人

映画監督のblogに397件のコメントが寄せられたが、そのなかに、11月22日にニコラ・サルコジと名乗る誰かが書いた長いメッセージがある。

Par un communiqué, l'UMP a confirmé que la réponse était bien celle de son président et en a publié l'intégralité sur son site avec le surtitre «Tribune».

communiqué (m) 公式声明
UMP 国民運動連合(Union pour un Mouvement Populaire)
président (m) 会長、党首、委員長、裁判長
en ここでは l'intégralité de la réponseのde la réponseの代わり
publier 公表する
intégralité (f) 全部
surtitre タイトル
tribune (f) 論壇

UMPの公式声明で、UMPはこの返事が本物のUMP党首が書いたものであると認めており、UMPのサイトに「論壇」と題してその全文を掲載している。

マチュー・カソヴィッツさんは「クリムゾン・リバー」の監督さんです。

さて何と二人は書いたのでしょうか・・・・・


バカナル

2005年11月23日 18時32分17秒 | フランス語あれこれ
東京、博多、京都にAux Bacchanalesというパン屋、カフェ、兼レストランがありますが、ずっとBacchanalesってなんだろうって思っていました。
が、ようやっとわかりました。

Wikipediaより

Les bacchanales étaient des fêtes religieuses célébrées dans l'Antiquité. Liées aux mystères dionysiaques, elles se tenaient en l'honneur de Dionysos-Bacchus, dieu du vin, de l'ivresse et des débordements, notamment sexuels.

religieux (se) 宗教(上)の
Antiquité 古代(文明)
lié à ~と結びついた
mystère (m) 秘儀
dionysiaque ディオニソスの
se tenir 保つ
en l'honneur de qn (qch) (人)に敬意を表して、(何)を記念して
ivresse (f) 酩酊
débordement (m) 横溢(あふれるほど盛んなこと)

バカナルは古代の宗教的なお祭りであった。ディオニソスの秘儀と関わっており、ブドウ酒、酩酊、横溢、特に性の神であるディオニソス(バックス)のお祭りである。

そういう意味だったんですね。

ところで、バックス(Bacchus)はローマ神話の神様で、ギリシャ神話のディオニュソスの異名であるバッコスがラテン語化してバックスとなったそうです。
バッカスはその英語読み。

参考:wikipedia

大根を救え

2005年11月19日 10時18分12秒 | フランス語でニュース
Il faut sauver le radis géant

sauver 救う
radis (m) ハツカダイコン、ラディッシュ

Yahoo Franceからのニュースです。

Un radis blanc géant, qui avait vaillamment poussé dans l'asphalte, au beau milieu d'une ville japonaise, faisait l'objet jeudi de soins intensifs, après avoir été tailladé par un agresseur inconnu.

vaillamment けなげに
pousser 生える、伸びる
au beau milieu de ~のど真ん中で
faire l'objet de qc. ~の対象となる
soin (m) (複数で)関心事
intensif 強烈な
taillader 切れ目を入れる
agresseur (m) 襲撃者

日本のとある市の街中のアスファルトの中から白くて大きいラディッシュがけなげに生えてきた。ところが木曜日、何者かがこのラディッシュを切り取ってしまったことがわかり、大変な騒ぎとなっている。

Ce radis, de la forme d'une grande carotte, avait attiré l'attention des médias il y a quelques mois, lors de son apparition au bord d'une route à Aioi, une ville de 30.000 habitants dans l'ouest du Japon.

attirer (注意を)引く
lors de ~のときに
apparition (f) 出現
bord (m) 端

ラディッシュといっても、大きいニンジンのようなもので、西日本の相生市の道路わきから現れ、すでに数ヶ月前にメディアの注目を集めていた。相生市は住民数3万人である。

テレビで見ました。
「大ちゃん」っていうんですね。
それにしてもこんなニュースをロイターが流し、それをYahoo Franceで紹介するってことがなんともいえません。

清子さま、民間に嫁ぐ

2005年11月17日 00時05分13秒 | フランス語でニュース
la princesse Sayako se marie avec un roturier

roturier 庶民

Yahoo France のニュースです。
Mariage royal à Tokyo.
東京で皇族の結婚式がある。

La princesse Sayako, fille unique de l'empereur Akihito, épouse mardi un roturier alors que le Japon s'interroge sur l'avenir de la plus ancienne monarchie héréditaire du monde, confrontée à une pénurie de descendants masculins.

alors que であるのに
s'interroger 自問する
monarchie (f) 君主制
héréditaire 世襲の
confronter 対面させる
pénurie (f) 不足
descendant 子孫
masculin 男の
 
日本の世襲による君主制は、世界で最も古い君主制であるが、男の皇族が少なく、将来どうするのか問題になっている。そのさなか、火曜日、天皇明仁の皇女である清子さまが民間に嫁がれる。皇女は清子さま、ただ一人。

La princesse Sayako, 36 ans, et Yoshiki Kuroda, 40 ans, un urbaniste de la ville de Tokyo, se connaissent depuis l'enfance, mais leur idylle a commencé il y a seulement deux ans.

enfance (f) 幼年時代
idylle (f) 純情な恋愛

清子さま、36歳と、東京都の都市計画課の黒田慶樹さん、40歳は小さい頃からのお知りあいであるが、お二人の交際が始まったのはほんの2年前である。

「さやこ」さんて「清子」と書くんですね。

お二人ともお幸せに

イギリス

2005年11月13日 23時28分37秒 | 語彙
高校のときの英語の先生がすごくイギリスかぶれで、イギリスの歴史とか習慣とかの話ばっかりしていました。
教科書はもちろんイギリスに関する小冊子みたいなもので、何が書いてあんのか、全然わかりませんでした。
あの授業の試験は赤点ばっかりだったなあ・・・

そのときに教わったのが英国はイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの四つの地域にわかれていることでした。
日本語のイギリスが英国全体を指しているので、englandが英国全体を指すものと私のクラスのほとんどが思っていたのですが、実際はイングランドという一地域を指すことを教えられ、へえって感心した覚えがあります。

英語を話す際、この区別ができて当然なので、知っている方も多いと思いますが、フランス語となるとどうでしょうか。
私の場合ちゃんと区別して話していませんでした。
まあ、私だけでなくフランス語講座のテキストも私の辞書も
Angleterre イギリス
となっているので、区別していないのは私だけではないですよね、きっと。

イギリスを表す言い方をまとめてみます。

英国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国) le Royaume-Uni
グレートブリテン(でかい方の島のこと) la Grande Bretagne
グレートブリテンの、グレートブリテンに住んでいる人 britannique, Britannique
イングランド l'Angleterre
イングランドの、イングランド人 anglais, Anglais
ウェールズ le Pays de Galles
ウェールズの、ウェールズ人 gallois, Gallois
スコットランド l'Ecosse (f)
スコットランドの、スコットランド人 écossais, Ecossais
アイルランド l'Irlande (f)
アイルランドの irlandais, Irlandais

ちなみに日本語のイギリスはイングランドの意を表すオランダ語のEngelschか、ポルトガル語のInglesから来ているといわれているようです。

sac

2005年11月01日 18時05分09秒 | 語彙
この10月から始まったNHKラジオフランス語講座の応用編「Le petit journal ~新聞に見るフランス語圏の今」、とてもいいですよ。
講師は井上美穂先生とNicolas Gaillard先生。
フランスの中学生から大学生向けに出版されている新聞からの記事を抜粋して読解の練習をするというものです。

最初にその日のテーマに関するクイズがあります。
これは予備知識なしで答えます。
次に本文を聞きます。
全体の筋をつかむ練習として、内容に関する2択式の問題を日本語で聞き、そのあと該当箇所のフランス語の文を聞きます。
これがすごくゆっくり。
自分のわかる簡単な単語をしっかりと聞いて、2択式問題の選択肢のどれと内容が合っているのか探します。
次にさらに具体的な内容に関する質問に答えます。
こちらは選択肢なしです。
次に語彙と文法。
記事にある語彙と文法について解説してくれます。
最後に聞き取り。
一箇所だけ本文の記載内容と異なるところがあるので、それを聞き取ります。

まじめにやろうっと。

10月15日のLeçonより。

袋に関する用語

un sac (en) plastique ビニール袋
un sac réutilisable 繰り返し使える袋
un sac jetable 使い捨て袋
un sac alternatif 代替の袋
un sac à bretelles 手提げ袋
un sac durable 持続可能な(長持ちする)袋