フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

branche

2007年09月26日 22時58分15秒 | 語彙
9月17日のNHKラジオフランス語講座入門編より

branché (話し言葉)今風の、今はやりの

もともとの単語はbrancherで、「(電気器具のプラグを)差し込む」、「(コンセントなどに)つなぐ」という意味です。
コンピュータなどのプラグを差し込んで電気が通じると、いろんなところにアクセスできるようになり、情報が得られるところから「情報通」という意味が生じ、さらにこれが派生して「流行の」という意味が出てきたのだそうです。
branchéを別の言葉で言い換えると à la mode となります。

ZEN

2007年09月23日 18時49分01秒 | フランス語名文・迷文
この夏フランスに行ったとき、TGVに乗りました。
ちょうど食堂車(というのか?立ち食いの食堂車です)のそばの座席に座ったのですが、食堂車と客車の間にはドアがなく、ちょっと嫌だなあと思っていました。
案の定、列車が動き出すと乗客がぞろぞろと食堂車にやって来て、食べ物を食べたり、話をしたり、携帯電話をかけたりで、うるさいのなんの。

私自身、携帯電話を持っていませんので、余計にイライラするのかもしれない、やはり我慢するしかないのね、と思っていましたが、実はフランスでもイライラしている人は結構いたんですね。
今朝の朝日新聞によると、TGVでは2004年からZENと呼ばれる車両が一部に導入され、ZEN車両では携帯電話の使用が禁止されているとのことです。
この車両ではさらに、12歳未満の子供の乗車が断られ、会話も慎むよう求められます。
ZENはもちろん禅宗の禅のことで、「座禅を組むときのような静寂をイメージしての命名」なのだそうです。
さらにZENと正反対の「携帯も会話もゲームも自由でにぎやか」という車両もあって、予約ができるのだそうです。
ということは、普通の車両では何事もほどほどにということなのでしょうか?

とりあえず、ZEN車両、ちょっと試してみたいですね。

faire

2007年09月15日 14時14分56秒 | 語彙
9月5日のNHKラジオフランス語講座入門編より

動詞faireの表現のいろいろ

家事の表現(定冠詞を伴うことに注意)

faire la cuisine 料理をする
faire la vaisselle 食器洗いをする
faire la lessive 洗濯をする
faire le ménage 掃除をする

スポーツ・習い事の表現(部分冠詞を伴うことに注意)

faire du tennis テニスをする
faire du piano ピアノを弾く
faire du français フランス語を学ぶ
faire du théâtre 演劇をやる

活動・行為の表現(不定冠詞を伴うことに注意)

faire une promenade 散歩をする
faire un voyage 旅行をする
faire un travail 仕事をする
faire un salut 会釈をする

冠詞が違っていますね。
先生は「まるごと覚えてください」と言ってましたので、慣用的なものなのかなと思います。

受動態

2007年09月12日 22時41分20秒 | 文法
9月3日のNHKラジオフランス語講座入門編より

日本語では受動態で表されるものをそのままフランス語で表すことはできないことがあります。

カナダではフランス語が話されている。

On parle français au Canada.
×Le français est parlé au Canada.
(これは英語をそのまま翻訳したもの。こうは言わない)

この魚は生で食べられる。

Le poisson se mange cru.
×Le poisson est mangé cru.

代名動詞の受動的用法というそうです。
主語が人以外のときに使われます。

小麦粉がよく売れている。

Le blé se vend bien.
×Le blé est bien vendu.

rugby

2007年09月09日 23時48分31秒 | 発音
ラグビーのワールドカップ2日目(9月8日)は1次リーグ3試合が行われました。
日本はオーストラリアに3-91と大敗してしまいました。

ところでrugby、もちろん英語から来ています。
発音記号はrygbi
でもフランス南部では"g"を発音しません。

ちなみに、ラグビーのプロクラブは南部に多いそうです。

ラグビーワールドカップ開幕でフランスがアルゼンチンに敗れる

2007年09月08日 23時13分22秒 | フランス語でニュース
La France battue par l'Argentine en ouverture du Mondial de rugby

battre (を)打ち負かす(remporter une victoire sur quelqu'un)
ouverture 開会(action d'ouvrir ou de s'ouvrir)

Yahoo France からのニュースです。

Le XV de France a encaissé l'une des défaites les plus humiliantes de son histoire, face à l'Argentine (17-12), en match d'ouverture de "sa" Coupe du monde, vendredi au Stade de France.

Le XV de France フランスチーム(XVはラグビーをするときのチームの人数15人を表しています)
encaisser (打撃などを)受ける
défaite (f) 敗北(fait de perdre une bataille ou une compétition)
humiliant 屈辱的な(qui cause de l'humiliation)
*humiliation (f) = Sentiment d'être humilié
*humilier = blesser quelqu'un en lui faisant honte
stade (m) 競技場(terrain aménagé pour la pratique des sports)
Stade de France スタッド・ド・フランス(サン=ドニにある多目的スタジアム)

金曜日、スタッド・ド・フランスで行われたワールドカップの開幕戦で、開催国フランスがアルゼンチンと戦い(17-12)、チーム史上に残る屈辱的な敗北を帰した。

Cette défaite hypothèque déjà les chances de qualification des Français qui devront remporter leurs trois derniers matches, et battre notamment l'Irlande, le 21 septembre au Stade de France, pour espérer se qualifier pour les quarts de finale.

hypothèquer 拘束する
qualification (f) 出場資格(droit de participer à une compétition après avoir réussi certaines épreuves)
remporter 勝ち取る(gagner dans une compétition)
notamment とくに(particulièrement, surtout)
espérer (+不定詞)~することを期待する(souhaiter la réalisation d'un désir)
se qualifier (pourの)資格を得る(obtenir sa qualification à la suite d'épreuves sportives)
les quarts de finale 準々決勝

この敗北によって、フランスは準々決勝に残るための出場資格を得る可能性が早々に低くなり、9月21日のフランス競技場でのアイルランド戦を含め残りの3試合に勝たなければならなくなった。

前回のワールドカップは4位、前々回は準優勝と強豪チームフランスがまさかの敗退です。
がんばってフランス!

星の王子さま

2007年09月05日 23時46分44秒 | フランス語名文・迷文
8月31日のNHKラジオフランス語講座応用編より

キツネと王子さまが別れるシーンより

-Adieu, dit le renard. Voici mon secret. Il est très simple : on ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux.

-L'essentiel est invisible pour les yeux, rêpêta le petit prince, afin de se souvenir.

afin de+不定詞 ~するために

-C'est le temps que tu as perdu pour ta rose qui fait ta rose si importante.

C'est ~ quiの強調構文
「君のバラのために失った時間こそが、君のバラをかけがえのないものにしている」という意味

-C'est le temps que j'ai perdu pour ma rose..., fit le petit prince, afin de se souvenir.

-Les hommes ont oublié cette vérité, dit le renard. Mais tu ne dois pas l'oublier. Tu devines responsable pour toujours de ce que tuas apprivoisé. Tu es responsable de ta rose...

responsable de ~に対して責任がある
apprivoiser なじみになる(この言葉の解釈はいろいろとあるみたいです。)

星の王子さまの名台詞といえばキツネの"L'essentiel est invisible pour les yeux."(大切なものは目には見えないんだ)です。
講座ではJanick Magne先生が、この台詞はもちろんフランスでも有名ですが、日本のようにこの台詞だけが飛びぬけて注目されるというわけではなく、なぜ日本ではこの台詞がとても受けているのかが知りたいというようなことをおっしゃっていました。
確かに日本ではこの台詞だけが一人歩きしている感じがありますよね。

フランス旅行行ってきました

2007年09月02日 18時04分44秒 | 近況
毎年恒例のフランス旅行に行ってきました。
今回はお塩で有名なGuérande(ゲランド)に行きました。
町自体は小さいのですが、町の中心が城壁で囲まれていて、雰囲気抜群です。
城壁をくぐってすぐのところにある本屋さんが結構私のツボにはまった品揃えをしていて、危なかった(財布が)。
ぐぐっと我慢して1冊だけ本を買い、店を後にしました。
お塩専門店でかわいいビン入りのお塩を買いました。
本当はビン、空(から)で売っていたのですが、塩入れてくれる?って言ったら、入れてくれました。
言ってみるもんですね。
塩代もとられなかったし。

塩田自体は、何年か前にNoirmoutier(ノワムチエ)という島で見学したので、今回は行きませんでした。
ネットで調べると何となくですがGuérandeのほうが規模がでかそうです。

ところで、Noirmoutierものんびりしていて良いところです。
Mont Saint-Michelと同じく引き潮のときに現れる陸橋があり、私が行った時は沈んでいました。
Mont Saint-Michelのように風光明媚とはいきませんが。